膝サポーターおすすめ10選!登山の膝痛を予防、軽減するスグレモノ
FUNQスタッフ
- 2023年04月28日
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登山をする際、膝に大きな負担がかかり、ケガや疲労に悩まされる方は多いのではないでしょうか?
体力に自信がある方や普段から積極的に運動をする方でも、登山をするとどうしても膝が痛くなってしまうことがあります。
日常的に登山をする方も初心者の方も、膝への負担はできる限り軽減したいですよね。
そういった方におすすめのアイテムが、膝サポーターです。
膝を固定し、負担の軽減や怪我の予防に効果的な膝サポーターですが、アウトドアブランドだけでなく、医療メーカーからもたくさんの種類のものが販売されています。
そのため、初めて購入を検討している方はどれを選ぶべきか悩んでしまいますよね。
そこで当記事では、安心して登山にチャレンジできるおすすめの膝サポーターをご紹介します。
「どういったタイプのものを選べば良いかわからない…」「どんな効果があるの?」という方にも、具体的な効果や選び方のポイントもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
登山時の膝痛に膝サポーターがおすすめなワケ
冒頭でお伝えしたように、どんなに体力に自信がある方でも、屈伸の動きが多い登山では膝に大きな負担がかかります。
そのため、関節周辺の筋肉に炎症が起こり、登山者の多くが膝の痛みに悩まされているのです。
膝を痛めることで腰などの他の部位にも影響が出てしまい、翌日に疲労や筋肉痛を起こし、回復に時間がかかることもあるため、膝をしっかりとサポートすることが重要です。
また、膝サポーターにはさまざまな効果があり、膝のサポートだけでなく、痛みの回復効果もあります。
中には、膝サポーターをつけることで「下りでの膝の痛みが劇的に軽減された」といった方もいるため、登山をする方にはぜひ使っていただきたいアイテムの1つなのです。
ここでは、膝サポーターの効果を3点ご紹介します。
ケガの予防
サポーターで膝を固定することで、登山での膝痛(しっつう)を軽減するのはもちろん、転倒した際に膝をケガするリスクも軽減されます。
登山をしているとカラダは疲労してしまいますし、特に下りの山道は全身に疲れが蓄積されているので転倒してしまう危険性があります。
そういった場合でも、膝サポーターが膝の皿部分をクッションで守ってくれるので、大きなケガにつながる心配もありません。
また、険しい山道になってくると膝をついてしまう場面も出てきます。
山肌によっては、転ばなくても膝をついただけでケガをしてしまう可能性もあるため、膝サポーターを着用して少しでもケガのリスクを回避しましょう。
疲労軽減
登山は思った以上に屈伸運動が激しいため、1歩踏み出すごとに関節のぐらつきが出てきてしまいます。
これは無意識のうちに出てくるものなので、山を登っている最中は特に気にならない方もいるかもしれません。
しかし、登りでは問題なく動く膝が、下山時には筋力が低下してるため、痛みが辛くなるといった方も多いです。
膝サポーターで膝を固定しておけば、そういったリスクも軽減されます。
保温効果
膝サポーターのタイプによっては、膝の保護だけでなく、保温効果に特化したものもあります。
膝を温めることで膝やその周りの血行が良くなり、膝をスムーズに曲げ伸ばしができるといった点もメリットです。
血行が良くなることでこむら返りなどのトラブルを予防する効果も期待できるため、登山の際にはぜひ膝サポーターを活用することをおすすめします。
また、同じ膝痛対策の強い仲間として「登山用タイツ」という選択肢も。こちらの記事で種類や選ぶポイントを解説しているので、チェックしてみてください。
登山に持っていきたい膝サポーターの種類は?
膝サポーターの種類はさまざまですが、大きく分けて履くタイプと巻くタイプの2つがあります。
それぞれのメリット・デメリットを事前に理解し、ご自身に合ったものを選んでくださいね。
履くタイプ
履くタイプの膝サポーターの最大のメリットは、装着した際のフィット感です。
巻くタイプのように位置の調整もいりませんので、靴下やタイツを履く感覚でサッと装着でき、違和感を感じることもさほどありません。
中でも、タイツ型のサポーターは生地が薄く、保温効果が抜群なので、日常生活でも活躍します。
ただし、靴を履いたままの装着は困難なため、手間がかかるといった点、サイズ選びに失敗してしまうと調整がきかないといった難点もあります。
また、使い続けていくと劣化してサポート力が落ちていくため、定期的な買い替えが必要ということも理解しておきましょう。
巻くタイプ
巻くタイプの膝サポーターは、なんといってもサポート力が抜群です。
ご自身の膝周りに合わせた微調整が可能なので、きつく締めることも緩めることも自由自在です。
最適なサイズを見つければ、履くタイプと同程度のフィット感を得ることができます。
ただし、巻くタイプの多くはマジックテープでとめるものになっているため、生地の重なりで膝を動かした際に違和感が出ることもあります。
また、しっかり固定できる反面、汗をかいた際に蒸れてしまうといったデメリットもあるため、皮膚に接する部分が少ないバンド型や、通気性に特化した生地を選ぶようにしましょう。
登山におすすめの膝サポーター選びのポイント
前述でご紹介した通り、膝サポーターには大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
どちらを選ぶとしても選び方は重要なポイントとなってきます。
選び方を間違えてしまうと登山の途中でつけ心地が悪くなってしまったり、膝を痛めてしまう恐れがあるため、ポイントをしっかり抑えて最適な膝サポーターを選びましょう。
自分の膝に合ったサイズを選ぶ
膝サポーターにはS・M・Lなどのサイズがあります。
しかし、普段着ている服のサイズに合わせて選ぶと失敗するケースもあります。
特にタイツ型の膝サポーターは調整がきかないため、サイズ選びに失敗してしまうと取り返しがつきません。
そのため、事前にご自身の膝上・膝の中心・膝下をメジャーを使って測っておきましょう。
実際のサイズよりも小さすぎると動きにくく、大きすぎると膝を固定できないので、そもそもサポーターとしての役割を果たしません。
せっかく購入したものを無駄にしないためにも、購入前にしっかりサイズ確認してくださいね。
登山スタイルや季節の用途に合わせて選ぶ
動きの多い登山では、とにかく動きやすさが求められます。
動きやすい登山ウェアを選んでいるのに、膝サポーターが動きを妨げてしまうと逆効果です。
快適な登山を楽しむためにも、膝サポーターの素材は伸縮性・ストレッチ性を重視して選ぶようにしましょう。
また、季節に合わせた選び方も重要です。
特に、夏は汗や蒸れの心配があるため、通気性がよく、着脱が簡単な膝サポーターがおすすめです。
逆に冬の登山では寒さ対策も必要になってきますので、保温効果のある素材のものを選びましょう。
登山におすすめ!膝サポーター10選
選び方のポイントがわかれば、あとはどういった商品を選ぶかが問題です。
ここでは、履くタイプと巻くタイプの膝サポーターをタイプ別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
履くタイプ
履くタイプの膝サポーターは種類が豊富なので選択肢も広がります。
装着感にこだわりたい方はぜひ試してみてください。
CW-X(シダブリューエックス)ジェネレーターモデル
軽さと履き心地を追求した履くタイプのサポーター。
膝はもちろん、お尻や太ももなどのカラダを支えるのに重要な部位をしっかりサポートします。
吸汗速乾性素材採用なのでスポーツはもちろん、アウトドアで汗をかいても快適に過ごせます。
- メーカー参考価格:18,700円
- サイズ:S~SB
- 素材:ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン
HOLZAC(ホルザック)シリコンサポーター
履くだけで簡単にテーピングができるシリコンサポーター。
3次元テーピング構造で固定しすぎず、シリコン部分がしっかりサポートしてくれます。
吸水速乾性に優れているので、1年を通して活躍します。
- メーカー参考価格:1,800円
- サイズ:M~F
- 素材:ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・シリコン
NEENCA 膝サポーター 半月板サポーター
アウトドア・スポーツ・日常生活で活躍する膝サポーター。
内側に伸縮性のあるゴム糸が縫い付けられているので、使用中にズレ落ちる心配もありません。
耐久性・通気性に優れているため、長時間使用していても蒸れにくく、常に快適に着用できます。
- サイズ:S~3XL
- 素材:スパンデックス、樹脂製サイドバネ
パテックス 機能性サポーター(膝用)
太ももから膝までトータルにサポートするロングタイプのサポーター。
ナノテクノロジー採用で上下のズレを軽減します。
吸汗素材を使用しているため、登山やスポーツなどで汗をかいても快適な履き心地です。
- サイズ:M、L
- 素材:ポリエステル・ポリウレタン
エルモ 医療サポーター 膝用固定帯メッシュ
メッシュ加工で爽やかな付け心地の医療サポーター。
屈伸の多い登山でも膝痛をしっかりガードしてくれます。
膝を保護するのはもちろん、増強効果もあるサポーターです。
- サイズ:M~3L
- 素材:ポリエステル・生ゴム
KOWA(コーワ)バンテリンコーワサポーター膝専用
伸縮率の異なる数種類の特殊機能を採用した膝専用サポーター。
下と横から膝を支えてくれるのでお皿部分を持ち上げるようにサポートします。
U字型テーピング構造で膝の左右のブレを抑え、膝を伸ばす力も助け、動きを妨げることもありません。
- メーカー参考価格:1,551円
- サイズ:S~LL
- 素材:ポリウレタン・ナイロン
巻くタイプ
しっかり固定して膝をサポートしたい方には巻くタイプがおすすめです。
ご自身の膝にフィットするものを見つけることで、履くタイプに劣らない装着感が得られますよ。
ZAMST(ザムスト) EK-3 (ヒザ用サポーター 左右兼用)
サポート力と動きやすさを両立した膝用サポーター。
裏生地はわずか薄さ0.6mmなので通気性が良く、アジャスタブル面ファスナーが個人の形状にフィットするため、快適な付け心地です。
圧迫力の調整も自在なので動きを妨げることなく、しっかり安定します。
- メーカー参考価格:4,070円
- サイズ:S~3L
- 素材:ナイロン・ポリウレタン・クロロプレン・アクリル
ZAMST(ザムスト)膝用サポーター JKバンド
装着が簡単なバンド形状の膝サポーター。
お皿の下を適度に圧迫するため、膝下にかかる負担を軽減します。
登山はもちろん、さまざまなスポーツに対応できます。
- メーカー参考価格:1,430円
- サイズ:S~LL
- 素材:ナイロン
MIZUNO(ミズノ) サポーター 登山用
登山時の動きにこだわった膝サポーター。
関節や筋肉をサポートするため、足運びがスムーズに行えます。
本格的な登山をする際におすすめのアイテムです。
- サイズ:S~XL
- 素材:ナイロン・クロロプレンラバー
McDavid(マクダビッド)M4193ランニングニーバンド
靴を履いたまま簡単に装着できる、巻くタイプの膝サポーター。
2本に分かれたデュアルストラップ設計で圧迫力が細やかに調整可能です。
100%クロロプレン素材採用のため、弾力性・耐久性に優れ、膝に違和感なくフィットします。
- メーカー参考価格:3,300円
- サイズ:フリー
- 素材:ポリウレタン
登山に効果的なトレーニング方法やカラダの使い方とは
全身の筋肉を使う登山では、ケガや筋肉痛に悩まされる方も多いです。
特に、足腰はよく使うため膝に負担がかかりやすく、痛みが続いてしまう場合もあります。
普段からトレーニングをすることで、そういった悩みも軽減されますので、登山を始める前にトレーニングをしておきましょう。
ここでは、ハードな筋トレが苦手という方でも簡単に行えるトレーニングをご紹介します。
ケガや故障を防ぐ!山登りのためのおうちトレーニング
登山をする際、心配なのがケガや故障です。
そういったトラブルを防ぐためにも、普段からトレーニングをしておくことをおすすめします。
トレーニングをするといっても、「ジムに通ったり、外でランニングをするには時間がない…」「本格的なトレーニングは苦手…」といった方でも、おうちで簡単にできるトレーニング方法をご紹介します。
登山のためのトレーニング方法
普段運動をしない方が突然登山に挑戦するのは危険です。
険しい山道はもちろん、ゆるやかな山道でも体力がないと筋肉の疲れや大けがにつながることもあります。
安全に登山をするためにも、体力作りをしておきましょう。
登山で体力を温存するためのカラダの使い方
登山は思った以上に体力を使うものです。
登りで足が疲れてしまうと、楽々進めると思っていた下りも足がふらついて膝への負担が大きくなります。
登山をする以上、疲れてしまうことは仕方ありませんが、少しでも疲れにくくするためにも、体力を温存するためのカラダの使い方は確認しておきましょう。
登山時の膝痛は自分に合った膝サポーターで緩和しよう
日常生活では特別意識していない膝も、登山をすると思った以上に負担が大きく、サポーターなしで挑んでしまうと大ケガや事故の原因になります。
せっかく登山を始めるのなら、「また行きたい!」と思えるように、快適に楽しみたいですよね。
この記事を参考にぜひ、ご自身に合った膝サポーターを活用して、安全な登山ライフを過ごしてくださいね。
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