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PCR検査導入で2年ぶりの開催! 国内最長である学連のチームTTで中央大学が優勝

6月5日(土)から2日間、埼玉県の利根川河川敷にて日本学生自転車競技連盟(以下、学連)主催のロードタイムトライアル選手権が開催されている。

初日となった6月5日(土)は団体種目であるチームタイムトライアルが第59回全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会として開催され、先日のツアー・オブ・ジャパン(以下、TOJ)でも活躍した留目夕陽や、チームブリヂストンサイクリングにも所属する山本哲央らを擁する中央大学が優勝を飾った。

今回はレースの模様とともに、先週5月30日に開催された第23回全日本学生選手権クリテリウム大会から実施されている来場者のPCR検査義務化についてもレポートする。

国内最長となるチームタイムトライアル

今回開催されたチームタイムトライアルは距離が63.2kmと、国内の主要団体が主催・開催するタイムトライアルでは最長の距離を誇る。

過去にはタイムトライアルの全日本選手権が開催されていた秋田県の大潟村でも開催されており、2013年までは100km弱の距離で開催されていたが、2014年より現在の距離となった。

2013年までは、UCI・JCFの競技規則で定められたタイムトライアルの最大距離を超えていたたため、チーム・タイムトライアル・ロードレースという競技種目名称で開催されていたほど、距離が長いことで有名な大会だ。

山本や留目擁する中央大学が優勝

昨年は新型コロナウィルスの影響でチームタイムトライアルは開催されず、個人タイムトライアルのみの開催となったため、2年ぶりにチームタイムトライアルが開催された。

コースは埼玉県の大利根町から加須市、羽生市にまたがる利根川の河川敷で、距離は片道15.6kmを2往復と補給区間である800mの合計63.2km。

例年は真夏のような日差しと気温でかなり厳しいコンディションとなる大会だが、今年は曇り空ということもあってか、比較的過ごしやすいコンディションの中での開催となった。

さらに利根川河川敷のコースは強風が吹くことでも知られており、往路と復路のペースメイクが重要となるコースであるが、筆者の体感ではあるものの、今年はこの風も比較的弱く感じられるなど、コンディションはかなり良好な中での開催となった。

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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