【TEST ME】OTTO LOCK・オットーロック
もち
- 2018年12月02日
クラウドファンディングで商品化を実現!
自転車で気持ちよく走って、ゆっくりとランチをして、また走って帰る……シンプルだけど、コレが自転車の醍醐味だ。オットーロックはそんなときに使用するベストなカギを!というサイクリストの声を商品化したもの。2012年にクラウドファンディングで支援を募集し、2016年に初期型が発売された。
自転車のカギに必要なのはコンパクトさ、軽さ、堅牢さの3つ。堅牢性を高めると軽さに欠け、フレーム、ホイールをすべてにカギを通すと長さが必要となり、コンパクトさに欠ける。軽さとコンパクトさを求めると盗難にあう確率が高まる。それらをすべて解消したのが、ケーブルカッターでも切れず、持ち運びする重量も許容範囲となる革新的なケーブルだ。
今回テストする商品は第2弾。堅牢性を強化し、設計を見直して、より故障しずらいモデルだ。
コンパクトさ、軽さ、堅牢さの3つを備えたサイクルロック
表面はラチェット式で耐熱性がある素材。台座は防塵性に優れたサントプレーン素材。中はケブラーとステンレスが何層にも重なり、堅牢性を実現
カラーは3種類。ライトグリーンとオレンジの発色がいい。ストラップはケーブルをまとめるだけではなく、サドル下に装着する際も使用可能
ダイヤルロックは3つのナンバーで構成される。設定は画びょうなどの細いモノをヘッド横の穴に挿し、変更したい番号にしてセットする
INFO
OTTO LOCK・オットーロック
7980円(45㎝)/8980円(76㎝)/9980円(150㎝) ※すべて税抜
●サイズ(折りたたみ時サイズ):45㎝(直径8㎝)/76㎝(直径10㎝)/150㎝(直径12㎝) ●カラー:ブラック/グリーン/オレンジ ●重量:約145g(45㎝)/約175g(76㎝)/約250g(150㎝)
TESTER’S IMPRESSION
乗っているときも駐輪時に使用するときも“ちょうどいいカギ”
盗難は避けられないから「自転車を放置しなければいいじゃん!」なんて言われても、やっぱり、ツーリングのときにその土地のおいしい店で食事はしたい!
3サイズあるうち、仲間とのライド時の実用性とポケットに入れたときのサイズ感、重量を考えると、76㎝タイプがよかった。 ダイヤルを好む女性は多いが、私もそのひとり。さらに暗唱番号は自分で設定できるから、カギを忘れたり紛失したり、暗唱番号を忘れて開かない!!という悲劇にあいにくい。そのあたりもグッドだ。神経をとがらせればダイヤルの番号がわかったり、強力な刃物なら時間をかければ切れるかもしれない。でも泥棒さん、そんなことをしているうちに警察に通報されちゃいます(笑)。
自家用車がピックアップトラックなので、ピックアップに載せたときにも使用できる。また、アウトドアでの活用も考慮されているので、釣りで使用するクーラーボックスやスノーボードの板用など、さまざまなアウトドアスポーツで使用でき、汎用性が高い。
TESTER
モチ
速く走れないれけど、うまく乗りたい編集者。ミニベロ、ロードバイク、MTBに乗り、Eバイクにも興味津々。どんな自転車でもゆっくりライドしておいしいモノを食べるという乗り方が好き。そんな私に“ちょうどいいカギ” を探している
問:フカヤ www.fukaya-nagoya.co.jp
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