【TEST ME】SONY・RX100V(I DSC-RX100M6)
ニシヤマ
- 2018年11月05日
ソニーの名機がさらに進化! シーンを逃さない最強コンデジ
世の中、写真はスマホという時代になっても、ここぞという場面は、やはりしっかりしたカメラで撮影したい。でも一眼レフはサイクリングには重い。そんなカメラ好きのサイクリストにも評価が高いRX100シリーズ。カメラファンからも名機と謳われるRX100がバージョン6へと進化した。
ズームレンズは望遠側が200mmとなり、また世界最速のAFと驚きの連写機能を搭載。まさに一眼いらずの最強コンデジだ。また、動画撮影や安定したグリップに便利なシューティンググリップも紹介したい。これは自転車撮影にベストな組み合わせ!
コンパクトが獲得した最高性能!
初代から変わらない質感の高いボディ、所有する喜びがある。ワイドズームを収納しても、M5とサイズはほとんど変わらず1.8㎜厚みが増しただけ。驚きの機能が横幅約10㎝の中に凝縮されている
▲レンズは24-200㎜に。前モデルM5が70㎜までだったことを考えるとかなりのワイド化。レース観戦などでも威力を発揮しそうだ
▲シューティンググリップ。ボディ横のUSBにコードを装着すれば連動。開けばミニ三脚にもなるので、ツーリング先の記念撮影にも◎
▲シューティンググリップを装着。カメラを持たずに構えられる。グリップの手元スイッチでズームとシャッターや録画操作が可能
▲前モデルまではなかったタッチパネルがM6より搭載された。液晶はタッチするのが日常になっているので、やはり便利だ
▲1秒24枚撮影のなかから、ベストな瞬間の1枚を選べる。AFも非常に速い
INFO
SONY・RX100V(I DSC-RX100M6) / シューティンググリップ VCT-SGR1
13万8880円/9630円(ソニーストア/税抜)
●センサータイプ:1.0型(13.2㎜×8.8㎜) Exmor RS CMOSセンサー、アスペクト比3:2 ●総画素数:約2100万画素 ●レンズタイプ:ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ ●F値(開放):F2.8(ワイド端時) -4.5(テレ端時)
TESTER’S IMPRESSION
グリップ併用で、最強サイクルシーン撮影ツールに
RX100はセカンドモデルのM2を愛用している。よくできたコンデジで、一眼レフで撮影したような写真もカンタンに撮れてしまう。ライドイベントなどでもトップチューブバッグの中に入れて持っていく。バックポケットに入れれば、入れたのを忘れるほど。M6に進化しても、その大きさはほぼ変わらずだ。
驚きの進化を遂げたM6。200㎜の望遠と1秒24枚の連写機能、最高速クラスのAF。まさにソニーの技術の粋を凝縮したハイエンドのコンデジだ。さすがのアイフォンもここまでの描写はできない。
シューティンググリップは優れもの。より高い位置からの撮影や、動画撮影でも安定したグリップが得られる。小さいカメラは持ちづらい欠点があるが、みごとに解消。三脚にもなるのでバッグに忍ばせたい。
TESTER
ニシヤマ
ツーリング用に最初に使ったカメラは、オリンパス・OM-2。コンパクトでサイクリストにも人気があった。その後はキャノンの一眼レフを下げてサイクル取材もがんばっていたが、バイクパッキングなどでは荷物になるのでコンデジ派に転向
問:ソニー www.sony.jp
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