ソロトレッカーのためのスタッキングサンプル
PEAKS 編集部
- 2020年05月08日
きちんと調理派から湯沸かしオンリーまで。
クッカー内に調理に使うストーブ本体、燃料缶、スプーンやフォーク、レードル等のカトラリーをすっきりと収納することを、「スタッキング」という。
ソロ用クッカーの基本は、深型と呼ばれる縦に長い鍋。フリーズドライ食品やお茶やコーヒーを飲むための湯を沸かし、インスタントラーメンもつくれる。小型缶と呼ばれる、もっとも小さなガス缶をぴったり収められるよう、その直径は11㎝ほど。いっしょに小型の一体型ストーブも収納できる。
鍋の容量は約700㎖。ラーメンに必要な湯量が500㎖、フリーズドライのごはんやスープは約160㎖。つまり1食に必要な湯を一度に沸かせ、小型缶を合わせても約500g以下と軽い!
軽さは二の次、しっかり調理をしたい人は、平べったい浅型クッカーを選ぼう。鍋、フライパン、蓋のセットが基本。作る食事に応じて、自分好みにセットを変えて山に持って行くのもアリだ。浅型クッカーによっては一体型ストーブと小型缶をいっしょに収納できる。しかし今回はクッカーを載せた際の安定感に優れる分離型ストーブを組み合わせて、調理のしやすさを優先してスタッキングした。
食事はフリーズドライ食品やアルファ米中心で、湯沸かしのみの使用ならば、軽さを重視してアルコールストーブとチタン製ULクッカーを組み合わせるのも手だ。
手持ちの道具や山行スタイルに合わせ、ここで紹介した組み合わせをヒントにし、自分好みで美しいスタッキングを見つけてほしい。
スノーピーク/ヤエンストーブ レギ
重量:236g / ゴトク径:φ18cm
収納サイズ:7×12.6×5.9cm
(バーナーユニット)、
2.1×13.6×2.5cm
(器具栓ユニット)
最大出力:2,900kcal/h
問い合わせ先/スノーピーク
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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