楽器をおいて空と飯|26品目 カリフラワーの丸ごとローストと3種のディップ
Keishi Tanaka
- 2024年07月11日
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。今回も2周年スペシャルのゲスト回です!
ビストロを思わせながらの簡単焚き火レシピ!
文◎Keishi Tanaka
写真◎野呂美帆
今回はレギュラーの四本晶シェフはお休み。2周年ゲストとして、「MAISON CINQUANTECINQ(メゾン サンカントサンク)」の八巻淳司シェフにキャンプ飯を考案してもらった。カリフラワーは、丸ごと焼くことで旨みを閉じ込めてほっこり食感になる。できたてはもちろん、冷めてもおいしい野菜のおつまみ。ビストロならではのディップソースにも、ぜひ注目してもらいたい。
カリフラワーの丸ごとローストと3種のディップ
材料(2人前)
カリフラワー……1個
ナス……1本
白醤油……3g
マスタード……4g
オリーブオイル……15g
マヨネーズ……100g
パン粉……60g
LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQの自家製ザアタル……30g
塩……適量
1、カリフラワーを茹でる
大きめのクッカーでお湯を沸かし、塩をひとつまみ入れる。カリフラワーを丸ごと入れて、15分ほど茹でる。全部が浸からない場合は、7分ずつ反転させる。
2、焚き火でホイル焼きにする
茹であがったカリフラワーを、濡れたキッチンペーパーで包み、さらにアルミホイルで包む。焦げやすいので、3回ほどホイルで包むと良い。
焚き火の中に入れて、10分〜15分ほどローストする。家庭やお店ではオーブンでやるところを、焚き火でやるのは初めてとのこと。焦げないように目と鼻を効かせる。
3、ディップソースを作る
ローストしているあいだに、ディップソースを作っておく。今回は簡単な3種類を提案する。
【焼きナスのディップ】
ナスに数カ所の穴を開けておき、薪火で皮を焼きながら火を入れる。皮を剥いたナスを叩いて、マスタード、白醤油、オリーブオイルで味を整える。
【マヨネーズパン粉】
パン粉をゆっくりと空炒りする。キツネ色になったところで火を止めて、オリーブオイルを回しかける。
【ザアタル】
オレガノなどのハーブをミックスした調味料。「LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ」で販売中。
4、盛り付け
ビストロらしく盛り付ける。と言いながら、あえてアルミホイルのまま出すことにした。キャンプではこのほうが映えそうだ。
Atsushi Yamaki | 八巻淳司(左)
代々木上原のビストロ「MAISON CINQUANTECINQ」をはじめ、その系列店で腕を振るってきた人気シェフ。現在はオーナーの丸山智博氏と共に、店舗のプロデュースなども手掛ける。ひっそりとDJとしても活動中。
Keishi Tanaka | 田中啓史(右)
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。新作「KOKORO EP」をリリースし、7月14日の弾き語りと、9月23日の10人編成、2つのワンマンライブに向かう。
SHARE
PROFILE
ランドネ / ミュージシャン
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/