iPadイラストレーターMakoさんの本が出ました(弊社以外から)
flick! 編集部
- 2019年07月25日
flick編集部の出している数多くの本の表紙や、中面のイラストを描いて下さってるオケスタジオのMakoさんのiPadイラストの描き方本が出ました。
残念ながら弊社からではありませんが……ご紹介させていただきます。
玄光社から『だれでも描けるiPadクイックスケッチ』というタイトルで2376円(税込)で発売されています。
Makoさんの絵は基本的な画力がすごく高いので、いろんなイラストがお願いしやすいんですよね。フリック!だと、説明のイラストだったり、概念を語るイラストだったりが多いのですが、そういうあいまいなオーダーにも確実に応えて下さる。いつもとても助かってます。
そんなご縁で、昨年のニューヨークでのiPad Proの発表会にもご一緒したのです。
Makoさんはいつも絵を描いてらっしゃって、僕がホテルで原稿を書いている間にも、セントラルパークでもスケッチしてらっしゃいました。
そういえば、ホテルのバーで一杯やってる時には我々のことをスケッチして下さいました。真ん中は私ですが、左右は誰か分かりますか? 某メディアの編集長さんと、著名ライターさんです。
人物の絵を描く人なら、必携のサンプル集
さて、そんな話はさておいて、本の内容のご説明です。内容をちょっと写真を撮ってご紹介する許可をいただいたので、少しお見せしましょう。
本の中心はスケッチのサンプル集ですが、iPadを絵を描くデバイスとして使う方法についても解説されています。
MakoさんはいつもProcreateを使ってらっしゃるので、Procreateの使い方解説です。
iPadで絵を描くための基本的な操作が解説されています。
また、女性モデルをどう描くかの基本的レクチャーを。
Makoさんは骨格を意識して、骨格を単純化した記号のように組合せて描いていくと解説されています。
なるほど。この説明を読めば、男性と女性の違いも描き分けやすいように思います。
様々なポーズも骨格を意識すると描き分けやすいというわけです。
Makoさんほどのベテランでも、しょちゅう裸婦デッサン会や、クロッキー会に行って鍛練されているのがすごいなと思います。純粋に絵を描くのがお好きというのもあると思いますが。たまに、駅や電車の中でも通りすがりの人を素早く描く鍛練をされているということで、本当に達人です。
骨格がしっかりしていれば、着衣の絵を描いても、しっかりしたポーズになるというわけです。
こんな感じで、1000点のサンプルイラストが掲載されています。男性や女性、太った人や痩せた人、ヌードや着衣のさまざまなサンプルがあるので、「なるほど、こういう時はこう描けばいいのか!」というサンプルがかならずあるはずです。
人の絵を描く機会がある人なら、プロアマ問わず参考になると思います。ぜひ。
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(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年8月号 Vol.94』)
(村上タクタ)
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