BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

カジュアルの皮を被ったガーミンのミリタリーユースGPSウォッチ 「Instinct 2 Dual Power Tactical Edition」

マルチにアクティビティに対応するGarmin(ガーミン)のタフネスGPSウォッチ「Instinct 2」。そのラインナップは現在15種類。文字盤サイズが小さなInstinct 2Sもあり、カラーラインナップも豊富だ。そんな中、異彩を放つのがここで紹介する「Tactical Edition」。そこで、その機能の詳細をレポートしたい。

アメリカ国防総省「MIL-STD-810G」に適合するタフネスウォッチ

タクティカル――つまり戦場で戦う兵士が必要とする機能が盛り込まれている。ベースとなるのは、ガーミン社独自開発のソーラー充電可能な「Dual Power」モデルで、スマートウォッチモード(一定の条件下)なら電池切れを心配せずに無制限に使用可能。ミルスペック準拠のタフさに加え、ミリタリー向けのさまざまな機能も搭載。日常使用では、それらの機能を駆使する機会は多くないが、しかし「ギア」としての魅力は他に類を見ないモノ。

Instinct 2 Dual Power Tactical Edition」は、ケースに繊維強化ポリマーを採用。ディスプレイには、「落としても割れない」と評判のコーニング社製ゴリラガラスDXを搭載(「Instinct 2」も同様)。強度と耐久性が自慢だ。

今回使用したGarmin「Instinct 2 Dual Power Tactical Edition」の詳細はコチラから。

Garmin「Instinct 2 Dual PowerTactical Edition」

カジュアルだが激しいアクティビティも楽しめる

そのタフさは、アメリカ国防総省が定めるMIL規格[MIL-STD-810G]準拠の「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」のテストを全てクリアしていることが証明。精密さが求められる電子機器ながら、過酷な環境下においても問題なく使用できるよう設計されている。だから、アウトドアのアクティビティで激しく動いても、転倒して誤って岩にぶつけても、壊れる心配無用。パフォーマンスが制限されることも、ないのだ!

パフォーマンスという点では、重量52gという軽量さも見逃せない。シリコン製のベルトはフィット性、通気性もよく、装着した腕に違和感は皆無。

長時間の行動となるランニングや登山、マウンテンバイクにおいても、疲労からウォッチが重く感じられることもない。

また100m防水を装備しているので、SUPやサーフィン等での使用も問題ない。パドリングも素手で行なっているかのように軽快。水辺でも必要なデータをしっかり確認できるのだ。

ミリタリー専用?「タクティカルエディション」とは

[MIL-STD-810G]準拠の「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」性能を装備する「Instinct 2 Dual Power」をベースにしていることは先にお知らせ通り。「Tactical Edition」のタフさは、実はそれだけではない。

MIL規格の低圧試験、振子式衝撃試験、耐氷結試験下においても、正常な動作を確認。加えて腐食試験もクリアし、海洋環境下でも高い耐久性を保持。

つまり、極地へと向かう冒険においても、さまざまなデータを計測し続ける最強の耐久性を装備している。だから、これまでの自分を乗り越えるチャレンジをしようとする時の相棒に選ぶべきは、この「Tactical Edition」といえるのだ。

タクティカルモデルならではのスペシャルな4機能!

MGRS

右上のGPSボタンを長押しすると、位置情報を知る緯度/経度に加えて、米軍をルーツにNATO軍で使用されてきた高精度なグリッドコード「MGRS」のデータを表示する。画面真ん中に「N: 緯度(北緯E / 南緯 S)」と「E: 経度(東経E / 西経 W)」、その下に「MGRS: MGRSに準拠した座標表示」を同時に確認できる。

MGRSとは「Military Grid Reference System」の略で、世界中の場所を最大1m四方で示すグリッドコードのこと。日本では国土地理院の地形図でUTMグリッドやUTMポイントと表示されているものだ。より厳密な距離四方、つまり位置情報を知るためのデータなのだ。

ZULU時間

時刻表示画面を見ると、現在時刻の下に「ZULU(ズール)」とその脇に4桁の数字が表示されている。これは協定世界時(UTC)を示す時刻。世界各地の標準時を決めるときの基準となる世界標準時のことで、24時間制で表示。たとえば「ZULE1353」なら、世界標準時で、午後1時53分のこと。

ちなみに、かつて世界標準時はイギリスのロンドン郊外にあるグリニッジ天文台を基準にしたグリニッジ標準時(GMT)が使われていた。しかし現在の世界標準時は、原子時計を元に修正定義されたUTCに置き換えられている。

ZULU時間、つまり世界標準時は、天文、気象、航空業界等で使用。軍関係者も同様で、このZULU時間でデータを記録。各国の標準時から変換作業をすることなく、共有できるようにしている。

ステルスモード

ウォッチ左上のCTRLボタンを長押しすると、電源オフやモニターの輝度を変更できるアイコン等が表示される。左中、左下ボタンをおしてアイコンを回転させていくと「ステルスモード」が表示される。右上のGPSボタンを押すと、そのオン・オフを切り換えられる。

ステルスモードをオンにすると、GPSの位置情報の取得や保存をオフにして、無線通信も無効化できる。自分がたどった位置情報を敵に渡さないための機能だが、兵士ではない我々が使用するなら、誤って「Suica」や「Garmin Pay」での決済を行なわないために使うこともできる。

キルスイッチ

ウォッチ左上のCTRLボタンと右下のSETボタンを同時に長押しすると、「キルスイッチ」がオンになる。

これは時計をすばやくリセットし、保存されているデータを消去して、ウォッチを工場出荷時の設定に戻す機能だ。保存されているデータが機密情報の場合、漏洩を防ぐことができる。兵士であれば、絶体絶命の際にキルスイッチを使用する。

一般人の我々の場合なら、誰かに知られてはマズい場所に行った際にリセットできるが、絶体絶命に陥らないことを願うばかりだ。

レギュラーモデルもミルスペック対応。選ぶ楽しみのある
Garmin「Instinct 2

ここまでTactical Editionをレポートしてきたが、レギュラーモデルの「Instinct 2」、そしてソーラー充電可能な「Instinct 2 Dual Power」も、MIL 規格[MIL-STD-810G]準拠の「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」のテストを全てクリア。タフネスさは十分。高精度GPSナビゲーションも可能なので、アウトドアでのアクティビティ好きなら、それらを選ぶのも当然あり。

またすべての「Instinct 2」シリーズは、スマートフォンとの互換性を装備。メールやLINE等の通知、返信も可能。消費カロリーや移動距離を記録するライフログ機能も装備し、24時間365日、街からフィールドまでユーザーをしっかりとサポートしてくれる。

ぜひお気に入りのモデルを手に入れて、タフでスマートな毎日を楽しんでみてほしい。

今回使用したInstinct 2はこちら

Garmin Instinct 2 Dual Power Tactical Edition
(ガーミン・インスティンクト 2 デュアルパワー タクティカルエディション)

  • 68,200円(税込)
  • 本体サイズ:45.0 x 45.0 x 14.5mm
  • 重量:52g
  • ケース素材:繊維強化ポリマー
  • ガラス素材:コーニング社製 Gorilla Glass DX
  • ベルト:シリコン、QuickFitバンド(22mm、別売り)にも交換対応

Garmin
「Instinct 2 Dual Power
Tactical Edition」

 

Instinct 2のその他おすすめ記事はこちらから。

アウトドア×カジュアルに映えるガーミン「Instinct 2」。進化した趣味のためのGPSウォッチ

Garmin「Instinct 2」は“タフネススマート”な本格派GPSウォッチ。超ロングバッテリー、Suica決済機能などを備え、キャンプ、登山、ランニング、釣り、ファッションにもおすすめ。その注目のハイスペックを紹介する。

 

問い合わせ:ガーミンジャパン
https://www.garmin.co.jp/

SHARE

PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

No more pages to load