BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

ブリヂストン窪木が東日本クラシックを制す、五輪代表の増田も好走|JBCF

4月24日に行われたJプロツアー第4戦「第55回 JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day1」。群馬サイクルスポーツセンターの1周6kmのコースを25周、150km走る。JBCFとして今シーズン初となる関東でのレースを、窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)が制した。

JCF強化指定選抜チームも参加し、積極的なレース展開

東日本ロードクラシック 群馬大会 Day1は、青空のなか開催され、普段はJCL所属の宇都宮ブリッツェンで走り、東京2020日本代表候補選手でもある増田成幸がJCF強化指定選抜チームとしてオープン参加することが話題となった。さらに競輪学校へ入学するためロードレースをしばらく離れることになる近谷涼(チームブリヂストンサイクリング)、一丸尚伍(シマノレーシング)が参加するレースとしても注目された。

「日本一速い」今村が30㎞に渡り逃げ続ける

レース後に「まあまあいいペースで逃げ切れるかと思いましたが、急に詰められてしまいました」と今村もコメントしているが、5周回ほど単独で抜け出す積極的な走りを見せた。

レースは、群馬サイクルスポーツセンターという各選手が知り尽くしたコースだけに、つねにアタックが繰り返され、このため決定的な逃げかなか決まらない。特にJCF強化指定選抜チームの若手が積極的に動くシーンが見られ、レースはより高速化した。いっぽう、広島で2連勝を飾ったマトリックスパワータグはフランシスコ・マンセボ、小林海のサドルが取れるというアクシデントにみまわれ、思うように動けないでいた。

そのなかからアワレコードにチャレンジした日本一速いといわれる今村駿介(ブリヂストンサイクリング)が17周めから単独で抜け出す。力強い逃げでタイム差を1分ほどの差をつける。

いっぽうメイン集団は愛三工業、そして増田が率いるJCF強化指定選抜チームが引っ張り、21周めから一気にペースを上げ、22周で5周回を逃げた今村がメイン集団につかまる。このあとレースはさらに高速展開となり、メイン集団は35人ほどに絞り込まれる。

残り3周で石橋学(シエルブルー鹿屋)と西本健三郎(JCF強化指定選抜チーム)の2名が協調して抜け出し、メイン集団に15秒差をつけるが、残り1周の手前でシマノと愛三工業が集団をけん引し、心臓破りの上で捕まえ、さらにここから増田が積極的に先頭を引き、コントロールラインをトップで通過する。

最後は窪木が仕掛け、増田を振り切って勝利

ラスト1周の心臓破りで抜け出したのは増田と窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)の2人だった。さらにここから窪木が抜け出しそのままフィニッシュ、後続に6秒差をつけて勝利した。2位集団のスプリントは岡本 隼(愛三工業レーシング)が先着した。

「チームワークで勝ててよかった」(窪木)

ゴール後のインタビューに答えるチームブリヂストンサイクリングの3選手。左から今村、窪木、近谷

窪木はレースを振り替えって「チームメイトに感謝します。今シーズン若手中心の新しいチーム体制でどうなるかわからなかったのですが、開幕戦は橋本選手が優勝し、広島では今村選手が2位になっていたんで、自分も負けたくなかったので勝ててよかったです。ホントチームがよく動いてくれました。あと、最後は増田選手が協調してくれて、その後ろでツキイチにさせてもらえたので、増田選手にも感謝します」とコメント。

「アグレッシブにレースができてよかった」(増田)

トップから7秒差のメイン集団で12位でフィニッシュした増田成幸

いっぽうオープン参加した増田は「オープン参加なのでポイントもつかないので、仮にうちのチームが逃げていても、集団からアグレッシブにいきました。ある意味、何やってんだ! って言われるかもしれません。でも、前半しっかり動いて、リタイヤするような自己満足で終わるのではなく、レース後半にもしっかり先頭集団に残って、ちゃんと展開できたんで若手にとってはいいレースだったと思います。欲をいえば最後に猛烈な強さを見せて勝てればよかったんですけどね。ライバルでもあるホセとも話せましたし、楽しかったですね」とレースを振り返った。

結果  JPT 150km

1 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) 3時間40分19秒
2 岡本 隼(愛三工業レーシング) +5秒
3 中井唯晶(シマノレーシング) +5秒
4 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +5秒
5 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム) +6秒
6 横山航太(シマノレーシング) +6秒

山岳賞

平井 光介(JCF強化指定選抜チーム)

中間スプリント賞

1回目 対象者なし
中間スプリント賞:2回目小森 亮平(マトリックスパワータグ)
中間スプリント賞:3回目今村 駿介(チームブリヂストンサイクリング)

敢闘賞

今村 駿介(チームブリヂストンサイクリング)

 

JBCF
https://jbcfroad.jp

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load