タフなのに柔らかい⁉ 自転車用ジーパン「リンプロジェクト・サイクルデニムプラス」
ハマダ
- 2022年01月26日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は自転車用ジーパンの最新版「リンプロジェクト・サイクルデニムプラス」を編集部のハマダがテスト。まるでふつうのカジュアルジーパンのように見えるパンツの履き心地とは?
10年間でどんどん進化してきた自転車用ジーパン
みなさん、サイクリング時はいつもレーパンやビブショーツを履いていますか? 浜田は普段着で乗っていることがけっこうある。コンビニに行くとき、隣町にパンを買いに行くとき、とくに目的もなくフラッと走り出したいときなどはいちいち着替えることなく、普段着のままロードバイクに乗っている。そんなサイクリストのために存在するリンプロジェクト・サイクルデニムパンツが、このたび10周年を迎えた。
岡山県井原生産12ozストレッチデニムの採用で柔らかくストレッチ。サドルと接する部分は2重に補強され、自転車特有の前傾姿勢をとっても背中が出にくい形状にするなど、サイクルパンツとしての基本を押さえている。そしてジーパンとは思えないほど脚の動きにフィット。
さらに専用設計も多数。一般的なお尻のポケットの上に「スマホ用シームポケット」を装備。スマホをつまんで引き出しやすい深さを実現しつつペダリングに悪影響はなし。両足の裾にはリフレクターを設けるなどこだわりも多数。ジーパンならではのエイジング(色落ち)を楽しむことができるな
リンプロジェクト
サイクルデニムプラス
価格:1万6500円
素材:綿95%、ポリウレタン5%
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ネイビー、ブラック
重量:670g(XL)
タフなのに柔らかい。5~6年使い倒すぜ!
編集部ハマダがインプレッション
リンプロジェクトの看板商品と呼べるジーパンの最新進化版(ポ●モンみたい?)。さっそく履いてみると、生地は全体にしっかり厚くてタフな印象を受ける。しかし引っ張ってみるとムニムニと伸びる! サドルにまたがりライドすると、ヒザやモモの動きや妨げず気軽にペダリングできる。もちろん、レース用のビブショーツと比べれば重さや動きの面で不利だが、普段着やただのジーパンと比較すると圧倒的に「自転車に特化した出来」といえるだろう。サドルと触れる部分の補強は十分で、個人的にはレーパン(パッドの柔らかさ)と無理に組み合わせなくてもいいかなぁと思う。実際30~40㎞走ってもお尻に痛みは感じず。そしてなによりビジュアル、かっこいいよね。自転車感ほぼゼロで街になじむし、同価格のふつうのジーパンよりもはるかにかっこいい。さらに動きやすいんだから! 裾の反射材やお尻のポケットなどの工夫は+αのうれしさととらえていて、このまま使い倒す気持ちで5~6年履いていこうと思う。
ハマダ
じつは今回のサンプル試着にあたってLサイズを取り寄せたが、自分の太モモが予想以上に太かったようでXLに変更した。サイクリストとして誇るべきか、人体としての不格好を憂うべきかよくわからない。着用後よかったのでそのまま購入しちゃった。
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問:シャノア
www.rinprojectshop.com
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