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山畑理絵さんの山道具収納術

垂涎モノの自分だけの山小屋

登山は自分との闘い!という人もいるだろうが、はっきりいって登山は収納場所との闘いだ。
趣味というのはなんでもそうかもしれないが、放っておくとモノがどんどん増えていく。趣味のなかでも、登山はそのモノの増える傾向がかなり激しい部類に入る。

ハイキング程度ならバックパックと雨具くらいで済むが、小屋泊縦走となると中型パックも要るしシューズもそれなりのものになる。テント泊でモノが増え、沢登り、クライミング、冬山となれば押し入れはいっぱいになる。そこでどうするか?

押し入れや納戸、ロフトを登山道具専用にすればかなりの量が収納できる。さらに増えれば、物置きひとつ、部屋ひとつを使えればまず充分だが、そこまでするのは敷居が高い。しかしさらにその先、収納のために小さな小屋を建ててしまったのが、アウトドアライターの山畑理絵さん。

山小屋の外観はこんな感じ。屋根が斜めになっていて、片側の天井が高くなっているのがミソ。ロフトスペースが生まれる。

山畑さんは仕事柄テント泊登山はもちろん、趣味も兼ねてスキーやボルダリング、キャンプにも手を染めている。そうなると、オールシーズンのアウトドア用ウエア一式、登山道具一式、テント泊道具一式、スキーの板にキャンプ道具などでかなりの量の装備になってしまう。

小屋を建てるまでは自分の部屋と庭のコンテナボックスに分けて収納していたというが、置く場所を分けてしまうと出かけるたびに探すのが大変になる。さらに、この仕事をしていればモノは増えることはあっても減ることはない。そこで、道具の収納場所兼仕事場として、小さな小屋を自分で建てることを思い立つ。

机の左側は本棚。右側脇に棚を作り、植物などを飾っている。仕事場にしては酒瓶が多いような気もするが……。

幸い、実家は敷地が広く建てる場所に問題はなかった。建てる小屋は、おもにログハウスを扱っているマルアサ工房という会社が販売しているキットを使用。広さは部屋の床が約9㎡で、四畳半とほぼ同じ。ただ、普通の部屋と違うのは、天井の1辺が高くなっていて(3m以上)そこがロフトになっている点。

さて、気になるお値段だが、基礎工事、電気工事は別にして、材料工事費コミコミで140万円、ということだ。読者がどう思われるかはわからないが、この写真を見てこの値段は、かなり安いのではないだろうか? 山のウエアや装備が23段)すべて置けて、おまけに仕事もできる場所と考えたら、破格の値段といえるだろう。

天井が高くなっている部分はロフトになっている。軽くてかさばるものを収納するにはうってつけのスペースだ。

このキットは木材をひたすら積み上げていくシンプルな工法で、建設にかかった期間はふたりがかりで約1週間。
部屋の中は、いかにも「山小屋の女子部屋」といった感じ。山の装備が用途ごとにまとめられ、取り出しやすい場所にきちんと収められている。山畑さん自身「山に出かけるとき、ギアが探しやすいのでパッキングの効率が格段によくなった」という。

もちろん、山道具専門小屋のいいところはそれだけではない。自分の好きな山道具が目に見えるところにあって、すぐに触ることもできると、嫌がうえにも気分が高揚する。

クッカーなどの小道具は、種類ごとにコンテナボックスに入れてあるので、出発前に探すのが楽。

「好きなものに囲まれてやすらぎを感じるし、遮音性が高いので仕事にも集中できるようになりました」
とまあいいことだらけのようだが、困ったことは? と聞くと「強いていえば、3年ごとに外壁の塗装を塗り直す必要があること。

でもカラーチェンジできるタイミングでもあるので、次は黒とか白になっているかもしれません(笑)」。うーん、やっぱり羨ましすぎるぞ。

 

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PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

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