サイクルトレインB.B.BASEを使って千葉房総をサイクリング。ステーションライドin南房総レポート
Bicycle Club編集部
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3月5日、千葉県房総半島で「~RIDE and FUN~STATION RIDE in 南房総 2022 spring(ライド&ファン ステーションライド イン 南房総2022スプリング)」が開催された。サイクルトレインB.B.BASEを活用し、千葉房総の自然や歴史も感じられたライドイベントをレポートする。
B.B.BASEで両国~本千葉~館山をつなぎ、ステーションライドが始まる
B.B.BASEの特別感に包まれながら館山へ向かう
3月5日、東京両国駅に集まったサイクリストが続々とサイクルトレインB.B.BASEに乗り込んでいく。車両に自転車をそのまま持ち込んで専用スタンドにセットしたら、あとはゆったりと千葉県館山駅へ到着を待つのみ。途中の車内では、ゲストライダーの管 洋介さんとバイシクルクラブ編集長山口とのトークショーも行われた。久々のロングライドイベントという参加者も多く、マスク越しでもライドに向けてのワクワクした表情が伝わってくる。
今回のステーションライドは50、80、100、120㎞のコースのほか、今年から追加されたアドベンチャーコース(40㎞)が加わり、全5コースに。両国駅からB.B.BASEに乗ってきた人と現地集合した人それぞれが、スタート地点から各コースへと走り出していった。
それぞれのコースに分かれ、景色やグルメを楽しむ
当日は晴れて天気がよかったものの、風はやや強め。コース序盤の内陸部はその風に注意しつつも順調に走行していく。アドベンチャー以外の50~120㎞のコースでは、各所のエイドステーションを経由しながら、地元のグルメを食していく。ロングライドとしての大切な補給であるとともに、サイクリング自体の楽しみのひとつだ。
それぞれのコースを走り、千葉房総を堪能する参加者のみなさん。アップダウンの多い内陸部を走っていく途中でも笑顔があふれる。それは複数人で走る楽しさを感じるとともに、房総の持つ自然の景色がサイクリストの目に優しいからかもしれない。ただ東側の海岸線に近づくにつれ、ますます風が強くなっていく……!
強風によるコース短縮も、笑顔を絶やさずゴール!
イベント後半になると風はかなりのものになり、残念ながら一部コースを短縮することに。内陸部のコース変更により、海岸線の驚くほどの風をなんとかやり過ごしながらもゴール地点のファミリーオ館山へとたどり着く。自転車を停めて完走の手続きをし、手渡されたコーヒーとお菓子を口にする。するとあちこちで口々に「いやーすごい風だったね!」と話しながらもう笑顔になっているのだから、やっぱりサイクリストはタフだ!
ステーションライドの新しい試み。アドベンチャーライドや100㎞試乗会
今回のステーションライドでは新たに追加されたアドベンチャーコース。こちらでは千葉房総にまつわる歴史的な土地を自転車で複数巡り、専門家から話を聞けるなど貴重な体験が味わえる、いわば「歴史探訪ツアー」だ。
サイクリングを楽しむとともに安房の国誕生の歴史や、江戸時代から戦前にかけての隆盛を誇った海洋文化を学べる。各所で専門家による解説が聞けるなど、より深みのあるイベントになった。
さらにもうひとつの特別が、アンカー・RP9の100㎞試乗会だ。2022バイシクル・オブ・ザ・イヤー受賞ロードバイクとなったモデルに乗れるという貴重な機会。こちらは編集長山口がアテンド役を務めた。
ただ走って楽しむだけでなく、あらゆる点で進化していくステーションライド。次回の開催はいつだろうか? イベントの今後の展開が楽しみだ。
ステーションライドのWEBサイトはこちら
http://www.stationride.com/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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