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ジロ・デ・イタリア|史上初!ゲイガンハートが最終日に逆転、新城13回目のグランツール完走|最終ステージ

ジロ・デ・イタリア2020の第21ステージが24日、イタリア北部のミラノ市内15.7kmのコースで個人TT(タイムトライアル)が行われ、同タイムで最終日を迎えていたテイオ・ゲイガンハート(イネオス・グレナディアス)とジェイ・ヒンドレー(サンウェブ)の戦いは、ゲイガンハートが39秒差をつけて勝利し、ジロ・デ・イタリア総合勝利に輝いた。最終日にマリアローザが逆転したのは103回行われてきたジロ・デ・イタリア史上初となる。また、ステージ優勝はTT世界チャンピオンのフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアス)が他を寄せつけない走りで勝利している。また、新城幸也(バーレーン・マクラーレン)はジロ・デ・イタリアを3回目、グランツールとしては13回目の完走を遂げた。

圧倒的な速さの世界チャンピオン・ガンナがジロステージ4勝目

ジロ・デ・イタリア2020はツール・ド・フランスに引き続きTTで決着がつくことになった。最終日の前日の山岳ステージで、ゲイガンハートとヒンドレーが1位、2位でゴール。そのアンダー23世代の2人が、同タイムで総合首位で並ぶという前代未聞の事態となった。

コースはミラノ市内の15.7㎞の平たん路で、最後は大聖堂、ドゥオーモにゴールする。近年ジロ・デ・イタリアの恒例となっているコースとなった。

まず、好タイムをマークしたのが1時間の最速記録「アワレコード」ホルダー、ヴィクトール・カンペナールツだった。しかし、このタイムを更新し、ステージで勝利したのはTT世界チャンピオンのガンナだった。1回のジロ・デ・イタリアで3回のTTに勝利するのは1995年のトニー・ロミンゲル以来となる快挙、ガンナはさらにマスドスタートのステージでも勝利しており、このジロ・デ・イタリアで4勝目となる勝利を収めた。また、3位は元TT世界チャンピオンで、昨日の山岳ステージでも3位となったローハン・デニス(ネオス・グレナディアス)だ。

ガンナの好タイムを祝うカンペナールツ

先にスタートしたゲイガンハートは10㎞地点で22秒先行

マリアローザを着てスタートを待つヒンドレー

TTでは総合順位が下位の選手からスタートしていき、最後から2番目に登場したのが、マリアビアンカを着たゲイガンハートだった。10.7㎞地点のタイムはチームメイトのガンナが11分30秒なのに対して、ゲイガンハートは6秒差という好タイムで突き進んだ。

いっぽう、最後にスタートしたマリアローザのヒンドレーは、この時点でトップのガンナから28秒遅れ、ゲイガンハートに22秒の差をつけられてしまう。ヒンドレーは残り5㎞でもこの差は逆転できず、むしろその差は開きゲイガンハートはトップから58秒差の13位、ヒンドレーは1分36秒差の38位でフィニッシュ、マリアローザはゲイガンハートの手に渡ることになった。

すでに10.7㎞地点大きく差を広げられたヒンドレー

ドゥオーモまで走りきったゲイガンハート

ジロ史上初の最終日の逆転、チームの総合力で勝ち取った勝利

イギリス人としては2018年のクリストファー・フルーム以来の勝者となったゲイガンハート。イネオス・グレナディアスとしては昨年のリチャル・カラパスに続き2年連続の勝利となる。ただ、その道のりは簡単ではなかった。イネオス・グレナディアスは第1、2ステージではガンナがマリアローザを着用したが、エースとして期待されていたゲラント・トーマスが第2ステージで落車でリタイヤという予期せる事態に襲われた。

それ以降、マリアローザはホアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が長らくマリアローザをキープしていた。第18、19ステージでウィルコ・ケルデルマン(サンウェブ)、そして第20ステージでヒンドレーへとつながれてきたが、ゲイガンハートは得意の山岳第15ステージでステージ優勝して、総合4位に浮上し、着実にトップとのタイムを詰めてきた。そして、第20ステージではデニスをはじめチームワークでトップと同タイムまで順位を上げ、そして最終日。ゲイガンハートがヒンドレーとのタイムを逆転。ディフェンディングチャンピオンとしてマリアローザ、トロフェオ・センツァ・フィーネを取り戻した。

ゲイガンハートのコメント

優勝したゲイガンハートは「今年は世界中の誰にとっても不思議な年でした。私は去年から家に帰れていません。ようやく私は兄弟に会うことを楽しみにしています。チームバブルから離れるのが不思議な感じがします。ジロ・デ・イタリアの勝者としてこのポジションに立てたことは素晴らしいことです。ジェイとケンダーマンも表彰台を獲得しました。おめでとうございます。素晴らしい戦いでした。ミラノに着くまでは、まさか自分がジロ・デ・イタリアに勝つとは思っていませんでした。それはクレイジーです!」とコメントしているが、コロナウイルスの検査、そして選手の隔離。さらにコロナウイルスによりユンボ・ヴィズマ、ミッチェルトン・スコットというチームごと去るチームが出てしまう、かつて経験したことのないジロ・デ・イタリアとなった。

ジロ・デ・イタリア2020最終ステージ 結果

ステージ結果

1 フィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアス)17分16秒55
2 ヴィクトール・カンペナールツ +31秒53
3 ローハン・デニス(イネオス・グレナディアス) +32秒32
4 ホアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)+40秒73
5 マイルズ・スコットソン(グルパマFDJ)+41秒12
6 ヨセフ・チェルニー(CCCチーム)+43秒89
13 テイオ・ゲイガンハート(イネオス・グレナディアス)+58秒35
38 ジェイ・ヒンドレー(サンウェブ)+1分36秒56
86 新城幸也(バーレーン・マクラーレン)+2分26秒60

マリアローザ(個人総合成績)

1 テイオ・ゲイガンハート(イネオス・グレナディアス)
2 ジェイ・ヒンドレー(サンウェブ) +39秒
3 ウィルコ・ケルデルマン(サンウェブ) +1分29秒
4 ホアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ) +2分57秒
5 ペリョ・ビルバオ(バーレーン・マクラーレン) +3分9秒
6 ヤコブ・フルサン(アスタナ) +6分32秒
89 新城幸也(バーレーン・マクラーレン) +4時間10:分7秒

マリアチクラミーノ(ポイント賞)

アルノー・デマール(グルパマFDJ)

マリアアッズーラ(山岳賞)

ルーベン・ゲレイロ(EFプロサイクリング)

マリアビアンカ(ヤングライダー賞)

テイオ・ゲイガンハート(イネオス・グレナディアス)

チーム総合成績

イネオス・グレナディアス

第21ステージのルート

ジロ・デ・イタリア出場選手リストはコチラから。

「ジロ・デ・イタリア出場選手リスト」

大会公式サイト
www.giroditalia.it 

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