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スポルティバの「クボ」。小川山のスラブ壁で試してみました|筆とまなざし#280

毎週のクライミング講習で新しいクライミングシューズを試し履き。

最近は毎週クライミング講習をしています。先週は金土で小川山講習でした。金曜日はなんとか天気も持ってくれたけれど土曜日は雨だったのでジム講習。日曜日は岐阜県内の岩場でビレイや支点についての講習でした。すっかり蒸し暑くなり、岩を触る手の感触で季節の移ろいを感じる毎日です。

さて、最近新しいクライミングシューズを履き始めました。いつも愛用しているイタリアの老舗ブランド、ラ・スポルティバの「クボ」です。フラットな木型の初中級者向けモデル。足入れの良さはブランド随一ではないでしょうか。ちなみに、人名のような名前はイタリア語でキューブ(立方体)を表す「CUBO」から名付けられたそうです。よく見るとベルクロ部分にデザインされた「KUBO」の「O」が立方体になっているのがおもしろい。

このシューズのコンセプトは人工壁クライミング。ビブラムXSエッジという硬めのソールに使っていながら、とても柔らかい作りになっているのが特徴です。エントリーモデルにありがちな、カチカチの硬い靴とは対照的。最近のジムはハリボテやボリュームのあるフットホールドにソールをペタッと面で置く課題が多くなりました。硬い靴だと弾かれて滑ってしまいがちですが、柔らかめのシューズだと形状に合わせてラバーがへこみ、高い摩擦力と相まってホールドを包み込むようにとらえてくれます。そのような靴だとさまざまな足使いを身につけることもできます。

けれども、クライミングシューズは岩を登ってナンボ、と思ってしまうのはオールドスクールでしょうか。人工壁で良いのなら岩でも良いはず。今回の小川山講習は使い心地を試すのにちょうど良い機会だと思い、ザックに真新しいクボくんを忍ばせていきました。

講習生からのリクエストはスラブの練習。おむすび山という、スラブの多い岩に向かいました。新しいシューズは履き慣らさないとスメアリングしにくいものですが、少し大きめのサイズにしたのもあり、履き慣らしなしでもペタッと面で置けて登ることができました。程よい足裏感覚もあり非常に登りやすい。エッジングもまずまずです。このシューズを履いてみたいと思ったのは、フラットな形状なのでフットジャムがしやすいのでは?と思ったから。ようやく明日はクラックを登りに行けるので、色々なルートで試してみるのが楽しみです。クラックにはもうハーフサイズ大きいほうがよかったかな? サイズ選びは本当に難しい。

尖ったところはないものの、すべての点で平均点以上の万能シューズ。ファーストシューズはもちろん、2足目以降のシューズで悩んでいる初中級者の方はぜひお試しあれ。

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PROFILE

成瀬洋平

PEAKS / ライター・絵描き

成瀬洋平

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

成瀬洋平の記事一覧

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

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