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ツール・ド・フランス2022「好調なら僕にピッタリ」ポガチャル3連覇へ自信|ロードレースジャーナル

vol.18 全容明らかになったツール2022のコース
多くの選手が序盤ステージを注視する

国内外のロードレース情報を専門的にお届けする連載「ロードレースジャーナル」。今回は1014日に発表されたツール・ド・フランス2022のコースについて、トップライダーたちのコメントを紹介していきたい。デンマーク、フランス、ベルギー、スイスと4カ国をめぐり、さらには急峻な山々や個人TT、パヴェも走るバリエーションに富んだ3週間。プレゼンテーションに出席した選手たちは、発表されたコースをどう見ているだろうか。

ツール20224カ国を走破

このほど発表されたコースは、かねてから予定されているとおりデンマークの首都コペンハーゲンで開幕。同国で3ステージ走った後、移動日をはさんでフランスへと舞台を移す。

その後も激動の日々を送る。パリ~ルーベでも採用されるパヴェセクションを走る第5ステージ、続く第6ステージではベルギーからの出発。ヴォージュ山脈を代表する上り、ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユを第7ステージで走り、翌日からはスイスへ。

2週はアルプス山脈がメインステージとなり、第12ステージではラルプ・デュエズが4年ぶりに登場。第3週はピレネー山脈へと進んだのち、第20ステージで40kmの長距離個人タイムトライアルで覇権争いが決する。そして724日、慣例であるパリ・シャンゼリゼでのフィナーレを迎える。

コース詳細はこちらの記事を参照されたい。

ツール・ド・フランス2022コースは4カ国を走破する総距離3328km、女性版8ステージも

選手コメント

ここからは、コースプレゼンテーションに出席したトップライダーたちのコメントをお届けする。コースが明らかになりどんな印象を抱いたのか。さらには戦いのイメージはいかなるものか。その言葉から感じ取っていきたい。

タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ、スロベニア)ツール20202021連覇

©︎ A.S.O./Clara Langlois Lablatinière

「本当に素晴らしいコースだと思う。パーフェクトだ。スプリント、エシェロン、パヴェ、上級山岳、丘陵、個人タイムトライアル……ロードレースの要素がすべてそろっている。レースを走るのが今からとても楽しみ。少し考えて計画を組み立てていきたい。

風の強いステージは常にトリッキーだ。誰もが神経質になる局面で、実際に何が起きるのか個人的にも興味深い。もちろん風がないことに越したことはないが、約20kmの橋(第2ステージで走るグレートベルト・リンク)を走るとなると何も起こらないなんてことは考えられない。

全体的には、調子さえよければ自分にピッタリのルートだと思う。逆に、不調で臨むとなると良いことはないだろうね」

ジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ、フランス)現・ロード世界王者

©︎ A.S.O./Fabien Boukla

「パンチャーにもステージ優勝のチャンスがありそうだ。いまからコース試走が楽しみだ。1つ間違いないのは、エシェロンとパヴェによって大会第1週が壮大なものになるであろうこと。個人的にはツール・ド・フランスと特別な関係があると思っていて、レインボージャージ(マイヨアルカンシエル)で大会に戻ることができるのはとてもうれしい。いま一度大会に敬意を示して、チーム一丸となって美しいツール・ド・フランスを楽しみたい」

カスパー・アスグリーン(ドゥクーニンク・クイックステップ、デンマーク)

「デンマークでの開幕に興奮している。第1ステージで走る個人タイムトライアルのルートは多少把握できているのでとても楽しみ。第3ステージは自宅玄関からわずか100mのところを走る。それだけでも幸せなこと。フランスへ移動してからは、丘陵やルーベのパヴェなど、難しいステージが待ち受ける。全体的に難しいコースだが、いまから走るのがとても楽しみだ」

マーク・カヴェンディッシュ(ドゥクーニンク・クイックステップ、イギリス)ツール2021ポイント賞、ステージ優勝タイ記録の34

©︎ A.S.O./Clara Langlois Lablatinière

「とてもハードなツール・ド・フランスになりそうだ。コペンハーゲンは私が世界チャンピオンになった地であり、もちろんたくさんの素晴らしい思い出がよみがえる。ただ、個人タイムトライアル後の2日間は慌ただしいものになると思う。スプリンターにとっては、それほどチャンスが多くはないので、あらゆる機会を最大限に活用するよう努める必要がある」

ダヴィド・ゴデュ(グルパマ・エフデジ、フランス)

「コル・デュ・グラノン(第11ステージ)、ラルプ・デュエズ(第12ステージ)、ペイラギュード(第17ステージ)、ウタカム(第18ステージ)……どれも美しい山岳ステージだ。ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ(第7ステージ)も勝負どころにふさわしい上りだ。先頭グループで勝負できるようにしていきたい。

戦略や誰がリーダーとなるかはチームと相談して決めていく。個人的には好みのコースがあり、チャレンジしたいと思っている。アルプスでのトレーニングではコル・デュ・グラノンをいつも走っているし、道路の特徴も把握している。このステージでの勝利が目標の1つになりそうだ」

ギヨーム・マルタン(コフィディス、フランス)

「かなりポジティブな印象を受けている。大会前半はトリッキーで、危険な局面があると思う。特に注視しているのはデンマークでの3日間とパヴェ(第5ステージ)。ここでの数日間は積極的にいきたいし、すでに戦う気持ちが固まっている。第2週・第3週の山岳ステージでもチャンスはあると思う。

パヴェについては、2018年大会で走ったがうまくいかなかった。落車してしまって悔しい思いをしているので、来年はそのリベンジを果たしたい」

ピエール・ラトゥール(チーム トタルエナジーズ、フランス)

「やる気にさせてくれるコースだ。個人的には大会序盤を問題なくクリアしてから、その先の戦術を組み立てていきたいと考えている。その中でもポイントになるのがラルプ・デュエズ(第12ステージ)の上りになると思う。2018年に走って、とても苦しんだ印象がある」

フランク・ボナムール(B&Bホテルズp/bカテエム、フランス)ツール2021スーパー敢闘賞

「まずは出走メンバー入りできるかどうかが個人的な問題になってくる。出場できれば、大会第1週で緊張感をもって走ることになるだろう。とにかく美しいコースだという印象。一番に気になったのが7つの丘陵ステージで、チャンスがあるかどうか確認したかった。可能な限り最高のパフォーマンスをするには、狙うステージを適切にチョイスする必要がありそうだ」

オレリアン・パレパントル(アージェードゥーゼール・シトロエンチーム、フランス)

「昨年より山岳が多い。平坦で風の強い国(デンマーク)で良いスタートを切れれば、アルプスでの走りにつなげられる。個人的にもよく知っている難しいステージが控えている。どれも伝説的なポイントで、素晴らしいレースをすることを約束したい。中央山塊の通過も、レースをより複雑なものにすることだろう。もちろん、ピレネーも美しいコースばかりだ。

2回目の休息日は自宅近くのモルジーヌで過ごすことになる。その後、ジュネーブ湖のほとりやオートサボア県の美しい道を走ることになるので、私にとっては楽しみの多い大会だ」

ブノワ・コスヌフロワ(アージェードゥーゼール・シトロエンチーム、フランス)

©︎ A.S.O./Clara Langlois Lablatinière

「私にインスピレーションを与えるツール・ド・フランスであり、狙うべきコースを探ることはいつだって特別な感情に駆られる。いつもどおり、チャンスのあるステージを模索していきたい。大会序盤は風とパヴェでストレスフルな日々となりそうだ。それ以外にも、展開が読めないステージが多数待ち受けている」

福光 俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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PROFILE

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サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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