悩めるサーファー相談室【小川徹也の男の水平線】 vol.07
FUNQ NALU 編集部
- 2021年12月19日
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誰が言ったか知らないが、男は悩める生き物だそうです。誰にだって迷いはある。誰にだって悩みもある。そんなときには小川のアニキに気合いの言葉を頂きましょう! 孤高のスタイルマスターがあなたの悩みに応えます。
◎出典: NALU(ナルー)no.107_2018年1月号
アントニオ猪木かアニマル浜口に言ってください。
【Q】
冬の間もサーフィンすれば上手くなるってよく言われます。でも寒いです。正直気持ちがついてきません。冬を乗り切るための気合いをください。気持ちが熱くなるような気合いを注入してください。冬の寒さにもめげずサーフィン出来るためにも、テツさん、よろしくお願いします。 (東京都・安西佑実)
【A】
なんとなくエロく感じる、実にいいフレーズだ、注入ってのは。でも残念ながら気合いを注入出来るのは、俺の知っている限り、アントニオ猪木とアニマル浜口だけだ。気合い関係のことはこっちの専門家に相談してくれ。だって俺、冬サーフィンしねぇし、ブーツ履かないから無理!
見当たらねぇな。たぶん相方が持ってる。
【Q】
どこを探しても“やる気スイッチ”が見当たりません。テツさんの“やる気スイッチ”はどこにありますか? どうやって自分のやる気スイッチを押しているんですか? (大阪府・小林直弘)
【A】
そんなスイッチどこにも見当たらねぇな。基本的には俺のやる気度は、シェイパーから流れてくる仕事の量による。そういう意味じゃ、たぶん俺のスイッチは相方が持っていて、前日からかっちりONにされている。
娑婆!
【Q】
自由ってなんですか? 最近よく考えるんです。自由なスタイルでサーフィンを楽しむ、自由な感覚でなどなど、よく自由って言葉を耳にしますが、果たして自由ってなんなんでしょうか? (宮崎県・大場幸宏)
【A】
そんなの分かり切っている。娑婆だ! 小難しいことをこねくり回してるひまがあったら、よく寝て、よく喰って、よく遊べ。そうすればだんだんと分かってくるはずだ。この世の中は自由だ。
完全に無視!
【Q】
息子が学校からサーフィン禁止を言い渡されてきました。テツさんならどういう対応をしますか? どうやら授業中にスマホでコンテストのライブを観ていたようで、他にも放課後の掃除やもろもろサボっているようです。 (千葉県・後藤貞男)
【A】
完全に無視する。だいたいサーフィンのせいにしている学校が気にいらねぇ。それに学校に行っているだけ偉いじゃねぇか。いま息子は学校じゃ絶対に教えてくれないことを、サーフィンとか海とか仲間とかから教わっているんだぜ。
嘘も方便ってことを知れ。
【Q】
「私とサーフィンとどっちが大事なの?」って彼女に言われました。こんなときのベストな回答を教えてください。毎週末サーフィンに行きたいし、彼女とも別れたくありません。どう答えるのが正解なんでしょうか? (東京都・札家統間)
【A】
そんなの実に簡単な話だ。彼女とサーフィンだったら、彼女だろう。ボードも波もなくならないけど、彼女は居なくなっちゃうからな。それにそうじゃなくても、そんな時には「お前に決まってるだろ」って言ってやるのが男の務め。嘘も方便ってやつだ。
●小川徹也
日本を代表するロガーであり孤高のスタイルマスター。
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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