冬キャンプに必須のストーブのおすすめ商品を紹介【タイプ別】
FUNQスタッフ
- 2023年02月02日
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仲間との温かな団らんや料理、澄み切った星空、朝の凛とした空気…。冬キャンプは、暖かい時期のキャンプとは違った魅力がいっぱいです。
冬キャンプを楽しむには、もちろん万全な寒さ対策が必要です。そこで今回は冬キャンプの強い味方、アウトドアで使える各種ストーブについて、以下の内容で詳しく紹介します。
- キャンプ用ストーブのタイプ
- テント内でストーブを使う時の注意点
- おすすめ冬キャンプ用ストーブ【タイプ別】
「今年こそ冬キャンプにチャレンジしたい!」「冬キャンプに興味はあるけど寒さが苦手!」という方はぜひ参考にしてくださいね。
冬キャンプは防寒対策が必須
冬キャンプは、寒さの分だけより自然を近くに感じられます。寒いからこそ楽しいのが冬キャンプです。しかし寒いだけのキャンプでは、全く楽しくありませんよね。冬キャンプを存分に楽しむには、寒さの中で感じる暖かさが重要です。そのため万全な寒さ対策が肝心になります。
寒さ対策には服装や料理、テントや睡眠環境の整備などありますが、一番効果的なのがストーブの利用です。アウトドアでも使いやすいストーブを選んで、暖かで快適な冬キャンプを楽しみましょう!
冬キャンプ用ストーブのタイプ
キャンプで使えるストーブには、以下のようなタイプがあります。
- ガスストーブ
- 石油ストーブ
- 薪ストーブ
- 電気ストーブ
それぞれの特徴を押さえて、自分のキャンプスタイルに合ったタイプのストーブを選びましょう。
ガスストーブ
都市ガスや、プロパンガスなどを燃料にするガスストーブ。最近はアウトドアで使いやすい、カセットガス(カセットボンベ)を燃料にするガスストーブが増えています。軽量で燃料の補充も簡単なので、女性のソロキャンプでも扱いやすいストーブです。
石油ストーブ
暖房能力が高く、広範囲を暖められる石油ストーブ。調理にも使えるので、アウトドアの気分を盛り上げてくれます。灯油を燃料としており、薪ストーブほどではありませんが、補充や手入れなどにはやや手間が掛かります。重さもあり、収納スペースも他のストーブよりも必要なので、車の荷室に余裕がある方向きといえるでしょう。災害時には暖房器具としてだけでなく、調理器具としても活躍します。
薪ストーブ
薪を燃料とする薪ストーブ。最も暖房効果が高く、大人数でのキャンプでも充分対応できます。煙突で煙をテント外に出せるので、火を使うストーブの中では一番安心してテントでも使用できます。ただし、換気や一酸化炭素チェックなどの対策は怠らないようにしましょう。設置や撤収、使用後の煙突の手入れなど、かなり手間が掛かります。こうした手間も楽しいと思える方におすすめのストーブです。
電気ストーブ
コンセントに差し込み、スイッチを入れるだけで簡単に使える電気ストーブ。火を使わないので、火事や一酸化炭素中毒の心配がありません。軽量なものが多く、女性でも使いやすいストーブです。ただしポータブル電源か電源サイトの利用が必要になります。
テント内でストーブを使う時の注意点
冬キャンプを快適にしてくれるストーブですが、使用の際はいくつかの注意点があります。命に関わることも多いので、しっかり注意点を押さえておきましょう。
火事対策
まず注意が必要なのが火事です。テントの難燃性素材は燃えにくいだけであって、燃えないわけではありません。ストーブに触れたり、近づけすぎたりすれば、当然燃え上がります。テントとストーブの間には、少なくとも70cmの距離を開けましょう。
火傷対策
また火傷への注意も必要です。特に小さいお子さんとのファミリーキャンプでは、万全に対策しましょう。ストーブに触れないよう、ストーブ周りを囲む形のテーブルや、サークルを置くのがおすすめです。
一酸化炭素中毒対策
さらに一酸化炭素中毒の予防も重要です。火を使うストーブが不完全燃焼を起こせば、一酸化炭素が発生します。一酸化炭素中毒になると最初に頭痛が起こり、重症になると意識を失い、最悪の場合には命を落とすこともあります。ストーブ使用の際は、絶対にテントを閉め切ってはいけません。出入り口やベンチレーションを開放し、空気の通り道を作りましょう。
一酸化炭素は無色無臭なので、発生しても気がつけません。換気の徹底だけでなく、一酸化炭素チェッカーをストーブ周りに設置して万が一に備えましょう。
また火事や一酸化炭素中毒の防止のため、就寝時は必ずストーブを消してください。
おすすめ冬キャンプ用ストーブ【タイプ別】
ここからは、冬キャンプにおすすめのストーブを「ガス」「石油」「薪」「電気」に分けて紹介します。自分のキャンプスタイルに合うストーブはどれか、チェックしてみてください。
ガスストーブ
軽量で燃料の補充も簡単なガスストーブ。持ち運びしやすく、扱いやすいのでストーブ初心者にもおすすめです。暖房効力の高い製品や、レトロな見た目が魅力のものをピックアップしました。
またガスストーブの特徴や使い方、おすすめのガスストーブを、以下の記事で詳しく紹介しています。
Iwatani(イワタニ ) デカ暖Ⅱ
暖房能力がそれほど高くないガスストーブ。しかし「デカ暖Ⅱ」は少ないガス量で、小型の石油ストーブ並みの暖房効力があります。「手軽さと暖かさ、どちらも譲れない!」という方におすすめのガスストーブです。
- メーカー参考価格:30,800円
- サイズ:36.1×31.1×36.4cm
- 重量:4.3kg
- 最大発熱量 :1.35kW(1,150kcal/h)
- 使用ガス:カセットガス
- 連続燃焼時間:約2時間30分
SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) ポータブルガスストーブ SAG-BF02A
人気の高いアラジンの石油ストーブ「ブルーフレーム」。ブルーフレームを小さくしたデザインが「ポータブルガスストーブ」です。レトロな雰囲気が、テントサイトをオシャレにしてくれます。軽量で燃料の補充も簡単なので「ブルーフレームが欲しいけど重すぎる」「灯油の扱いが面倒」という方におすすめです。
- メーカー参考価格:34,100円
- サイズ:約32×33.5x39cm
- 重量:5.7kg
- 最大発熱量:2.0kw(1700kcal/h)
- 使用ガス:カセットガス
- 連速燃焼時間:強/約1時間40分、弱/約4時間20分
石油ストーブ
暖房効果が高く、みんなで囲むのにピッタリな石油ストーブ。湯沸かしや煮込み料理などにも活躍します。長年愛されてきた定番商品や、韓国発の人気ストーブを紹介します。
TOYOTOMI(トヨトミ) 対流形ストーブ(スタンダードタイプ)KS-67H
昔ながらのデザインが懐かしい雰囲気。暖房効果が高く、遠赤外線で広いスペースが暖かくなるため大人数のキャンプも快適に楽しめます。ホワイト・ブラック・グレーの3色展開。テントサイトに合わせてカラーを選べます。
- メーカー参考価格:32,940円
- サイズ:48.2×48.2×58.3cm
- 重量:11kg
- 暖房出力:6.66kW
- 連続使用時間:9.7時間
aladdin(アラジン) ブルーフレーム
名前の通り、窓から見える青い炎に癒される「ブルーフレーム」。レトロなデザインが魅力な、昭和初期から愛されているロングセラー商品です。一度給油すれば、連続15時間使用可能。1泊のキャンプなら給油の必要がありません。
- サイズ:38.8×40.5×55.1cm
- 重量:8.5kg
- 暖房出力:2.68kW
- 連続使用時間:約15時間
ALPACA(アルパカ) アルパカ プラス ストーブ TS-77NC
韓国発のストーブブランド「アルパカ」。人気の「アルパカストーブ」を改良し、グレードアップさせたのが「アルパカ プラス ストーブ」です。軽量でコンパクトながら、高出力で暖かい石油ストーブ。レトロな見た目も魅力です。
- メーカー参考価格:23,980円
- サイズ:35×35×42cm
- 重量:約6.6kg
- 暖房出力:3.0kW
- 連続使用時間:約10時間
薪ストーブ
抜群の暖房効果を誇る薪ストーブ。キャンプ料理も作れて、キャンプらしい雰囲気を楽しめるのも魅力です。設営や撤収、手入れなど何かと手間が掛かる冬キャンプ上級者用のストーブです。
以下の記事では、薪ストーブの選び方や使い方の注意点、おすすめの薪ストーブについて、詳しく紹介しています。
ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロセット
家庭用をはじめとする、薪ストーブの専門メーカー「ホンマ製作所」。1万円台で買えるものなど、キャンプ用の薪ストーブも充実しています。名前の通り調理も楽しめる「ステンレス ストーブコンロ」。丸蓋を外して、直火調理も楽しめます。40cmの薪もそのまま入れられるので、薪ストーブ初心者でも手間取らずに、薪の補充ができます。カラーは、シルバーと耐熱黒塗装の2色展開。
- メーカー参考価格:29,000円
- サイズ:本体/28x48x高さ44.5cm、煙突含む/28×65.5×高さ183cm
- 重量:約6.9kg
- 最大熱出力:3000kcal
tent‐Mark DESIGNS(テンマクデザイン) ウッドストーブM ケース付き2点セット
メカニックなかっこいいデザインで、2019年グッドデザイン賞を受賞した「ウッドストーブ」。正面と両サイドに窓が付いており、さまざまな角度から火を眺められます。天板の上はもちろん、丸蓋を外して直火調理も楽しめます。S、M、Lのサイズ展開。こちらのMは、ソロやデュオキャンプにおすすめサイズです。
- メーカー参考価格:55,000円
- 使用サイズ:57×52.6×240cm
- 収納サイズ:38×22×20cm
- 重量:10.78kg
- 付属品:収納バッグ
電気ストーブ
軽量で扱いも手軽な電気ストーブ。火事や一酸化炭素中毒の心配が無いので、冬キャンプ初心者にピッタリのストーブです。自宅でも使いやすいのも魅力といえるでしょう。
CORONA(コロナ) ユアヒート
ユアヒートは遠赤外線の放出量が多く、体を芯から温めてくれるシーズヒータータイプの電気ストーブです。首振り機能付で、さまざまな方向をムラなく温めるので、ファミリーやグループキャンプに適しています。転倒OFF機能や消し忘れ防止のタイマーも付いており、安全面も万全です。
- サイズ:340×30×71.7cm
- 重量:5.6kg
- 消費電力:通常モード/1,150W~330W、ゆらぎモード/820W~200W
APIX(アピックス) ランタンカーボンヒーター
見た目の可愛さに一目ぼれしそうな、ランタン型の電気ストーブです。遠赤外線で体の芯から温める、カーボンストーブで、即暖性にも優れています。非常に軽量で、持ち運びしやすいハンドル付き。女性のソロキャンプにおすすめの電気ストーブです。
- メーカー参考価格:7.700円
- サイズ:23×21×49.3cm
- 重量:0.85kg
- 消費電力:300W
- 電気代(1時間あたり):約9.3円
YAMAZEN(ヤマゼン) 電気ストーブ DS-D086
リーズナブルな電気ストーブを探している方におすすめな、ヤマゼンの「電気ストーブ」。転倒OFFスイッチ機能が付いており、安全面でも安心です。軽量で持ち運びやすいので、キャンプはもちろん、自宅の浴室などでの使用にもピッタリです。
- メーカー参考価格:3,280円
- サイズ:30.5×13.5×36.5cm
- 重量:1.7kg
- 消費電力:強800W・弱400W
- 電気代(1時間あたり):弱運転時約10.8円、強運転時約21.6円
ストーブで寒さ対策をして冬キャンプを楽しもう
今回は寒い冬キャンプに欠かせないストーブについて、以下の内容で詳しく紹介しました。
- キャンプ用ストーブのタイプ
- テント内でストーブを使う時の注意点
- おすすめ冬キャンプ用ストーブ【タイプ別】
頼れるストーブがあれば、厳しい寒さもキャンプを盛り上げるエッセンスになります。ぜひ自分のキャンプスタイルにピッタリのストーブを選んで、暖かな冬キャンプを楽しんでくださいね。
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- ランドネ
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