オヤジのわがままロング旅 ~スリランカ南西海岸~
FUNQ
- 2019年05月29日
サーフトリップ好きの50代オヤジロングボーダー、ブリッツ小林による『オヤジのわがままロング旅』、略して「OWLT」。いまだかつてない斬新なサーフトリップ記事(のはず)だ。ぜひご愛読を!
「サーフトリップ三昧の余生を送ってやる!」
新しく『NALU』にて連載を始めさせてもらうことになりましたブリッツ小林です。ハーフかって? いや、どこにでもいる縄文人顔の日本人です。いわゆるペンネームです。どうぞ、よろしくお願いします。で、どんな連載か?簡単に言えば、私の個人的なサーフトリップの体験記を読者の皆様にお伝えする記事です。私がプロサーファーかって? いや、単なるオヤジロングボーダーです。そんな連載、読みたくない。いや、まずは、私の身の上話を聞いて下さい。
小さな商社のサラリーマンだったんですが、50歳の誕生日に肩叩きにあったんですよ。いわゆるリストラ。本当に肩を叩かれるんですね。ビックリしました。終業間際に突然誰かの手が肩に。振り返ったら、部長が。今から考えると、その時、会社のPCで波情報サイトを見ていたのもまずかったかと。で、早い話が早期退職で契約扱いに。まあ、退職金で家の残りのローンも完済できたし、休みは取りたい放題だから、いいかと。娘も息子も独立しているし。嫁はブツクサ言いましたがね。給料はコンビニのバイトの方がはるかにいいですが、食べるのには困らないし、何よりも休みが自由というのに魅かれたんです。しがないサラリーマンですが、退職後の夢はサーフトリップすることでした。それが10年も早まってラッキー!
それで早速どこに旅に行こうかとリサーチしたんですけどネットも雑誌も、プロサーファーやエキスパートの旅の話ばかり。私のようなコシハラで実力が発揮できる底辺ロングボーダーには役立たず。そんな不満を抱えていたんですが、ある晩、世田谷の用賀倶楽部というレストランに行ったんです。シャレオツな元同僚OLが絶賛していたので、退職した日に一人お疲れ会をしたんです(出勤は続けるので誰もねぎらってくれず)。「牛ハラミの岩塩グリル」(1620円(税込))を奮発して食べたんですが、ウマ! さすが食べログ3・52! その時隣のテーブルに歌舞伎町で客引きしてそうなチャラ男がいたんですよ。スタッフと仲良く話していて常連ぽい。だけど、お互い酔っぱらっていたせいか、声を掛けて仲良くなって話が弾んで聞いたら、自分のバイブル『NALU』の編集者のKさんだったんです。
編集部が近くでサボり、いや休憩に来ていたとか。それで私の計画を話したら、「それ、おもろい!連載決定!タイトルは『オレのわがままロング旅』がいいっすね」と軽いノリで即決。ですが、いつのまにか『オヤジのわがままロング旅』になってましたがね。まあ、その通りですが。あれ、もう文字数がいっぱい。すみません! 素人ライターなのでご勘弁を。旅の詳細はこのあとの文章を読んで下さい!
スリランカにオヤジロングボーダーのパラダイスあり
サーファーも少なく(これ重要!)、暖かく、治安もよく、波もメロー(これも重要)。特に南西海岸はロングボード向きの波が割れていると評判なのだ。
最初にステイしたのはビーチブレイクのウェリガマ。波は超イージーでスクールでちょい混み。観光客が多くワイキキのような賑わいだ。
美人もいるし、まさにオヤジロングボーダーパラダイス。
次に滞在したメリッサはマシンブレイクのパーフェクトライト。おすすめは個人的にはメリッサ。ロングボードの聖地、ヌーサのよう!
獲れたての魚介がビーチハウス前に並び、好みのレシピで楽しめる。
他にもポイントがたくさんあるので、サーフガイドにお願いしてチェックするのもあり。日本語も話せる超ナイスガイの「Go Surf Lanka」のルワンはおススメ!
【プロフィール】
●ブリッツ小林
中小商社に勤務も肩たたきで契約社員になった50代オヤジロングボーダー。好きなものは氷結の新商品飲み比べとサーフトリップ。
(出典『NALU 2019年1月号 No.111』)
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