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Wilier Triestina・OTHER Model【ハシケンのロードバイクエクスプローラー】

2019モデルでエアロロードのチェント10プロが登場。
その後、2020モデルとして誕生した軽量モデルのゼロSLR。
現役の両モデルを融合させた先に生まれた新たな軽量エアロロード。3モデルの特徴を比較していく

OLD VS NEW 新旧比較

チェントとゼロの完全融合を果たした意欲作

先に断りを入れておくと、今月は新旧比較ではなく、いずれのモデルも現役の最新モデルだ。エアロロードのチェント10(ディエチ)プロと軽量クライミングモデルのゼロSLRが持つテクノロジーを融合し、万能モデルとして誕生したフィランテSLR。

カムテールチューブを特徴とするチェント10プロのチューブ形状をベースに新設計する一方で、ゼロS LRで初めて採用されたハスモッドカーボンに、液晶ポリマー技術(L.C.P)を加えた最先端素材でフレームを成型。

重量比較は、ゼロSLRがケーブル完全内装の軽量ディスクモデルとして、超軽量のフレーム780g、フォーク345g。チェント10プロがフレーム990g、フォーク350g。そして、フィランテSLRはフレーム880g、フォーク335gになっている。

十分な軽さを実現しながら、最先端の空力性能を獲得したモデルがフィランテSLRだといえる。シートチューブ集合部やフォーククラウンのインテグレーションなどの細部設計はチェント10プロをアップデート。そして、スピードリリースシステムやプレスフィットBBなど実績のある機構は引き継ぎ完成度を高めている。

CENTO 10 PRO

2006年から始まるウィリエールの看板モデル、チェントシリーズ。エアロロードとして創業110周年の2016年に誕生したチェント10エアー。その後継モデルで、ディレクトエネルジーの選手の要望により剛性強化を果たしたモデルがチェント10プロだ

ZERO SLR

フレーム重量750gを実現した2012モデルのゼロ7(ゼロセッテ)にはじまる軽量シリーズ。110周年記念モデルとして登場したゼロ6(セーイ)は680gの究極の軽さを追求。その後、ディスク専用モデルとしてケーブル完全内装モデルのゼロSLRが誕生

FILANTE SLR

フィランテSLRは、カムテール後端の角を丸めたチューブ形状とワイドなタイヤクリアランスを特徴とし、幅広いヨー角の風に強いエアロロードとして登場。2021シーズンはアスタナ・プレミアテックとトタル・ディレクトエネルジーの主戦機となる予定だ

SECOND GRADE
Wilier Triestina/CENTO 10 SL

ウィリエールのエアロロードシリーズであるチェント。
チェント10プロをベースに開発されたディスクブレーキ専用モデルをインプレッション。

美しいスタリングに負けない加速性と巡航性

専用コックピットとケーブル内装によるスタイリッシュなデザインを実現し、フラッグシップと見間違えるほど。気になるのはその走りだ。

テストバイクはアルテグラDI2にシマノRS171仕様。トルクをかけて踏み抜くフィーリングは、適度な反応性のよさと、脚あたりがよくスパルタンすぎないバランスが印象的だった。

一方で、ヘッドまわりの剛性が高めで、時速40km超の高速シーンやスプリントの際の安定性はミドルグレードの枠を超える。

試しに、ホイールをフィランテSLRに装着されていた高性能なウィリエール・U L T38KTに交換して再試乗。反応性が高まることは当然ながら、快適性の高さも引き出されており、軽めのトルク感でもエアロ性能も相まって高いスピード持続力を発揮してくれた。

この性能が約束され、エアロコクピットを実現できるハンドルとステムが付属したフレームセットで42万円(税抜)、完成車61万円(税抜)は、お得感すら感じる価格で、このクラスのエアロロードとして有力な選択肢だろう。

左/全体的にエッジをきかせたフレーム設計を特徴とし、適材適所でフレーム剛性を高めている。ハンドルとステムも専用パーツでケーブル完全内装を実現する
右/カムテール断面のシートチューブは内蔵クランプ式でスタイリッシュ
左/チェントシリーズらしいカムテールチューブを採用するダウンチューブ。ボトルケージの取り付けネジは3カ所設けられ、ボトルケージの高さ調整が可能だ
右/チェーンステー、シートステーはコンパクトなリア設計となりトラクション性能を高める狙いがある

SPECIFICATION

Wilier Triestina・CENTO 10 SL
アルテグラ ディスクDI2完成車価格:61万円(税抜)
ハンドルバー付きフレームセット価格:42万円(税抜)
■フレーム:HU-MODカーボン(1220g)
■フォーク:HU-MODカーボン(390g)
■ハンドル:ウィリエール・バッラ
■ステム:ウィリエール・ステンマ
■ホイール:シマノ・WH-RS171
■サイズ:XS、S、M、L、XL
■カラー:マットブラック/レッド、レッド/ブラック
■試乗車参考重量:8.44kg(Mサイズ・ペダルなし)

問: 問:服部産業 スポーツ事業部  www.wilier.jp
ハシケンのロードバイクエクスプローラーの記事はコチラから。

「ハシケンのロードバイクエクスプローラー」一覧

出典

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PROFILE

ハシケン

BiCYCLE CLUB / スポーツジャーナリスト

ハシケン

ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

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ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

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