【OLYMPUS】軽量コンパクト、高画質、防塵・防滴。山の相棒に「OM-D E-M5 MarkIII」
PEAKS 編集部
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荷物の軽さや小ささ、それに対しての性能や快適さがトレードオフの関係にあるのは山道具の常。カメラの場合、山で使うことを考えると「携行性」と「画質」がとくに気になるが、それを高い次元で両立し、ちょうどいいパートナーとなってくれるのが、このミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M5 MarkⅢ」だ。
写真家に聞く「OM-D E-M5 MarkⅢ」の魅力
近年は画質の向上が著しいスマートフォンのカメラ機能だが、まだ“本家”に比べるとそのレベルの差は歴然。だからといって、一眼レフカメラだと、ボディーとレンズでかなりの重量とサイズになってしまう……。その間を埋め、軽量ながら高画質を実現してくれるのがミラーレス一眼カメラ。この分野で製品開発を続けてきたオリンパスの自信作が「OM-D E-M5 Mark Ⅲ」である。山を舞台に活躍する写真家の秦 達夫さんも、このカメラを愛用中だ。
「ボディーとレンズのシステム全体で軽量、コンパクトにできるのが 大きなメリットですね。また、手ぶれ補正が強力なので、三脚を使わなくても撮れるシーンが多く、 高画質の写真が撮影できます。あと防塵・防滴なので、どうしても扱いが雑になってしまいがちな山中でも壊れにくいという安心感も。 いつもバックパックのショルダーハーネスにカメラを取り付けて歩いているのですが、サッと出すのも苦にならないサイズと重さで、 シャッターチャンスを逃しにくいというのも、非常にありがたいですね」
遠景も接写も星空も、思いのままに撮影が可能
SCENE.1 雲が流れるダイナミックな遠景
山を飲み込んでいく雄大 な雲に心動かされ撮影。写真だと単調に見えがちな雲にもしっかりと解像感が感じられる。「甘くなりがちな画面周辺までしっかり描写してくれるので、安心してシャッターが切れます。あと、機材がコンパクトで、稜線まで長い登りが続く北アルプスのような縦走登山などでも持ち歩きがラクですね」
SCENE.2 「ライブコンポジット」を使った星の軌跡
明るく変化した部分のみを合成する機能「ライブコンポジット」で撮影。全体が明るくなりすぎてしまうような長時間撮影も思いのまま。「個人的にはオリンパスカメラの最大の魅力と感じている機能です。街の明かりなどに影響されることなく、星の軌跡を簡単に撮影できるので、だれでも星空写真家になれてしまいます」
SCENE.3 雫をまとったチングルマ
休憩中に足元に雫をまとったチングルマを発見。ファインダーではなくライブビュー機能を使って、低めのアングルで撮りました」。レンズ全体の最短撮影距離が短く、接写が得意なのも見逃せないポイント。 14-150㎜ ( 35 ㎜換算で 28-300㎜)の焦点距離を持つキットレンズであれば、広角から望遠まで幅広くカバーしてくれる。
名機「OM-1」譲りのクラシックなデザインも◎
- オリンパス/OM-D E-M5 MarkⅢ 14-150mmⅡ レンズキット
- 価格:オープン価格(¥195,800前後・2020年3月3日現在、編集部調べ)
ミラーレス一眼「OM-D E-M5」の最新モデル。高画質ながら、軽量コンパクトで、さらに防塵・防滴性能なども備える。ファインダー部分の「デルタカット」など、かつての一眼レフカメラの名機「OM-1」からインスパイアされたデザインも秀逸
OM-D E-M5 MarkIIIが山に向く理由
① 軽量コンパクトだから持ち運びやすい
ボディーだけでなくレンズも含め軽量コンパクトなので、持ち運びやすく、パッキングにも影響が少ない。重量はボディーのみ(バッテリー等を含む)で約414g。キットレンズ込みで約700g
② 防塵・防滴・耐低温で故障しにくい
雨が降ってきたり、風で土埃が舞ったりと、どうしても山では過酷な状況に遭遇しやすいが、防塵・防滴仕様となっているので、故障の心配が少ない。耐低温性にも優れ、雪山にもピッタリ
③ ボディー内5軸手ぶれ補正で失敗が少ない
ボディーに内蔵された5軸の手ぶれ補正ユニットが高い効果を発揮。最大5.5段分の手ぶれ補正が効くので、夕方のような暗いシーンにも強い。レンズを選ばず恩恵を受けられるのもありがたい
秦達夫さん&山好きオリンパス社員の写真展を開催
秦さんやオリンパスの山好き社員の写真が並ぶ展示会を東京・大阪で開催。「OM-D E-M5 Mark Ⅲ」のみならず、それ以外のオリンパスのさまざまなカメラを使った山での作品が見られる。
- 日程:4月24日(金)〜 4月29日(水)オリンパスプラザ大阪
- 6月19日(金)〜 6月24日(水)オリンパスプラザ東京
- 料金:入場無料
※PEAKS 2020年4月号 No.125ではオリンパスプラザ東京でのイベントの日程を3月27日(金)〜4月8日(水)と掲載しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、上記日程に変更となりました。詳細および最新情報は以下のリンクよりご確認ください。
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文◉編集部 Text by PEAKS
写真◉秦 達夫、落合明人、網野貴香 Photo by Tatsuo Hata, Akito Ochiai, Y oshika Amino
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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