M1 Macユーザーは絶対要る! ポート不足を解消するOWC Thunderbolt Hub【動画付】
- 2020年11月26日
素晴らしいM1 Macだが、ひとつ問題がある
M1チップを搭載したMacBook Airは素晴らしい。
しかし、筆者のように、MacBook Proなどの上位モデルから乗り換えた人間にとっては、ひとつ問題がある。
ポートが足りないのだ。
もともと2ポートモデルを使ってた人は、それほど感じないかもしれないが、筆者のように元々4ポートモデルを使っていた人にとっては、いくらM1 Macが素晴らしいからといって、ポートが減ると困る。
たとえば、筆者の場合、LG 5Kディスプレイの接続が電源を兼ねてはいるが、それでもディスプレイとSSDを接続すると、もうそれ以上接続できない。
その状態で、SDカードを読むこともできないし、マウスやキーボードを接続することもできない。最近は、ビデオ会議用にウェブカメラや、マイク、ヘッドセットなどを接続しなければならないことも多いが、それも接続できない。とにかく圧倒的にポートが足りないのだ。
M1には、Thunderboltのコントローラが2ポート分しかないということなので、この問題はM1 MacBook Pro(2ポート)や、M1 Mac miniでも共通だ。
困難な、Thunderbolt 3の拡張
となると誰もが考えるのが、ハブを接続することだろうが、筆者の知る限りThunderboltケーブルを拡張できるハブは販売されていないのだ。Thunderbolt 3の仕様としては、デイジーチェーンも、ツリー状にも接続できるはずなのだが、なぜかそういうハブが売っていない。
おそらく技術的に難しいのだと思う。Thunderbolt 3は、データを40Gbps、100Wまでの電源を繋げるという仕様。それを分岐させて、それぞれに性能保証をする、その技術的ハードルが高いのだろう。
しかし! ついに、そんな製品が発売された。
やってくれたのは激速のSSDなどを販売するOWCだ。
ポートを大幅に拡大。電源供給も
ご覧のように背面には、3つのThunderbolt 4ポートが並ぶ。
さらに、電源アダプター用のコネクターと、Kensingtonロックのホール。60W出力ということなので、十分な電源を供給するには、電源が要るこれは分かる。
表側には、Macに繋ぐためのThunderbolt 4ポートが設けられている。
さらに、オマケっぽいが、USB 3.2 10Gbpsのポートも設けられている。USBメモリーなどをちょこっと繋ぐときには、この前面に設けられているというのがメリットになるだろう。
- TAG :
- BRAND :
- flick!
SHARE
PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。