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先日開催された「クライムオン‼ 2022」。ブース出展とクラック講師として参加|筆とまなざし#298

「Arts & Climbs」でのブース出展、「はじめてのクラッククライミング講座」ではトポに載っていないクラックでの講習を行ないました。

みごとに晴れ渡った10月最初の週末。小川山で「クライムオン!!2022」が開催されました。新型コロナウィルスの影響で三年ぶりに行なわれたこのイベント。今回はブース出展者として、そしてクラック講座の講師として参加しました。ちなみにブースは妻と立ち上げたクライミングをモチーフにしたものづくりをするユニット「Arts & Climbs」。最近は、古くなったクライミングロープをバスケットやベルトにリメイクしたアイテムを制作しています。

廻り目平キャンプ場は、秋晴れを待ち侘びた人々でごった返していました。朝8時の時点でほぼ満車。なんとか駐車スペースを見つけてブースの荷物を下ろし、9時から始まる講座に備えました。講座は定員6名、ありがたいことに満員御礼。参加者と挨拶を済ませてから早速岩場へ向かいました。

花崗岩を代表する形状であるクラック。けれども、じつは小川山にはそれほどクラックはありません。少ないというよりまとまっていないといったほうが正確かもしれません。時間が限られているのでアプローチの遠いエリアは難しいし、近場の小川山レイバックはほかのクライマーで順番待ちでしょう。妹岩には易しめのクラックが何本かありますがいつも混んでいます。そこで密かに目をつけていたのが、妹岩から少し斜面を上がったところにある、トポに載っていないクラックでした。ハンド、シンハンド、フィンガーとサイズも多彩。高さは7mほどと短いですが、その分アドバイスもしやすくローテーションも早いので講習にはもってこい。地面に足をつけたままの状態でハンドジャムの練習ができるので「ジャミングが効いた!」と感じてもらえやすいのも良いところ。グレードは5.8くらい。傾斜は垂直で上部がややうす被り。初めてクラックを登る人にとっては決して易しくはありません。

岩場に着くともちろん貸切でした。まずはテーピングの貼り方をレクチャーしました。いろいろな貼り方がありますが、2通りの貼り方を紹介。岩の上から回り込んでトップロープを張り、まずジャミングの基本を説明。試しに下部のハンドクラックにハンドジャムをきめてもらいました。するとどうでしょう、初めてジャミングをしたにも関わらず、みんな両足が浮かせられるくらいばっちり効かせられていました。すばらしい! シンハンド、フィンガー、フットジャム、手と足のコンビネーションなどを解説しながら、トップロープで2回ずつ登ってもらいました。なかでも小学生の女の子は週に4回ジムに行っているそうで、コツがわかるとジャミングを決めながらスルスルと登っていました。そして最初はジャミングの感覚が全くわからないといっていた女性も、何度かやるうちにノーテンションで上まで登れるようになりました。わずか3時間の講座でしたが、クラックが好きになるきっかけになってくれたらうれしいです。

イベント会場となる芝生広場に戻り、午後からはブーステントへ。岐阜に住んでいるとなかなか会う機会のない友人たちとひさしぶりに再会できたのがとってもうれしかったし、はじめましての方ともお会いすることができました。やっぱり実際に人と会うっていいなぁ、とその大切さを実感しました。日中はみんな登りに行っているので人の姿はまばら。夕方になると少しずつ人影が増えてきて、イベントは夜の部へ。今回の目玉はなんと言っても倉上慶大さんと寺倉力さんのトークショー。詳細は『PEAKS』誌面などで紹介されると思いますのでそちらをお楽しみに。

それにしても、満車のわりにトークを聴きに来ている人が少なかったような気がします。これはなんとももったいない! トークだけ聴くことも可能ですので、みなさん、来年はぜひイベント会場へ!!

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PROFILE

成瀬洋平

PEAKS / ライター・絵描き

成瀬洋平

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

成瀬洋平の記事一覧

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

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