ドイツの老舗が生み出すサイクリンググローブ「KINETIXX・ルーク」
ハマダ
- 2021年08月26日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回はスポーツ用からクラフトマンの作業用までさまざまな高品質なグローブを手掛ける「KINETIXX・ルーク」を編集部のハマダがテスト!
快適性の高いロングライド向けグローブ
ロードバイクギアでこだわりたいのが、バイクと触れる部分だ。サドルと触れるパンツ、ペダルを踏むシューズ、そして最も感覚が敏感に伝わるのがハンドルを握り、ブレーキや変速操作を行うグローブだ。微振動を吸収しつつ、路面状況を感じ、さらに細かな操作にストレスを感じないグローブは誰もが求めるものだ。
サイクルグローブとして日本初上陸のキネティックスはドイツの老舗W R社のブランド。スポーツ用からクラフトマンの作業用まで多岐にわたり高品質なグローブを生産している。「モアプロテクション、モアパワー」をコンセプトに、これまでのノウハウを結集して自転車用グローブが誕生。
ルークは手のひらにXRDパッドを配置して快適性を高めたロングライド用モデルだ。人間工学にもとづいたデザインにより、優れたフィット感で手を保護する。さらにシリコンプリントが、ブラケットやレバーとのグリップ力を高め、優れた操作性を発揮。そのほかの点も細部を見るほど、よく作り込まれたグローブだ。
キネティックス
ルーク
価格:6930円
SPEC
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック、ホワイト、グレー
重量:38g ※編集部実測
機能的なだけじゃない触れる気持ちよさ!
ハマダがインプレッション
初上陸ブランドのグローブだったので不安だったが、ここ数年で一番いいかも! この価格帯なら悪いグローブなわけはないが、ディテールで紹介している部分はすべてしっかり機能。ハンドルを握った際のグリップ力も高くなる。包まれた手へのフィッティングも非常によく、指と指の間や指が抜け出す穴の円周部分まで気持ちいい。メッシュ部分の涼しさも確かに感じる! さらに「右グローブを着脱する際に使う左手の指先」まで気持ちいい。ちょっと伝えづらいが、まさに好感触だ。この感触を計算して作っているとしたら、キネティックスは相当考えて作り込んでいる!
ハマダ
元プロショップ店員の編集部員。手は日本人としてはかなり大きめ。そのためブラケットを握る面積は人より広いはず。パッドの量は少なめが好きだが、今回のモデルは中厚くらい。でもそれを補っていいグローブだと思う。ちょっと高いけどね(笑)
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問:ピーアールインターナショナル www.g-style.ne.jp
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