キャンプ用軽量コット10選!組み立ても簡単でおすすめ
FUNQスタッフ
- 2023年04月27日
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キャンプの眠りを格段に快適にしてくれるのがコットです。折り畳みベッドであるコットは、車移動のキャンプにしか持って行けないと思う方が多いのではないでしょうか。しかし、軽くてコンパクトに収納できるコットを選べば、徒歩やツーリングキャンプ、登山に持って行くことも可能です。
そこで今回は、徒歩やツーリングキャンプにおすすめな軽量なコットについて、以下の内容で詳しく紹介します。
- 軽量コットがキャンプに最適な理由
- 失敗しない!軽量コットの選び方
- 収納も楽々!軽量で扱いやすいコット10選
- 寝心地をもっと良くしたいならマットを取り入れて!
「徒歩やツーリング、登山やキャンプでも使えるコットが欲しい!」「軽くて扱いやすいコットを探している」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
軽量コットがキャンプに最適な理由
携帯性に優れ、扱いやすい軽量コット。軽量コットには、その他にも以下のようなメリットがあります。
- どんな移動手段のキャンプでも使える
- 地面からの冷えを防いでくれる
- ベンチや物置きとしても使える
それぞれのメリットを詳しく紹介します。
どんな移動手段のキャンプでも使える
通常の重さのコットには、6kg以上ある製品もあります。このような重いコットは、オートキャンプ以外での利用は向いていません。
しかし、軽量コットはオートキャンプはもちろん、公共交通機関を使った徒歩・ツーリングキャンプでの使用も可能です。様々な移動手段でキャンプを楽しみたい方は、軽量コットを選ぶとよいでしょう。また超軽量なコットであれば、登山での携行も可能です。
地面からの冷えを防いでくれる
冬キャンプの睡眠時は、マットに地面の冷えが伝わるため、寒くて眠れないことがあります。コットを使えば地面との間に隙間ができ、冷えが直接伝わらないので、寒さがかなり軽減されます。裏面にアルミ素材が貼られているコットは、さらに冷気を防いでくれるので冬キャンプを楽しむ方におすすめです。
ベンチや物置きとしても使える
夜間にベッドとして使うコットは、昼間には別の使い道があります。ハイコットであれば、複数人が座れるベンチになり、ローコットはバッグや脱いだ服などの、ちょっとした物置きとして活躍します。またハイコットの下も、薪などを置くスペースとして有効活用可能です。
失敗しない!軽量コットの選び方
軽量コットを選ぶ際には、以下のような押さえるべきポイントがあります。
- 2〜3kg程度で、軽量コンパクトな収納サイズを選ぶ
- 機能性で選ぶ
- 使用する人数で耐荷重を選ぶ
- 軽量重視ならローコット
それぞれのポイントを詳しく紹介していきます。
2〜3kg程度で、軽量コンパクトな収納サイズを選ぶ
軽量コットは、軽いものでは2kg以下の製品もあります。特に、公共交通機関を使う徒歩キャンプや登山のテント泊では、コットの重さが重要になります。できるだけ軽い製品を選びましょう。
そこまで重さを重視しないツーリングキャンプでも、3kg以下のコットを選ぶと車体が重くならず、軽快にツーリングが楽しめます。
また、収納サイズも重要なポイントです。バッグパックに入るサイズか、バイクに積めるサイズかもチェックしましょう。徒歩キャンプでは長さ50cm以下、ツーリングキャンプでは長さ60cm以下のものがおすすめです。
機能性で選ぶ
コットは製品によって、機能性がかなり違います。自分のキャンプスタイルに必要な機能付きのコットを選ぶとよいでしょう。
ハイとローの高さ調節ができる2wayコットは、テントの天井高や気温によって、適したコットの高さを選べます。天井の低いテントで使う場合はローコットにすれば、圧迫感が大幅に軽減。また、寒い時期や暑い時期のキャンプでは、地面の冷えが伝わりにくく、風通しが良いハイコットにするのがおすすめです。
また、コットは組み立て方が各ブランドによって違います。「力があまり強くないけれど、大丈夫かな…」と不安な方も、力を使わず楽に組み立てられる製品を選ぶと安心です。
さらにアルミ素材がコット裏面に貼られている製品は、地面からの冷えをより防いでくれます。頻繁に冬キャンプや登山でのテント泊を楽しむ方におすすめです。
使用する人数で耐荷重を選ぶ
コットをベンチとして使用するなら、耐荷重もしっかりチェックしましょう。2人で使う場合は耐荷重100kg以上のものを、3人で使う場合は150kg以上のものを選ぶと安心です。
軽量重視ならローコット
より軽量さを重視する方には、ローコットがおすすめです。ローコットには1kg台の製品もあるので、できるだけ荷物を軽くしたい登山や徒歩キャンプにも適しています。
ローコットには、オプションの脚パーツを追加することによって、ハイコットとしても使える製品もあります。そういった製品を選んでもよいでしょう。
ハイコットがいいなら2WAYを選ぼう
軽さ重視で、かつハイコットがお好みの方には、ロー・ハイどちらの高さも選べる2wayコットがおすすめです。2wayコットなら、車やバイク移動のキャンプではハイコットとして使えます。徒歩キャンプや登山でのテント泊など荷物をできるだけ軽くしたいシーンでは、ハイコット用パーツを携行しないことで軽量化が図れます。
収納も楽々!軽量で扱いやすいコット10選
携帯性に優れ、徒歩やツーリングキャンプ、登山でのテント泊にぴったりの軽量コット。ここからはおすすめの軽量コット10選を紹介していきます。
軽量コンパクトなコット5選
軽量かつコンパクト収納が可能であれば、バックパックにスッポリ入れて持ち運べます。ここでは収納サイズが52cm以下の軽量コットをピックアップしました。
THERMAREST(サーマレスト) ウルトラライトコット R
アウトドアの睡眠グッズの代表的ブランド「サーマレスト」。高品質で高機能な製品が、多くのキャンパーや登山者の支持を集めています。コット市場で最軽量コットである「ウルトラライトコット」は、1.2kg以下という驚異の軽さで、徒歩・ツーリングキャンプや登山でのテント泊にもおすすめです。シートは体温を反射し、地面からの冷えを遮断するサーマキャプチャー加工が施されています。
- 使用サイズ:長さ183×幅61×高さ11cm
- 収納サイズ:41×13cm
- 重量:1195g
- 耐荷重:147.5kg
- 材質:シート/リップストップポリエステルサーマキャプチャーコーティング、脚部/アルミ、プラスチック
- 付属品:収納袋
Naturehike(ネイチャーハイク) フォールディング キャンプベッド XJC04
中国ブランドのイメージを覆す、高品質かつリーズナブルな価格で人気が高まっている「ネイチャーハイク」。「フォールディングキャンプベッド」は、2.3kgのかなり軽量な2wayコットです。こちらは旧モデルをアップデートした「最新強化版モデル」で、寝返りの際の軋み音を軽減。安定性と強度も向上しています。
- 使用サイズ:約長さ190×幅65×高さ38cm
- 収納サイズ:52×19
- 重量:2.3kg
- 耐荷重:約150kg
- 材質:シート/ 600Dナイロン、脚部/アルミ合金
- 付属品:収納袋
LOGOS(ロゴス) Tradcanvas ポータブルアッセムプットベッド
キャンパス地のような風合いのシートがおしゃれなローコット。ナチュラルなテントサイトにぴったりです。新構造のフレームは、組み立ても撤収も簡単に短時間で行えます。収納サイズが長さ40cmと、かなりコンパクトです。
- メーカー参考価格:25,800円
- 使用サイズ:約長さ180×幅61×高さ13cm
- 収納サイズ:約40×22×11cm
- 重量:約2.7kg
- 耐荷重:約120kg
- 材質:脚部/7001アルミ合金、シート/ポリエステル(PVCコーティング)
- 付属品:収納ケース
Snugpak(スナグパック) コット
イギリスのブランド「スナグパック」。過酷な環境での使用を前提にして、耐久性が高く使い心地の良い製品を生み出しています。スナグパックの「コット」は収納時の長さが38cmとかなり短く、バックバックにスッポリ収納可能です。重さも2.2kgとかなり軽量なので、徒歩キャンプのお供にぴったりです。
- 使用サイズ:約長さ190×幅64×高さ12cm
- 収納サイズ:長さ38×直径18cm
- 重量:約2.2kg
- 耐荷重:120kg
- 材質:シート/420Dポリエステルリップストップ、脚部/アルミニウム合金
- 付属品:収納バッグ
BAKKNEL(バクネル) アウトドアコット
「バクバク食って寝る」気軽なキャンプをコンセプトにしている、神奈川発のアウトドアブランド「バクネル」。「アウトドアコット」は、スリープ内にメッシュ生地を搭載し、軋み音を軽減しています。耐荷重が150kgあり、ベンチとして利用することが出来ます。スマホなどが入れられる、便利なサイドポケット付きです。
- メーカー参考価格:21,780円
- 使用サイズ:ハイ/長さ190×幅65×高さ38cm、ロー/長さ190×幅65×高さ17cm
- 収納サイズ:52×18×12.5cm
- 重量:2.7kg
- 耐荷重:150kg
- 材質:シート/600Dポリエステル、脚部/7075アルミニウム合金
- 付属品:収納バッグ
軽量でコスパの良いコット5選
キャンプ初心者やファミリーキャンプをされる方は、購入すべき道具が多いのでコスパは重視したいところです。ここでは14,000円以下で購入できる、コスパの良い軽量コットを紹介します。
Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット
メーカー参考価格が1万円以下で「一度コットを試してみたい」という方にも手に取りやすい価格です。パーツを最小限にして重さ2kgを実現しており、徒歩キャンプにもおすすめです。パーツが少ない分、組み立ては簡単。短時間で組み立て・撤収が完了できます。
- メーカー参考価格:9,999円
- 使用サイズ:約長さ188×幅68×高さ16cm
- 収納サイズ:55×14cm
- 重量:約2kg
- 耐荷重:80kg
- 材質:シート/ポリエステル、脚部/アルミニウム
- 付属品:収納袋
DOD(ディーオーディー) バッグインベッド
バッグに入ってしまうベッド「バックインベッド」。ウサギマークの可愛らしさもポイントです。幅が72cmもあり、寝返りを打てる余裕があります。カラーはブラック、ベージュ、タン、カーキの4色展開。テントサイトにぴったりのカラーをチョイスできます。
- メーカー参考価格:11,950円
- 使用サイズ:約長さ183×幅72×高さ15.5cm
- 収納サイズ:約51×16×12cm
- 重量:約2.6kg
- 耐荷重:120kg
- 材質:シート/600Dポリエステル、脚部/アルミニウム
- 付属品:収納バッグ
VASTLAND( ヴァストランド) 2WAYキャンプコット ワイド
2018年に誕生した神戸発のアウトドアブランド「ヴァストランド」。品質と使いやすさにこだわった製品をリーズナブルな価格で製造販売しています。こちらは「2wayキャンプコット」のワイド版。幅が75cmもあり、ゆったりとくつろげます。ハイコットにする際は、12本のポールを差し込むだけ。徒歩キャンプなどできるだけ軽量化を図りたい時は、ローコット用パーツのみ持参するのがおすすめです。
- メーカー参考価格:13,980円
- 使用サイズ:ハイ/約長さ190×幅75×高さ39cm、ロー/約長さ190×幅75×高さ19cm
- 収納サイズ:約60×18×17cm
- 重量:約2.8kg
- 耐荷重:110kg
- 材質:シート/ポリエステル(600D)、脚部/アルミ合金
- 付属品:収納バッグ
FIELDOOR(フィールドア) アルミコンパクトコットTC
シートに難燃素材であるTC素材を採用したローコット。安心して近くで焚き火を楽しめます。風合いの良さも魅力的です。耐荷重が150kgで、複数人でのベンチ利用も可能です。ゆったりサイズがお好みの方には、ワイドサイズをおすすめします。
- 使用サイズ:約長さ190×幅60cm×高さ17cm
- 収納サイズ:直径20×50cm
- 重量:約2.8kg
- 耐荷重:150kg
- 材質:シート/ポリエステル65%・コットン35%、脚部/アルミニウム合金
- 付属品:収納バッグ
ALPIDEX(アルピデックス) キャンプ ローコット
ドイツのスポーツブランド「アルピデックス」。「キャンプ ローコット」は1.8kgとかなり軽量なローコット。組み立てはレバー式で力を入れる必要がなく、わずか3分で完了します。シートの張りがしっかりしているので、腰痛持ちの人でも快適に眠れます。
- 使用サイズ:長さ190×幅67×高さ16cm
- 収納サイズ:57×16×16cm
- 重量:約1.8kg
- 耐荷重:120kg
- 材質:シート/ナイロン、脚部/超々ジュラルミンA7075
- 付属品:収納バッグ
寝心地をもっと良くしたいならマットを取り入れて!
寝心地をさらに良くしたい方には、コットにマットをプラスするのがおすすめです。以下の記事では、様々なタイプのおすすめキャンプマットを紹介しています。
軽量なコットはキャンプ初心者にもおすすめ!
携帯性に優れ、扱いやすい軽量コット。どんな移動手段のキャンプでも使える汎用性の高さが魅力です。
今回は軽量コットについて、以下の内容で詳しく紹介しました。
- 軽量コットがキャンプに最適な理由
- 失敗しない!軽量コットの選び方
- 収納も楽々!軽量で扱いやすいコット10選
- 寝心地をもっと良くしたいならマットを取り入れて!
軽量コットなら、寝心地を諦めがちな徒歩・ツーリングキャンプや登山でのテント泊でも快適に眠ることができます。ぜひお気に入りの軽量コットを見つけて、様々なスタイルのキャンプのお供にしてくださいね。
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