ファンフルーテンが総合優勝、與那嶺のチームメイトフォークナーが3位|ツアー・オブ・ノルウェイ
Bicycle Club編集部
- 2021年08月16日
ノルウェイで開催の4日間のロードレース、UCI女子ワールドツアー「レディース・ツアー・オブ・ノルウェイ」。8月15日、第4ステージが行われ、最後は集団スプリントとなりクロエ・ホスキング(トレック・セガフレード ウィメン、オーストラリア)が勝利した。この結果、総合優勝は第3ステージから変わらず東京五輪のタイムトライルで金メダルを獲得したアネミエク・ファンフルーテン(モビスター チーム、オランダ)が獲得した。
このレースには日本チャンピオンの與那嶺恵理(よなみねえり、チーム ティブコ・シリコンバレーバンク)も参戦、所属チームのクリスティン・フォークナーがマヴィ・ガルシア(アレBTCリュブリャナ)を逆転して総合3位となり表彰台を獲得した。與那嶺自身は先頭から4分5秒差の84位でフィニッシュしている。
以下では與那嶺自身のレポートをお伝えする。
諦めずに
ノルウェー4日目、最終日。天気がよい。クリスティンがスプリントジャージは失ったもの、GC(総合順位)を取り返し3位。よかった!
私は足が痺れてもう大変。もうちょっとアシストしたかったけど、今はもう仕方がない。
作戦は、グリーンジャージを維持するためみんなで動いて、残念ながらグリーンジャージは失っちゃいました。最終回クラッシュで割れたとき、私は中切れで踏み切れず、お仕事おしまい。
ダメだー、足が痺れる。
あとは上手く走ってねと思ったら、ところがGC3位のマヴィ・ガルシア(アレBTCリュブリャナ)もクラッシュに巻き込まれて。クリスティンは粘ってGC3位を取り返しました。これもレース。最後まで諦めちゃだめってことで、前でレースをしましょう。ということですね。
さて、私はステージレースはダメっぽい。Iliacがかなり頻発してしまったレースでした。ブエルタは楽しみにしていたのですが、パスして世界選手権にフォーカスします。
明日の早朝、4時30分に起きでオランダの自宅に帰り、火曜日は世界選手権の試走。そして水曜日からオーストリアで高地合宿に入ります。また1カ月、山に籠もります。
全てを力に変えて
よなみね えり
レディース・ツアー・オブ。ノルウェー第4ステージ 結果
ステージ順位
1 クロエ・ホスキング(トレック・セガフレード ウィメン、オーストラリア)3:52’17’”
2 コーリン・リベラ(チームDSM、アメリカ)ST
3 キアラ・コンソンニ(ヴァルカー・トラベル&サービス、イタリア)ST
84 與那嶺恵理(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、日本)+4’05”
総合順位
1 アネミエク・ファンフルーテン(モビスター チーム、オランダ)14:46’31”
2 アシュリー・ムールマン(SDワークス、南アフリカ)+39″
3 クリスティン・フォークナー(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、アメリカ) +50″
71 與那嶺恵理(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、日本)+18’21″
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。