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Write 2900MB/秒、Read 2800MB/秒!! 圧倒的の速度のOWCのSSD、Envoy Pro SX登場!

限界突破! 2,800MB/秒を超えた! 書き込みも速い!

OWCのSSDは、速い。

速い速いと書き過ぎて食傷気味というか、聞きなれたかもしれないが、それでも圧倒的に速くて、しかもモデルチェンジするたびにもっと速くなってくるから、表現に困る。Thunderboltの理論的限界が、2,800MB/秒と聞いていたのだが、ついには数値的にはそれを超え始めている(計測誤差かもしれないが)。

書き込みも2,500MB/秒超と、こちらの速度向上ぶりも凄まじい。何回か計った中に、1度書き込みで2,900MB/秒を超えたことさえある。本当にビックリだ。

一般的なHDDだと、数十MB/秒がせいぜい。一般的なUSB-C接続のSSDだと、2〜300MB/秒ぐらいといったところだ。同じSSDでも、そんじょそこらのSSDより10倍速い。これはもう呆れるしかない。大きなデータを読み書きすると、連毅然たる差が出てくる。

過去の記事もご参照いただきたい。いかに、毎回、速い速いと驚いているか、お分かりいただけると思う。

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ちいさな2TB。OWC Envoy Pro Elektronが発売同時にクリスマスセール

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2020年12月25日


約2640MB/秒!! 仕様的限界速度に肉薄したOWCの新型Thunderbolt接続SSD、Envoy Pro FX

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2021年02月25日

そして、今回のSXはそれよりさらに速いのだ。

データが何よりも大事

考えてもみていただきたい。

我々が、デジタルデバイス上で行ってる活動はすべてデータとなって保存されている。

数年、もしくは十数年にわたる活動、家族の写真などが、事故、一瞬の手違いなどで消えてしまうこともある。パソコンの入ったバッグが盗まれたら? 雷によるサージで壊れたら? ある日、電源を入れようと思ったら、ウンともスンとも言わなかったら?

クラウドサービスに入れておけば安心……だとは思うが、ある日ログインできなかったら? みたいなトラブルもなくはない。そして、海外のクラウドサービスなどは、案外とそういう時にフォローはしてくれない。

やっぱり、パソコン本体、クラウド、ローカル……と複数のバックアップが必要なのだ。そんな時に、高速のSSDは非常に役に立つ。

動画撮影、3Dグラフィックのレンダリング、AIの学習などで大量のデータを扱う人にとっては、読み書きの速いSSDストレージは福音である。ストレージに置いたまま作業をすることもできるし、パソコン側の読み出すにしても、速いに越したことはない。

ケーブルもすごい

ちなみに、この速度になると、ケーブルもトップクラスのものが必要になる。付属するケーブルは70cmの長さのThunderbolt 3パッシブケーブル。この高速なケーブルがなければ、このクラスのSSDは意味をなさない。このケーブルだけ買っても、数千円はするシロモノなので、本体と一緒に大切に保管したい。

速度計測の結果は冒頭にお伝えした通りだが、OWCのSSDの速さには本当に毎回舌を巻く。計測していて、驚くような数字が出るので、計測するのも楽しいというものだ。

本体の外観は、少し前に発売されたEnvoy Pro FX(写真右)とまったく同じ。だたし、付属するケーブルが少し違う。FXには、USB-Aにも接続できるアダプターがついてくる。ただ、この超高速なSSDの進化を発揮するにはThunderbolt接続でないと意味がないので、蛇足というものだろう。SXは、Thunderbolt 3ケーブルのみだが、それでいいと思う。

IP67の防水で安心!

さらに、IP67の防水・防塵性能を性能を持っており、万が一の水濡れなどの場合にもデータを保全できる可能性が高い。至れり尽くせりだ。

OWC Envoy Pro FX
https://www.amazon.co.jp/dp/B08VNGDVHV/?tag=owc_digitaljp-22

価格は、240GBが2万8600円、480GBが3万3000円、1TBが4万9500円、2TBが7万9200円(税込)。

確かに値は張るが、転送速度において他を圧倒する高速がその価値だ。

(村上タクタ)

(最新刊)
flick! digital 2021年3月号 Vol.113
https://funq.jp/flick/magazines/20158/
デジタル超整理術 リモートワーク編
https://funq.jp/flick/magazines/20164/

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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