ダッチオーブンおすすめ11選!キャンプで本格的な料理にチャレンジしよう
FUNQスタッフ
- 2022年09月28日
INDEX
キャンプ料理をワンランクアップしたいと考えている方に、おすすめなのがダッチオーブン。ダッチオーブンは「焼く」「炒める」「煮る」「蒸す」「揚げる」「燻す」といった調理ができる万能調理器具です。
そこで今回はダッチオーブンについて、以下のような内容を詳しく紹介します。
- ダッチオーブンの特徴
- ダッチオーブンを選ぶ際のポイント
- ダッチオーブンおすすめメーカー
- 素材別おすすめダッチオーブン
- ダッチオーブンのお手入れ方法
- ダッチオーブンで作れる簡単おすすめ料理
- ダッチオーブンにプラスしたい便利アイテム
「キャンプでバーベキューばかりで飽きてきた」「もっとキャンプ料理のバリエーションを増やしたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ダッチオーブンの特長とは
ダッチオーブンとは、蓋の上にも薪や炭を置いて、上下から加熱できる金属製の厚手鍋のことです。電化製品のオーブン同様、上下から加熱できるので、パンやピザ、ローストチキンといった料理も、外はこんがり、中はふっくら美味しく作れます。
薪や炭を置くために、蓋は頑丈にできており、ある程度重さがあります。そのため密閉性が高く、圧力鍋のような効果も。水を使わない無水調理で、水分や素材の旨味を逃がさずに美味しい煮込み料理もできます。その他には「炒める」「揚げる」、耐久性の高い網(ロストル)を使って「燻す」などの調理も可能です。ダッチオーブンはまさに万能調理器具!キャンプ料理をランクアップしたい方におすすめです。
ダッチオーブンを選ぶ際のポイント
ダッチオーブンを選ぶ際には「素材」「サイズ」「用途」などがポイントになります。それぞれ詳しく解説していきます。
素材で選ぶ
ダッチオーブンは大きく「鋳鉄製」「黒皮鉄板製」「ステンレス製」に分けられます。その他に製品の数は少ないですが「アルミニウム製」「ダクタイル鋳鉄製」といったものも販売されています。
鋳鉄製
鋳型(いがた)に鉄を流し込んで作られる、鋳鉄製ダッチオーブン。最も分厚く、重さがあり、畜熱性や保温性に優れています。また熱伝導率も高く、食材の芯まで熱が届くので、短時間で食材の旨味を凝縮できるのもメリットです。
鋳鉄製ダッチオーブンは錆防止のため、クリアラッカーを塗装されて販売されます。そのため使用前にクリアラッカーを焼き切る、シーズニングが必要です。最近は、シーズニング済みの製品も数多く販売されています。手間を省きたい方には、シーズニング済みの製品を選ぶとよいでしょう。
鋳鉄製ダッチオーブンは、水分にさらされると直ぐ錆びてしまいます。そのため、料理を保存するのには向いていません。調理後は、なるべく早く洗浄が必要です。せっかく馴染んできた油が落ちてしまうため、洗剤や金属タワシは使えません。また温度の急激な変化に弱いため、熱いうちに水を入れると、ヒートショックが起こり、割れてしまう場合があります。そのため洗浄の際には、お湯の使用が基本です。さらに洗浄後には、メンテナンスが必要となります。
何かと手間が掛かる鋳鉄製ダッチオーブンですが、メンテナンスを重ねると「ブラックポット」と呼ばれる黒光りする状態になります。ブラックポットを目指し育てる経過を楽しむため、あえて鋳鉄製を選ぶ人も少なくありません。安価で購入できる製品が多いのも、メリットといえるでしょう。
メリット
- 蓄熱性・保温性がある
- 熱伝導性が高い
- ブラックポットに育てる楽しみがある
- 安価である
デメリット
- 重い
- 使用前にシーズニングが必要
- 料理の保存には向かない
- 洗剤や金属タワシを使えない
- 錆びやすいため洗浄後に手入れが必要
- ヒートショックに注意が必要
黒皮鉄板製
一枚の鉄板を伸ばして作られる、黒皮鉄板製のダッチオーブン。1,200℃程度に加熱して伸ばされる際に、「黒皮」と呼ばれる酸化被膜ができます。酸化被膜は、赤錆を防ぐ役割を果たします。鋳鉄製と同様、熱伝導が良く、蓄熱性や保温性が高いので、素材の美味しさを活かした調理が楽しめるでしょう。
新品はクリアラッカーが塗装されているので、使用前はシーズニングが必要です。鋳鉄製と違い酸化被膜があるので、洗浄時は洗剤や金属だわしを使用できます。しかし酸化被膜があっても,完全に錆びないわけではないので、洗浄後はメンテナンスが必要です。メンテナンスを続けると独特の味が出てくるので、育てる楽しみがあります。また、元々一枚の鉄板でできているので割れにくくヒートショックの心配がありません。
扱いやすさの分、価格は鋳鉄製に比べて高価です。また重さがあるので、扱いにくいこともデメリットとなります。
メリット
- 鋳鉄製に比べて錆びにくい
- 蓄熱性・保温性がある
- 熱伝導性が高い
- 洗浄時に洗剤や金属タワシが使える
- ヒートショックの心配が無い育てる楽しみがある
デメリット
- シーズニングが必要
- 洗浄後はメンテナンスが必要
- 鋳鉄製に比べて高価
- 重い
ステンレス製
ステンレス製ダッチオーブンは熱伝導性が低く、料理が冷めにくい特長があります。またステンレスは錆びにくいので、シーズニングや洗浄後のメンテナンスが要りません。料理を長時間入れていても錆びないので、料理の保存にも適しています。軽量で扱いやすいのもメリットです。鋳鉄製や黒皮鉄板製に比べて、高価なのはデメリットとなります。
メリット
- シーズニングが要らない
- 洗浄時に洗剤や金属タワシが使える
- 洗浄後にメンテナンスが要らない
- 軽量で扱いやすい
デメリット
- 高価である
その他
製品の種類は少ないですが、ダッチオーブンには「アルミニウム製」や「ダクタイル鋳鉄製」のものもあります。
「アルミニウム製ダッチオーブン」は非常に軽量。またシーズニングや洗浄後のメンテナンスが要らず、扱いやすいダッチオーブンです。ただし空焚きすると穴が空いてしまうなど、耐熱温度が低く、耐久性の面で劣るのがデメリットです。
「ダグタイルダッチ鋳鉄製」は薄くて軽量なダッチオーブン。また錆びにくく、衝撃やヒートショックにも強く、洗剤や金属タワシも使用可能で、鋳鉄製のデメリットを解消しています。ただしシーズニングや洗浄後のメンテナンスは必要です。保温性や蓄熱性の高さは鋳鉄製同様、優れているので、食材の芯まで熱が通りやすく、美味しく調理できます。デメリットは他の素材に比べて、高価なことが挙げられます。
サイズや用途で選ぶ
ダッチオーブンは、使用人数で選ぶべきサイズは変わってきます。またキャンプで使うか、家庭でも使うかでは、押さえるべきポイントが違うので、どのように使いたいかを考えてから購入しましょう。
サイズ
ダッチオーブンの主なサイズは、8インチ、10インチ、12インチです。その他にソロキャンプ用に、6インチ(15.24cm)を展開している製品もあります。
8インチ(20.32cm)は、ソロやデュオキャンプにおすすめのサイズ。10インチ(25.4cm)は4人のファミリーキャンプにピッタリのサイズです。5人以上の大人数には、12インチ(30,48cm)が適しています。鶏を丸ごと使ったローストチキンを作りたい方にも、12インチをおすすめします。
- 6インチ:ソロキャンプ
- 8インチ:ソロキャンプやデュオキャンプ
- 10インチ:4人のファミリーキャンプ
- 12インチ以上:大人数のキャンプ、ローストチキンを作りたい方
用途で選ぶ
ダッチオーブンをキャンプで使うか、家庭で使うか、両方で使うかで選ぶ際のポイントが大きく違います。「脚付き」「蓋の縁(ふち)」「IH使用可」に分けて詳しく解説します。
脚付きか否か
ダッチオーブンには脚付きのものと、そうでないものがあります。脚付きのものは、焚き火台の炭火や薪の上に直接置いても、安定感があります。また蓋の上に炭火を置いたダッチオーブンの上に、もう1個2個と重ねて使うことも可能です。1つの焚き火台で、一度に複数の調理ができます。しかし家庭用のガスコンロやIH調理器で使うには適しません。
蓋に縁(ふち)が付いているか
蓋の上部が縁どられたダッチオーブンは、炭を蓋の上に置きやすくなっています。キャンプで、上からも加熱する調理を楽しみたい方におすすめです。
IHで使えるか
ダッチオーブンの中には、IH調理器が使用可能のものもあります。家庭のIHコンロでも使いたいという方は、IHで使用できるかもチェックしてください。
ダッチオーブンおすすめメーカー
多くのアウトドアブランドや調理器具ブランドから、ダッチオーブンが多数販売されています。中でもおすすめのメーカーを紹介します。
UNIFRAME(ユニフレーム)
1985年創業の新潟県燕市のアウトドアブランド「ユニフレーム」。金属加工産業の盛んな燕三条地区の技術を活かし、精巧に作られた調理器具や焚き火周りなどの金属製品が、特に高い支持を集めています。
ユニフレームのダッチオーブンは、錆びにくく扱いやすい黒皮鉄板製。黒皮鉄板製は珍しく、日本の主なメーカーでは、ユニフレームのみが販売しています。収納ケースなどのオプションが充実。上手にオプションを取り入れることで、重いダッチオーブンでも快適に調理できます。
LODGE(ロッジ)
1896年に創業した、アメリカの鋳鉄製品のトップブランド「ロッジ」。ダッチオーブン以外にもスキレットや鉄板が、キャンパーだけでなく、プロの料理人にも愛されています。アウトドア用のキャストアイロンシリーズは、面倒なシーズニング済み。水洗いして直ぐに使用可能です。家庭用のエナメルキャストアイロンシリーズのダッチオーブンも人気です。
snow peak(スノーピーク)
新潟県三条市に拠点を置く、スノーピーク。アウトドア用品だけでなく、アパレル事業やキャンプ場事業など、幅広く展開する、日本のアウトドア業界をリードする存在です。
スノーピークのダッチオーブンは、ダクタイル鋳鉄製。1,500℃の高温で加工され、ダッチオーブンとしては異例の薄さと軽さを実現しています。通常のダッチオーブン以外に、気軽に使えるコロダッチシリーズやインナーネットなどのオプションも充実しています。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
1947年に創業した金属製造販売会社「パール金属」のアウトドアブランド、キャプテンスタッグ。アウトドア製品を幅広く、リーズナブルに展開しており、初心者からベテランキャンパーまで、みんなの頼りになるブランドです。
キャプテンスタッグのダッチオーブンは、手頃な価格が魅力の鋳鉄製。サイズ展開やリフターなどのオプションも充実。初めて鉄製ダッチオーブンに挑戦する方に、入門編としておすすめできるブランドです。
SOTO(ソト)
工業用や草焼用バーナーのメーカー「新富士バーナー」のアウトドアブランド、ソト。バーナーやガストーチの火周りを中心に、アウトドア用の調理器具なども手掛けています。
ソトのダッチオーブンは、シーズニングやメンテナンスが要らないステンレス製。まだキャンプでバタバタしがちな初心者にピッタリのブランドです。また「家庭でもダッチオーブンを使いたい」という方にもおすすめです。
【素材別】ダッチオーブンおすすめ11選
ここからはおすすめのダッチオーブンを「鋳鉄製」「黒皮鉄板製」「ステンレス製」「その他」に分けて紹介します。
鋳鉄製ダッチオーブン
やや手間が掛かるものの、育てる楽しみがある鋳鉄製ダッチオーブン。リーズナブルなので、2個目、3個目と買い足していくのもおすすめです。
Coleman(コールマン) ダッチオーブン 12インチ
豪快にローストチキンも作れる、12インチのダッチオーブン。プレート付属で、燻製料理や蒸し料理も楽しめます。シーズニング不要なのも嬉しいポイントです。
- メーカー参考価格:14,900円
- サイズ:直径31×高さ19.5cm
- 重量:9kg
- 満水容量:7.1L
- 素材:本体/鋳鉄、ハンドル・プレート/ステンレス
- シーズニング:不要
- 付属品:リッドリフター、プレート、収納袋
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 角型ダッチオーブン 18cm
アスパラなど、長細い食材を並べて調理できる角型ダッチオーブンです。同シリーズの角型25cmサイズに入れ子にして、省スペースで収納できます。
- メーカー参考価格:5,500円
- サイズ:22×18.5×高さ9cm
- 重量:3.5kg
- 満水容量:1.4L
- 素材:鋳鉄製
- シーズニング:必要
- IH可否:可
LODGE(ロッジ)キャンプオーブン 10インチ
脚付きのロッジのキャンプオーブン。薪や炭が焼けて崩れても、安定したポジションを保てます。同サイズで深型も展開。こちらの浅型は、短時間で効率よく加熱が可能です。
- メーカー参考価格:14,850円
- サイズ:内径25.5×深さ8cm
- 重量:5.25kg
- 素材:鋳鉄製
- シーズニング:不要
- IH可否:不可
黒皮鉄板製ダッチオーブン
錆びにくく洗剤や金属タワシが使えて、扱いやすい黒皮鉄板製ダッチオーブン。ユニフレームから発売されて以来、その使いやすさで人気となっています。
UNIFRAME(ユニフレーム) UFダッチオーブン 8インチ
鋳鉄製のデメリットを解消した、ユニフレームの「UFダッチオーブン」シリーズ。8インチはソロキャンプやデュオキャンプにピッタリのサイズです。
- メーカー参考価格:9,900円
- サイズ:直径20.5×深さ9.5cm(底直径16cm)
- 重量:4.2kg
- 満水容量:2.9L
- 素材:黒皮鉄板製
- シーズニング:必要
- IH可否:可
- 付属品:レシピブック
UNIFRAME(ユニフレーム) UFダッチオーブン 10インチ
同じくUFダッチオーブンシリーズの10インチサイズ。4人のファミリーキャンプにおすすめサイズです。
- メーカー参考価格:12,500円
- サイズ:直径26×深さ11cm(底直径20cm)
- 重量:5.8kg
- 満水容量:5L
- 素材:黒皮鉄板製
- シーズニング:必要
- IH可否:可
- 付属品:レシピブック
UNIFRAME(ユニフレーム) UFダッチオーブン 12インチ
豪快なキャンプ料理に挑戦したい方におすすめの、12インチサイズ。レシピブック付きなので、キャンプ料理のレパートリーを増やせます。
- サイズ:鍋径30.5×深さ13cm
- 重量:8.8kg
- 満水容量:8.2L
- 素材:黒皮鉄板製
- シーズニング:必要
- IH可否:可
- 付属品:レシピブック
ステンレス製ダッチオーブン
シーズニングやメンテナンス不要で洗剤も使える、ステンレス製ダッチオーブン。手間が掛からないので、特にダッチオーブン初心者におすすめです。
SOTO(ソト) ステンレスダッチオーブン 12インチ
ローストチキンも作れるソトの12インチサイズ。大人数のキャンプにおすすめです。取っ手が十字になっているので、上にダッチオーブンを重ねやすくなっています。
- メーカー参考価格:27,500円
- サイズ:外形41.5×32.6×高さ16.5cm
- 重量:6.9kg
- 満水容量:8.2L
- 素材:ステンレス
- シーズニング:不要
- IH可否:可
belmont(ベルモント) ステンレスダッチオーブン 8インチ
ソロキャンプやデュオキャンプにピッタリの、ベルモントの「ステンレスダッチオーブン8インチ」。リフター付属も嬉しいポイントです。底網も付属されており、燻製調理で手間を掛けずに美味しいおつまみを作れます。
- メーカー参考価格:14.300円
- サイズ:鍋/直径20.4×9.5cm、フタ/直径21.1×3.6cm
- 重量:総重量2.52kg(リフター/195g、底網/125g)
- 満水容量:2.87L
- 素材:本体・鍋網/ステンレス、リフター/アルミニウム
- シーズニング:不要
- 付属品:リフター、底網
TSBBQ ライトステンレス ダッチオーブン 10インチ
「ライトステンレスダッチオーブン」は、アルミニウムを挟み込んだステンレス三層鋼。オールステンレスのものより20%軽量化に成功しました。また熱伝導性の高いアルミニウムの効果で、温まりにくいステンレスのデメリットも解消しています。
- メーカー参考価格:20,900円
- サイズ:本体内径25.5×深さ15.5cm、高さ(蓋付き)15cm
- 重量:4.18kg
- 満水容量:5.4L
- 素材:ステンレス三層鋼 (SUS304+アルミ+SUS430)
- シーズニング:不要
- IH可否:可
その他のダッチオーブン
鉄製の魅力と扱いやすさを併せ持つ「ダクタイル鋳鉄製」や、軽量でソロキャンプにピッタリの「アルミニウム製」のダッチオーブンをピックアップしました。
snow peak(スノーピーク) 和鉄ダッチオーブン 26
鉄製のデメリットである重さを解消した、スノーピークのダグタイル鋳鉄製ダッチオーブン。コロンとした丸い形が、可愛らしい雰囲気です。洗剤や金属タワシも使えて扱いやすいので、家庭での調理にも向いています。
- メーカー参考価格:28,380円
- サイズ:リッド/31.6×26.8×高さ5.6cm、スキレット/31.6×26.8×高さ5.9cm、ポット/φ26.8×高さ12cm
- 重量:7.9kg(リッド/2.6kg、スキレット/2.4kg、ポット/2.9kg)
- 満水容量:スキレット/2.5L、ポット/5.3L
- 素材:ダクタイル鋳鉄(シリコン耐熱塗装)
- シーズニング:必要
- IH可否:可
岩鉄鉄器 ダクタイルダッチオーブン
南部鉄器の生産地、岩手のメーカー「岩鉄鉄器」。ダクタイルダッチオーブンは、特殊な表面改質処理によって、圧倒的に錆びに強いのがメリットです。軽量で手入れも簡単です。「鉄製は扱いが難しい」と躊躇している方にもおすすめです。
- メーカー参考価格: 19,800円
- サイズ:25×16×8.5cm
- 重量:1.5kg
- 満水容量:1.2L
- 素材:ダクタイル鋳鉄
- シーズニング:必要
- IH可否:可
編集部おすすめのミニダッチオーブン
■クラムシェル・ミニダッチ
PEAKS2021年9月号増刊付録の「クラムシェル・ミニダッチ」。付録ですが、こちらのミニダッチは鋳鉄製の本格派。ダッチオーブンとしてだけでなく、スキレットとしても使えます。シーズニング済みで直ぐ使えるのも嬉しいポイントです。
■ごちそうミニパン
2022年8月29日発売のランドネ増刊『ミニパンでキャンプごはんBOOK』。アルミやチタン製のアウトドア調理道具とは、使い方や得意な料理が異なる、鋳鉄製のミニパンが特別付録に。大きさは、全長(柄の部分を含め)203㎜。重さは約1・17㎏とかさ張らず、シングルバーナーでの調理も可能なサイズ感です。
ダッチオーブンのお手入れ方法
鋳鉄製のダッチオーブンは、どっしりとした姿のわりにとてもデリケート。手入れを怠るとサビつきの原因となるので、使用後はあまり時間を置かずに後処理をするのがおすすめです。
ダッチオーブンのお手入れ方法の詳細はこちら
ダッチオーブンで作れる簡単おすすめ料理
素材の水分や旨味を逃がさないダッチオーブンを使えば、簡単に豪華で美味しいキャンプ料理が作れます。ここではぜひ作っていただきたい、ダッチオーブンで作れる簡単レシピをご紹介します。
ローストビーフ
難しそうなローストビーフも、ダッチオーブンなら簡単です。味の決め手の玉ねぎソースも、同時進行で1つのダッチオーブンで作れます。
チキンライス
アジアンな香りのシンガポールチキンライスも、ダッチオーブン1つで作れます。鶏肉はふっくらジューシー。ご飯は鶏肉の旨味が浸みこみます。
カレースープ
キャンプ料理の定番カレーですが、スパイスを効かせれば本格カレーになります。ダッチオーブンを使えば、野菜とサーモンの旨味がギュッと詰まった味に。
“イージー”サムゲタン
手が掛かるサムゲタンにも、簡単レシピで気負わずチャレンジを。ダッチオーブンなら素材の旨味を引き出し、味は本格派です。
ヨーグルトパン
ダッチオーブンの大きな魅力は、ピザやパンが焼けること。キャンプの朝食で食べる、焼き立てパンは格別です。
貝の酒蒸し
ダッチオーブンなら、おつまみも作れます。貝の旨味たっぷりの酒蒸しは、ワインが進むこと間違いなしです。
ダッチオーブンにプラスしたい便利アイテム
ダッチオーブンはオプションのアイテムを使うと、より快適に調理可能です。ダッチオーブン調理に、おすすめアイテムを3つ紹介します。
ダッチオーブンスタンド
ダッチオーブンを焚き火台に置く際に、ダッチオーブンスタンドを使えば、安定したポジションで調理できます。炭や薪が燃えて崩れた時でも、ダッチオーブンは安定しているので安心です。ダッチオーブンスタンドはトライポット型やラック型、鍋底に置く直置き型など、さまざまなタイプがあります。
Coleman(コールマン) ダッチオーブンスタンド
折り畳みできる、コールマンのダッチオーブンスタンド。焚き火台に直接ダッチオーブンを置く際に、下に敷くと安定したポジションを保てます。テーブルに熱い鍋を置く際の、鍋敷きとしても使用可能です。
- メーカー参考価格:2,990円
- 使用サイズ:15×15×5cm
- 収納サイズ:15×2×5cm
- 重量:280g
- 素材:ステンレス
ロストル
ダッチオーブンの、鍋底に敷いて使うのがロストルです。ロストルを使うことで、ダッチオーブンで蒸し料理や、燻製調理が可能になります。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ダッチオーブンロストル
ダッチオーブンの鍋底に敷いて水を入れれば蒸し料理が、燻製チップを入れれば、燻製料理が楽しめます。リーズナブルな価格も魅力です。
- メーカー参考価格:990円
- サイズ:外径19×高さ2cm
- 素材:スチール(クロムめっき)
リッドリフター
ダッチオーブンを加熱すると、取っ手まで熱くなります。そのまま掴んでしまうと、火傷してしまうことに。蓋を開けたり閉めたりする際は、リッドリフターがあると便利です。
LOGOS(ロゴス) ウッドグリップリフター
ロゴスのウッドグリップリフターは、持ち手が木製です。熱が伝わらず、安心して使えます。デザイン的にもオシャレな雰囲気です。
- メーカー参考価格:1,380円
- サイズ:33cm
- 重量:230g
- 素材:スチール、木材
ダッチオーブンで本格的なアウトドアごはんを作ろう!
焚き火や炭火を使って、上下から加熱できるダッチオーブン。キャンプ料理をワンランクアップさせたい方に、ピッタリの調理器具です。一度使うと手放せなくなりますよ。ぜひお気に入りのダッチオーブンを見つけて、もっと美味しくキャンプを楽しんでくださいね。
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- ランドネ
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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。