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登山YouTuberかほさんが、ちょっと小さな「Instinct 2S Dual Power」を使ってみて感じたこと

日本各地の山々、最近では海外の山にも登り、等身大のレポートを発信し続けている登山YouTuberのかほさん。心から山を楽しんでいるようすや飾らない人柄が注目を集め、「かほの登山日記」は人気のチャンネルとなっている。そのかほさんが、最近愛用している時計が、ガーミンの「Instinct 2」。今回はかほさんの山歩きを通じて、どのようにInstinct 2を活用しているか、詳しくお伝えしよう。

YouTubeチャンネル「かほの登山日記」を運営する、かほさん。チャンネル登録者数は、現在21.6万人。登山系チャンネルのなかで圧倒的な人気を誇り、山を歩けば多くのハイカーから「あっ、かほちゃ~ん!」と声を掛けられるほど。山が好きなんだなぁという明るいキャラクターは、同じ山好きさんたちに、かなり浸透している模様。

そんなかほさんが、登山動画内で身に付けている腕時計が気になっていたハイカーさんも多いかもしれない。

かほさんが愛用しているのは、ガーミンの「Instinct 2 Dual Power」。

GPS機器の老舗ガーミン社が手掛けるGPSスマートウォッチだ。現在地の表示、ナビゲーション機能、方位や移動速度、距離などがわかり、登山以外のさまざまなアウトドアアクティビティ、スポーツにも対応している腕時計。

常時稼働する光学心拍計では健康管理もでき、かほさんのような山好きにぴったり。

レギュラーサイズ以外に、女性にフィットするSサイズもラインナップ!

ところでInstinct2シリーズには、Sサイズモデル=「Instinct 2S Dual Power」という、ちょっと小さめサイズが用意されている。

それぞれのスペックを比較してみると下の通り。

  • 重量 レギュラー:52g Sサイズ:42g
  • 本体サイズ レギュラー:45.0 x 45.0 x 14.5mm Sサイズ:40.0 x 40.0 x 13.3mm
  • ディスプレイサイズ レギュラー:23×23mm Sサイズ:20×20mm
  • 解像度 レギュラー:176 × 176ピクセル Sサイズ:156 × 156ピクセル
  • 価格 レギュラー:62,700円 Sサイズ:59,400円 ※ともに税込

かほさんも、白っぽいミストグレーのInstinct 2 Dual Powerのほかに、Instinct 2S Dual Powerのネオトロピックというグリーン系のカラーも持っているそう。

「ウォッチフェイスが大きい方が見やすいと感じていて、レギュラーサイズをメインで使っています」というかほさん。

たしかにレギュラーサイズの方が大きく、解像度も高いので視認性はよいのだけれども、手首の細い女性には、レギュラーサイズよりも小さく、薄く、軽いSサイズの方がフィットする。

そこで、かほさんに東京・奥多摩の人気の山、御岳山~大岳山をハイクしてもらい、普段は控え選手のちょっと小さめInstinct 2S Dual Powerをレビューしてもらったのが、今回のこの記事だ。

御岳山~大岳山ハイクは、途中ロックガーデンと呼ばれる渓谷歩きを組み込むと、往復で約11km、累積標高差は約1,465mで、コースタイムは約6時間。途中で沢の横断や、大岳山直下では岩場やロープ場もあり、ちょっとキツめの低山コース。しかしInstinct 2S Dual Powerの機能性を知るには、ちょうどよいコース。

果たして、かほさんはどんな感想を持ったのだろうか。

Instinct 2S Dual Powerをチェック

カラフルなウエアにマッチするInstinct 2Sの淡いカラー

まず、「レギュラーサイズの方が大きくて見やすい」と話していた腕時計のサイズ。先に書いた通りInstinct 2Sは、ひとまわり小さいのだけれど、あらためてハイクで使ってみてどうだったのだろう?

「私は女性のなかでは平均的な手首の太さです。レギュラーサイズのアウトドアウォッチらしい大きめサイズがよいなぁと感じていましたが、Instinct 2Sの方が私の手首、そして多くの女性に合うサイズなんだとわかりました」

「それにこのネオトロピックというグリーン系の淡いカラーは、意外とどんなウエアにも合います!
今回着ていたピンクとブルーのチェックのシャツと合わせてもかわいかったですし、事前にほかのコーディネートとも組み合わせてみたのですが、ブルー、ピンク、イエロー、グリーン……といろんなカラーに合うと感じました」

かほさんには、こんな希望もあるようだ。

「Instinct 2Sのネオトロピック以外のカラーラインナップが、ブラック系のグラファイトとホワイト系のミストカモだけなんですよね。女性向けということであれば、サイズだけでなく、カラーもパステルカラーのような色合いでイエロー、ピンク、ブルーなんかがあったらいいなと感じました。来年以降のモデルに期待です!」

「Instinct 2S Dual Power」の詳細はこちら。

山でちゅうちょなく使える頑丈さは、助かります!

レギュラーサイズ同様に、Instinct 2Sのバンドはシリコン製。伸縮性があり、腕時計本体も薄いので手首の動きを妨げないことが特長のひとつだ。

「このソフトなバンドはすばらしいですね。途中にあった鎖場や高低差のある岩登りでも、ストレスを感じることはありませんでした」

「それにかわいい見た目に反して、アメリカ国防総省が定めるミルスペック準拠で、とにかく頑丈なところがいいです。実際、岩に当ててしまったのですが、なんの問題もなし!山でちゅうちょなく使えるので、助かります!」

今回のような低山だけでなく、岩稜帯が続くアルプスも登るかほさんにとって、Instinct 2同様のタフネスさを装備した2Sは、安心感のある山道具なのだ。

「Instinct 2S Dual Power」の詳細はこちら。

Dual Powerのソーラー充電機能は、山でこそありがたさを実感!

さて、山をハイクしながら聞いたのは、Instinct 2シリーズにラインナップされているDual Powerモデルについて。かほさんが今回テストしたInstinct 2Sも、普段使っているInstinct 2のどちらも、Dual Power=ソーラー充電ができるタイプだ。

「今回は森歩きが中心で、しかも曇り空なので充電が少ししかできていませんが、森林限界を越える山で、山小屋泊やテント泊の縦走の際には、ソーラー充電が機能してバッテリー切れの心配がなくて、安心です」

上の写真は、そのソーラー充電の取材当日の状況をグラフ表示した画面。曇天の森歩きの影響で、空が開けた場所、頂上付近でしか充電されていないことがわかる。それでも、一旦稼働時間が15時間まで減ったのが、ハイク終了時には16時間に増えていた。

そのバッテリー稼働時間は、Instinct 2 Dual Powerで「GPS+光学心拍計モード」で最大48時間、Instinct 2S Dual Powerの同モードで最大28時間となっている。

この20時間の差を、かほさんはどう感じただろう?

「比較するとInstinct 2Sの短さに不安を持つかもしれませんが、約5時間のハイク終了時でも、バッテリー残量が16時間もあるので、1泊2日でも問題なさそうです。2泊以上ならモバイルバッテリーからUSB充電の必要ありですね。この稼働時間の違いは、普段の登山が低山のデイハイク中心ならInstinct 2S、1泊~2泊の縦走ハイクを頻繁にするならInstinct2をと、どちらを選ぶかの基準になると思います」

「Instinct 2S Dual Power」の詳細はこちら。

光学心拍計でわかる運動強度で、ペース配分しています!

登りが続くトレイルで、かほさんがInstinct 2Sを何度か見ていたので、なにをチェックしているのか聞いてみた。

「心拍ゾーンをチェックしています。息が上がったまま歩き続けるのって、キツイじゃないですか。頑張り過ぎると、あとでヘバったりもするので、表示される心拍ゾーンを見てペースを調節しているんです」

Instinct2シリーズには、本体裏面に光学心拍計が装備されていて、常時心拍数を計測してくれている。そしてその最大心拍数から、その時の運動強度がリラックス、イージー、モデレート、ハード、エキスパートの5段階表示でされる。

「私の場合、ハードまでいくとちょっと頑張りすぎ。イージーではのんびりペース。通常はモデレートのペースで登るようにしています。

もしハードの状態が続いて心拍数が下がらないようなら、休憩を取ります」

と、そのときの体調の目安としても、使っているそうだ。

「Instinct 2S Dual Power」の詳細はこちら。

記録したデータを「Garmin Connect Mobile」でチェック

時計とペアリングすることでさまざまな記録をチェックできるスマートフォンアプリ「Garmin Connect Mobile」もかほさんはフル活用している。

「Instinct 2シリーズで登山のアクティビティモードを選択すると、いろいろなデータが記録されるんです。そのデータがスマホのGarmin Connect Mobileに転送、分析結果が表示されます。次回以降の登山の参考にできるのが、いいですよ」

上の画像は、今回の御岳山~大岳山ハイクのデータだ。記録を止め忘れてしまい、距離やタイムが実際より長めになっているが、歩いたルートやパフォーマンスの分析などは、きちんと行なわれている。

「私がよく見るのはカロリーですね。消費されたカロリーに応じて、行動食の量を決めています」

ということで青梅で早朝に入手した御岳あんぱんをパクり!

消費カロリーが可視化できているから、ちゅうちょなく行動食を取ることができるのだ。

「ほかにも睡眠スコアやBody Batteryも、よくチェックします。とくに編集作業が立て込むと睡眠が不足しがちなので、それを数字でしっかり確認でき、管理がしやすいですね」

Body Batteryとは、心拍の変動、ストレスレベル、睡眠、日々の活動レベルなどを分析して表示される「身体的エネルギーの残量」のこと。

上の画像は取材当日のBody Battery。「ほぼ使い切ってしまいました」とある……。

この日は山取材連続3日目ということだったので、撮影では元気いっぱいだったが、実はかなり頑張ってくれていたことがわかる。

かほさん、ありがとう~!

「Instinct 2S Dual Power」の詳細はこちら。

通知&Suica機能は、麓で役立ちます

登山の撮影、打合せ、取材等々、多忙なかほさん。

登山テスト終了後、掛かってきた電話にInstinct 2Sの表示で気が付いて、日常使用での便利さを教えてくれた。

「以前はなかなか着信に気付かなかったのですが、Instinct 2シリーズはスマホと連動するスマートウォッチ機能が装備されていて、手元で電話が掛かってきたことを通知してくれるので、電話に出られる率が高くなりました」

単なるアウトドアウォッチではなく、アウトドアスマートウォッチのInstinct 2シリーズならではの機能だ。

スマートウォッチ機能の便利さはほかにもある。

「私は公共交通機関で移動するので、車に荷物を置いたりすることができません。登山帰りはお土産や履いていた登山靴を手さげに入れて持ち歩いたりするので、手が塞がってしまいます。そんなとき、お財布を出さなくても済むSuica機能を使えば、腕でピッとするだけで改札に入れるし、売店などでちょっとお土産を買いたいときにも便利です」

山へは電車&バス派のハイカーさん、そういうことです。

「Instinct 2S Dual Power」の詳細はこちら。

ちなみに、かほさんがお土産を購入してSuicaで精算したこのお店は、JR青梅線・奥多摩駅2階の「Port Okutama」内で自家焙煎コーヒーを提供する「Gotta Coffee(ガタ・コーヒー)」。

こちらでは、OKUTAMAやKUMOTORIコーヒーという、山好きが気になるブレンドコーヒーを販売。また、奥多摩のクラフトビール「VERTERE(バテレ)」の缶ビールも取り扱っている。隣接する「SOBATARO CAFE CURRY CLUB」のカレーをいただきながら、飲食スペースで電車待ちも可能。奥多摩の山を登った帰りに、立ち寄ってみては!

山で使って、Instinct 2Sのよさを再発見

最後に、Instinct 2S Dual Powerを1日使った感想を聞いてみた。

「街でもカジュアルなウエアを着ることが多いので、この小さめサイズ、淡いグリーンを活かしたコーディネートを、これからは楽しんでみたいと思います。

そして山では、登る山、行程に応じてInstinct 2 Dual Powerと使い分けてみます!どちらも登山で使える機能がたくさんあるので、もっともっと活用して、山の楽しさを広げていきたいです!」

みなさんも、かほさん愛用のInstinct 2シリーズを登山に活かして、より安全に楽しい山時間を過ごしてみよう!

かほさんのチャンネルでもInstinct 2のレビュー動画を公開中!

今回使用したInstinct 2はこちら

Garmin Instinct 2S Dual Power
(ガーミン・インスティンクト 2S デュアルパワー)

  • 59,400円(税込)
  • 本体サイズ:40.0 x 40.0 x 13.3mm
  • 重量:42g
  • ケース素材:繊維強化ポリマー
  • ガラス素材:コーニング社製 Gorilla Glass
  • ベルト:シリコン、QuickFitバンド(20mm、別売り)にも交換対応

Garmin
「Instinct 2S Dual Power」

 

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問い合わせ:ガーミンジャパン

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