キナンレーシングチームのトマ・ルバが伝統レースであるチャレンジロードを制す!
Bicycle Club編集部
- 2022年04月10日
4月9日から4月10日の2日間にかけて、国内ロードレースでは伝統的なレースである第45回チャレンジサイクルロードレースが静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキットで開催。
注目の男子エリートは4月10日の最終レースとして、5kmのサーキットを14周する合計69km(1周目はスタート地点からフィニッシュ地点の4kmに短縮)で開催された。
スタートから激しいサバイバルレース、完走27人
序盤から8分を切るかなりハイペースなレースが展開され、逃げ集団ができるというよりはメイン集団が人数を減らすサバイバルな展開が続く。
6周目でトマ・ルバ(キナンレーシングチーム)、井上文成(シマノレーシング)、渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)、宮崎泰史(宇都宮ブリッツェン)、谷 順成(那須ブラーゼン)の5名が抜け出し、レースはようやく落ち着く。
途中、横山航太(シマノレーシング)らがブリッジを仕掛けるシーンも見られたが、1分20秒程度の差を埋めるまでは至らず、逃げ集団の5名対メイン集団という形が後半まで続く。
逃げ集団から井上が遅れ4名の形になると、逃げ集団のペースはむしろ上がり始め、メイン集団とのタイム差は約1分30秒まで開く。
残り2周に入ってもタイム差は変わらず逃げ切りが濃厚になると、最終周回に入る手前の秀峰亭(フィニッシュ地点)への上りでトマがアタックし、単独で先行。
最終周回を単独でも8分を切るハイペースで走り抜けたトマが独走で優勝し、2位に宮崎、3位に渡邊というリザルトとなった。
リザルト
第45回チャレンジサイクルロードレース男子エリート(69㎞)
1位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム) 1:51:46
2位 宮崎泰史(宇都宮ブリッツェン) +0:31
3位 渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム) +0:44
4位 谷 順成(那須ブラ―ゼン)+1:44
5位 花田聖誠(キナンレーシングチーム) +1:43
6位 西尾勇人(那須ブラ―ゼン)+1:52
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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