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春を感じる花嫁街道へ。千葉・南房総で山歩き旅|カスタムカーは山道具のひとつ【烏場山編】

ジムニーやN-VANなど、アウトドア好きに人気のクルマをかわいくレトロに変身できるパーツをデザイン、制作する「ダムド」。ダムドのコンプリートカーに乗って、山好き女子が旅するようすをお届け!

今回の旅の相棒は「DAMD HIJET FUZZ」

クラシカルなデザインは、春らしい色の山ウエアとの相性もばっちり!

角目のヘッドランプと直線的なグリルのフロントマスクが、クラシカルな見た目をつくるフェイスチェンジキット。かわいさとかっこよさのどちらも併せもち、乗る人やコーディネートによって、その印象がガラリと変わる。

ハイゼットならではのコンパクト性と小回りの効く運転のしやすさで、登山口までの小道の運転も安心。ニュージーランド産の天然木材「アコヤ」をウッドパネルに使用したルーフラックが、自然との距離をぐっと縮めてくれる。

カスタムカーについてもっと詳しく知りたい人は、ダムド公式HPへ!

春の山と海を満喫するクルマならではの旅

▲雲ひとつない、暖かな陽気に包まれる日には、車を走らせて自然のそばへ行きたくなる。訪れた町は、すっかり春の景色に。

寒い冬の終わりが近づき、春の気配を感じ始めると、ワクワクしてしまう性格は、いくつになっても変わらない。山を登るようになってからは、季節の変わり目をより身近に感じることができ、そんなときこそ山旅にでかけたくなる。それは、登山ガイドの父をもち、幼いころから山をすぐそばに感じてきた七海さんもおなじだ。

どんなコーディネートにも似合うHIJET FUZZに乗り、できる限り春に近づけるはずと、千葉県の南房総を目指した。

「海のない土地で育ったから、海を見るとうれしくなる」と、キラキラと輝く海を横目に話す、岐阜県育ちの七海さん。海沿いの道から、菜の花の咲く細い道を抜けていくと、登山口へと到着した。この日歩くのは、烏場山の山頂まで続く花嫁街道。山間の集落と海辺の集落の交流の道であり、塩汲みや生活物資の往来、学校への通学路としても使われ、かつては花嫁行列もこの道を通っていたという。そんな、地元の人々の暮らしと密接につながる道をたどる山歩き。この町で育った人たちは、どんなものを食べて、どんな遊びをして、どんな景色を眺めてきたのだろう。

海のそばでの暮らしを想像しながら準備を整える。靴紐を結び直し、バックパックを背負ったら出発。緩やかで、歩きやすい登山道が続き、芽吹いたばかりの葉を愛でたり、深呼吸をしたりしながら進んでいく。

▲花嫁街道を進み目指す烏場山の山頂までは、道標が多くあり道迷いの心配もなし。歴史と自然を感じる山歩きの始まり。

春の日帰り低山ハイクは、基本装備に肌を守るアイテムを

YAMATABI 15 X-PAC¥27,500(マウンテンデイジープロダクツ/ファンクショップ)、WTX LTレインジャケット¥31,900、WTX LTレイン パンツ¥22,990(カリマー/カリマーインターナショナル)、その他スタイリスト私物
山のおとも風呂敷‐包んで、敷いて‐¥3,850(ランドネ×後藤郁子/ファンクショップ)、12ozオールアラウンドタンブラー¥2,640(ハイドロフラスク/アルコインターナショナル)、その他スタイリスト私物
虫よけスプレー、日焼け止め、リップクリーム/すべてスタイリスト私物

肌寒いときの防寒着にもなるレインウエア、ファーストエイド、ライトのほか、紫外線や乾燥から肌を守る日焼け止めや虫よけ、保湿バームなども忘れずに準備。冬の低山装備よりも軽くなったバックパックには、山の上でのんびりすごすためのドリンクやおやつも忍ばせて。

歩きやすく整備された花嫁街道は、地元の人たちの暮らしを支えた道

木々の広げる枝葉が眩しい光を遮り、心地よい空気と木漏れ日に包まれている花嫁街道。途中、視界の開けた展望台からは、何度見ても見飽きない、大きな海を眺めることができた。「山を下りたら、あの海まで行ってみう」。クルマがあれば、少し遠くの気になる場所まで自由に行くことができる。欲ばりに楽しみたい旅先では、そんなクルマが欠かせなくなる。

▲第二展望台からは海を一望。
▲烏場山の山頂(標高265m)にたどり着くと、真っ白な富士山の頭が!
▲芽吹いたばかりの葉が美しい。

4月になっても、場所によってはまだ雪の残る地域もある日本。小さな島国の中で、季節の進むスピードが異なるからこそ、その土地の気候や特性を知り、フットワークの軽さをもつことで、自分の見たい景色を探しにいくことができるのだ。

想像の何倍もの魅力と感動が詰まった花嫁街道は、春に訪れたいお気に入りの山のひとつになった。

▲下山ルートに選んだ「花婿コース」の見晴台(海抜171m)には、休憩場所にぴったりの大きな木が。思わず長居したくなる雰囲気のよさ。
▲和田浦海岸の砂浜に立ち寄れるのも、花嫁街道を歩く楽しみのひとつ。山から海へつながる旅。

(コース)花嫁街道入口~(45分)~第二展望台~(45分)~見晴台(カヤ場)~(15分)~烏場山~(45分)~見晴台~(30分)~花婿コース入口~(10分)~花嫁街道入口

(アクセス)富津館山道路・富浦IC から花嫁街道入口まで国道127 号、128 号を経由して約35 分。花嫁街道入口に車2台分の駐車スペースあり。

インセクト バリヤー ビオナセ ジャケット¥20,900(ミレー/ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン)、リネンライクな軽やかワンピ¥19,580(かわり芽)、YAMATABI 15 X-PAC¥27,500(マウンテンデイジープロダク
ツ/ともにファンクショップ)、タイムトゥーパンツ¥9,900(コロンビア/コロンビアスポーツウェアジャパン)、フローキャップ¥6,600(カリマー/カリマーインターナショナル)、シューズ:モアブ 3 シンセティック ゴアデック¥18,700(メレル/丸紅フットウェア)

カスタムカーについてもっと詳しく知りたい人は、ダムド公式HPへ!

>>>春を感じる花嫁街道へ。千葉・南房総で山歩き旅|カスタムカーは山道具のひとつ【ふもと編】

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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