悩めるサーファー相談室【小川徹也の男の水平線】 vol.08
FUNQ NALU 編集部
- 2021年12月25日
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誰が言ったか知らないが、男は悩める生き物だそうです。誰にだって迷いはある。誰にだって悩みもある。そんなときには小川のアニキに気合いの言葉を頂きましょう! 孤高のスタイルマスターがあなたの悩みに応えます。
◎出典: NALU(ナルー)no.108_2018年4月号
知らん! IOCかなんかに聞け!
【Q】
結局、オリンピックは志田下なんですか? それともウェーブプールなんですか? オリンピックまで後2年しかないのに、まだそんな状態なのってあるんですかね。SNSとかFacebookとかを見ると、本当に出来るのか不安になってきます。 (東京都・芦田正一)
【A】
そんなの俺に聞いたって分かるわけないだろ。そんなに不安ならIOCとかJOCとかその専門筋に聞くのが一番なんじゃないか? それに俺はサーフィンは海でやるもんだと思っているし、オリンピックも諸手を上げて賛成しているわけじゃない。競技用の施設に興味も無いから知ったこっちゃない。
ここにいるぜ! ちょっとじゃねぇけど。
【Q】
そう言えばレオンって雑誌が流行ってたときには、そこいら中でちょい悪オヤジって聞いたけど、最近はめっきり聞かなくなりましたね。どこに行ってしまったんでしょうか? (東京都・小林健太郎)
【A】
ちょい悪オヤジならここにいるぜ! え、ちょっとじゃない? そうか、確かに俺が今までやってきたことを考えれば、ちょい悪じゃないか…。悪ぶってたダサいヤツが本物の激悪にシメられて消えたんじゃねぇか、きっと。
俺だ! プロはそういうもんだ!
【Q】
雑誌やSNSにはいろんなサーファーが登場します。でも結局かっこ良さって好みの問題ですよね。テツさんから見て、誰が本当に一番かっこいいサーファーだと思いますか? (奈良県・橋爪 領)
【A】
そんなの簡単な話で、俺は俺だと思っている。素人はどうかわかんないけど、プロってそういうもんだろ! 人前で波に乗ってスタイルを見せつけるんだから、それぐらいの気概がないヤツは、プロサーファーだって語る資格はないよ!
結局同じ一歩なら、一歩一歩進め!
【Q】
自分の周りでは、三歩進んで二歩下がる、そんな生き方が美徳みたいになってて、それでも休まず歩き続ける先に成功があるなんて、この間言われました。そんな生き方、テツさんはどう思いますか? (熊本県・橋本哲治)
【A】
それじゃノーズに足は掛けられないぜ! つまりは志半ばで戻ってくるってことだろ、失敗したくないから。俺だったら、結局同じ一歩なら、すり足で一歩一歩進んで確実にハングテンしたままメイクしてみせるぜ! ビビって戻るより前に歩き続けるのが男の生き方だ!
グライダーに適した波なんて、日本にそうそうないだろ!
【Q】
新しいボードをオーダーしようと思うのですが、テツさんのおすすめを教えてください。いまは9’2”のオールラウンドボードなんですが、最近はちょっとグライダーにも興味があります、どうでしょう? テツさんはグライダーを試した事ありますか? (大阪府・横尾 元)
【A】
試したし、グライダーも良いボードだとは思うが、正直グライダーに適した波のコンディションになることが、日本の場合少ない。ボードは乗るもんだ。金持ちの道楽でコレクションするもんじゃない。グライダーは宝の持ち腐れになる可能性が高いと俺は思う。
●小川徹也
日本を代表するロガーであり孤高のスタイルマスター。
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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