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ジープブランド発の完全バッテリー駆動モデル「ジープ・アベンジャー」登場

これまでジープのEVモデルにはフラッグシップのグランドチェロキーやラングラー、レネゲードにプラグインハイブリッドの4×e(フォー・バイ・イー)がラインナップされてきたが、そこへ新たにジープ初の完全バッテリー駆動のBEVモデル、「アベンジャー」が加わった。

文◉本間 薫

他のEVモデルとは一線を画す、ジープらしさ溢れるデザインと性能

オールニューモデルとなるアベンジャーには54kWhのバッテリーが搭載され、115kw/156psの最高出力と270Nm/27.5kgmの最大トルクを発揮するエレクトリック・モーターで前輪を駆動。普通充電とチャデモ規格の急速充電に対応し、回生ブレーキと併せて一充電走行距離は486km(WLTCモード/国土交通省審査値)にも達する長い航続距離を実現する。それでいてボディサイズは現行ラインナップのなかでもっともコンパクトであり、全長4,105mm×全幅1,775mm×全高1,595mmとレネゲードよりも全長で150mm、全幅で30mmほど短くされている。

▲本来ならばBEVにフロントグリルは必要ないはずだが、アベンジャーはジープ伝統の7スロットグリルをデザイン的に再構成し、その出自を物語る
▲コンパクトながらも前後フェンダーのホイールオープニングはマッシブに張り出し、クラスを超えた力強さをスマートなスタリングに付加している

ただし、サイズは小さくともジープはやはりジープ。伝統の7スロットグリルやジェリ缶のプレス加工をモチーフとしたXモールディングがテールライトに採用され、ジープらしいアイデンティティは健在だ。電気自動車といえば近未来を意識したシンプルなデザインのモデルも多いなか、一目でジープと判る力強いスタイリングがアベンジャーの大きな魅力になる。

もちろん見た目ばかりではなく、200mmと高めに設定された最低地上高や余裕のある20度のアプローチアングルに32度のデパーチャーアングルに加え、セレクテレイン™システムとヒルディセントコントロールを標準装備してオフロード走行に備える。じつは前輪駆動モデルにセレクテレイン™システムが搭載されるのはジープブランドとしては初となり、これにはエコやスポーツにスノーといった常識の範疇を越え、マッドやサンドにまで対応する走行モードが与えられている。

▲ダッシュボードがイエローに染まるのは限定車である「ローンチエディション」の特権。同時に18インチホイールやブラックペイントルーフも採用される
▲いまどきのモデルらしくインストルメントに物理メーターは存在せず、7インチディスプレイのデジタルクラスターが各種インフォメーションを表示する

またヒルディセントコントロールが急な下り坂でも一定速度で走行できるようアシスト。バッテリーはスキッドプレートでカバーされているのでラングラーのようにとまではいかなくとも、発進から太いトルクを発生するエレクトリックモーターとオフロードとの相性の良さもあり、公道上に現れる不整地ならば難なくクリアできるだろう。

今回発売されたアベンジャーのグレードは「アルティテュード」のみの設定となるものの、ドライバーが設定した車線内で位置を維持するレーンキープアシスト機能やストップ&ゴー機能が付いたアダプティブクルーズコントロールを始め、ブラインドスポットモニターなど数々の運転支援システムや安全装備を最初からスタンダードで搭載する。

▲わずか500rpmから最大トルクを発生し、WLTCモード(国土交通省審査値)での一充電航続距離は486kmにも達するe-パワートレイン。バッテリーは約200万km以上にわたってテストされた

アウトドアでの使い勝手も抜群。最大350Lオーバーのラゲッジルーム

当然だがアベンジャーは使い勝手も考え抜かれており、インテリアでは仕切りをアレンジ可能な大型のセンターコンソールなど計26Lの収納スペースと355Lのラゲッジルームが確保され、そのラゲッジルームへのアクセスは広く低いスクエアな開口部で大物の積み降ろしも楽な上に、両手が塞がっているときに便利なハンズフリーパワーリフトゲートまで備えている。さらにはApple CarPlayやAndroid Autoに対応する10.25インチスクリーンのオーディオナビゲーションシステムを備え、「ジープ・モバイル・アプリ」を使用することでスマートフォンから車の位置を特定、リモートでドアのロックやアンロック、バッテリー残量の確認なども可能となる。

▲定員5人でレザーシートを装備。フロントにはシートヒーターも装備され、運転席は6ウェイパワーアジャスタブルで2ウェイランバーサポートも備える
▲リアシートは40:60分割可倒式となる。テールゲートのオープニングはスクエアで大きく低く設定されていて、大きな荷物でも楽に積み降ろしができる

そしてボディカラーにはイエロー系の「サン」とグレー系の「グラナイト」、ブラック系の「ボルケーノ」にホワイト系の「スノー」の4カラーをラインナップし、希望小売価格は580万円。一方、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金は65万円で、これに地方自治体からの補助金がプラスされる。

またアベンジャーの発売を記念した「ローンチエディション」も150台限定で用意され、こちらはパワーサンルーフや18インチホイール、専用ブラックペイントルーフにイエローダッシュボード、実車を忠実に再現した1/43ダイキャストミニチュアカーまで付いて、総額33万円相当の装備を含みながらも15万円高に抑えられた595万円に設定されている。

現在、アベンジャーの成約者には先着500名にe-MOBILITY POWERの全国充電スポットで使用可能な「Jeep chargingカード」がプレゼントされ、3,590円相当のカード発行手数料に月々約9,000円相当の急速・普通充電併用プラン月額会員料金と月180分相当の料金が6カ月間無料になる特典がある。

さらに事前にジープ特設サイトにてアンケートに回答すると発行されるプレゼント引き換えクーポンを持ち、2024年10月12日(土)~14日(月・祝)の期間中に全国のジープ正規ディーラーを訪れると、来場・試乗プレゼントとしてJeepオリジナル・Qiワイヤレス充電器ラージパッドが貰えるJeep Avenger Debut Fairが開催されているので、アベンジャーが気になる方はこれを機会にジープ正規ディーラーで実車を確かめてみてはいかがだろうか。

 

「ジープ・アベンジャー」詳細はこちら

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フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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