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【Volkswagen】サーファーが注目する、新型ゴルフヴァリアントはこんな車!

8世代目ゴルフをベースに生まれたワゴンボディのヴァリアント。それじゃクルマとしてのポイントはいったいどこ? ということで、クルマの概要を細かくチェック!
◎出典: NALU(ナルー)no.122_2021年10月号

キャビンは従来型より広く。なのに全幅が10mm細くなってシャープな印象に

VWゴルフがグローバルでスタンダードなポジションにあるのはご存知の通り。ハッチバックの利便性を含め自動車業界のベンチマークになっている。で、その派生モデルのワゴンボディも人気は高く、1993年からの世界累計は300万台以上、日本でも95年から15万台以上が販売されてきた。

では、8世代目となったゴルフをベースとする新型ゴルフヴァリアントはどんなクルマなのかだが、ボディサイズはほぼ従来型と同じに収まる。というか、ホイールベースが伸びた分全長が長くなるが、それによりキャビンが広くなったのは明白。逆に全幅が10mm細くなるというワザを見せた。最近のクルマでは珍しい現象だ。

▲ホイールベースが伸びたことでキャビンは従来型より広くなった。グレードによってはオプションで電動パノラマスライティングループが装備可能。開放感ある室内を演出する

また、全体のシルエットがシャープになったのもポイント。リアウィンドウの傾斜が強くなり、スタイリッシュさが増した。それでも荷室が狭くなることはないのでご心配なく。

▲分割可倒式リアシートをすべて倒すと広いラゲッジスペースが生まれる。電動式テールゲートは挟み込み防止機能付き。ボードは屋根でも中積でも。ウエットや小物はこちらに

マイルドハイブリッド方式で力強くスムーズな走り出し

エンジンは2種類で、1リッター直3ターボと1・5リッター直4ターボがベースになり、ともに48Vベルト駆動式スタータージェネレーターとリチウムイオンバッテリーが組み合わされる。要するに一般的なマイルドハイブリッド方式。クルマのスタートや加速時にモーターが働くシステムだ。

以前のインタビュー記事(『【レジェンドサーファー河村プロに聞く! 】新型ゴルフヴァリアントがサーフスタイルに最適な理由とは?』)で、河村プロが1・5リッターエンジン車に乗ってそのスムーズさを味わった。今までの1・5リッターという排気量のイメージ以上に力強いことを理解してもらったと思う。
それじゃさらに小さい1リッターエンジンはどうなのかと疑問が湧く。サーフトリップのような遠出に向いているのだろうか?

実際に走らせてみると、これがイメージ以上に力強い。1リッター3気筒なんて街中ではいいかもしれないが、山の合間を抜けるワインディングでは力不足に思えても無理はない。が、まったくもってそんなことはなく、上り坂を含め気持ちよくスムーズに駆けていく。加速時にモーターのアシストが力添えしているのだが、その威力は想像以上だ。時に、ドライブレンジを“D”から“S”にスイッチすればなおのこと頼もしく走る。燃費を含め、マイルドハイブリッドのメリットは大きいようだ。

スイッチ類を減らし、シンプルかつモダンなデザインに

この他では、センスアップされたインテリアも見逃せない。無骨なイメージのドイツ車然としたところはなく、シンプルかつモダンに仕上げられている。スイッチ類を減らしてゴチャゴチャさせないのがトレンドだ。温度調節は指で触れて横にスライドさせるだけ、となる。

▲10インチの大型タッチスクリーンを装備。ナビゲーションやオーディオの操作はもちろん、スマホとの連動でさまざまな機能が使える。操作もスマホ感覚でOK。画面に触れないジェスチャーコントロールも可能だ

▲「デジタルメータークラスター」を装備。従来のアナログ式との違いは明白。速度や燃費などの走行情報やナビゲーション画面の切り替えはステアリング上のボタンでどうぞ

▲スイッチ類を減らすとともにシフトレバーもコンパクトなデザインとなった。直感的操作とシンプルなインテリアに貢献している

シンプルなインテリアには最新テクノロジーがいっぱい!

というのが新型ゴルフヴァリアントの概要。環境対策への課題を含め最新テクノロジーにインテリジェンスを感じる仕上がりは、さすがVW。洗練されたデザインと合わせ興味は募る。アンダーステートメントな佇まいがじつにいい雰囲気である。
▲最新の運転サポート技術によってドライバーの安全や快適なドライブを実現する

【フォルクスワーゲン】レジェンドサーファー河村プロに聞く! 新型ゴルフヴァリアントがサーフスタイルに最適な理由とは?はこちら>>>

【Volkswagen】レジェンドサーファー河村プロに聞く! 新型ゴルフヴァリアントがサーフスタイルに最適な理由とは?

【Volkswagen】レジェンドサーファー河村プロに聞く! 新型ゴルフヴァリアントがサーフスタイルに最適な理由とは?

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FUNQ NALU 編集部

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テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

FUNQ NALU 編集部の記事一覧

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