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ジャパンカップでも活躍したオルベア、そのセミオーダー・MyOの魅力に迫る!|ORBEA

ジャパンカップではゴツォン・マルティン・サンス選手が10位となる活躍をみせたエウスカルテル・エウスカディ。そのエウスカルテル・エウスカディに機材供給を行っているのがスペインのブランド、オルベアだ。

同社が展開するセミオーダーシステムMyO(マイオー)は、フレームカラーや完成車に付属するパーツの種類、サイズなどをカスタムできるシステムだ。完成車購入時にあらかじめ自分に合ったフレームサイズのバイクに自分に合うサイズのパーツが組み込まれるだけでなく、フレームカラーカスタムによって世界に1台だけのバイクを作ることもできる。今回はこのMyOの魅力とシステム利用時の実際の流れについて解説する。

フレームカラーが変えられるMyOとパーツ選択のみのMyOライトがある

ジャパンカップを走ったエウスカルテル・エウスカディの選手たちが乗るのはオルベア、オルカOMXとオルカエアロ。写真のゼッケン65番、ルイス・アンヘル・マテ・マルドネスのバイクはオルカOMX。なお、メイン写真にあるステージ上でチームとともに登壇しているのはオルカエアロ

MyOは、ロードバイクだけでなく、MTBやトライアスロンバイクなど、オルベアのさまざまなジャンルのバイクのカスタムに対応するセミオーダーシステムだ。ロードバイクでは軽量レーシングロードのオルカ、エアロロードのオルカエアロ、グラベルバイクのテラという3機種のほとんどのモデルが対象になる。

上位モデルからミドルグレードまで多くのモデルで採用されるMyOはフレームカラーとパーツ選択が可能だが、一部モデルはパーツ選択のみが可能な「MyOライト」となる。MyOの対象車種は、モデル一覧のフレームカラーを示すマークの中に虹色のマークがあるので一目でわかる。

MyOのカスタムはオルベアのWEBサイトで自宅にいながらにして行うことができる。MyO対象モデルは、WEBのモデル一覧からベースモデルを選んで「カスタマイズ」のページに移動するとカスタマイズができる。

一方MyOライトの対象モデルはモデル一覧からは分からないが、モデルの詳細ページで「標準コンポーネント一覧」の中で対象のパーツの右側に「他のコンポーネントを参照」という記載がある。ここをクリックすることでパーツの切り替えができる。

MyOの魅力1
自分に合ったパーツで組めてムダがない

MyOの魅力はいくつかある。ひとつは、自分に合ったサイズの完成車が、自分に合ったパーツで組めることにある。

多くのブランドの完成車は、複数のフレームサイズが用意されているが、ハンドル幅やステムの長さ、クランクの長さといったポジション出しに重要なパーツはあらかじめ決まっていることがほとんどだ。もし「もう少しステムを短くしたい」となった場合、別途ステムを購入する必要がある。最近増えているステム一体型のハンドルバーの場合は、かなりの出費になるはずだ。しかし、MyOまたはMyOライトを使うことで、好みのフレームサイズで、好みのサイズのパーツを組み合わせた完成車が購入できるのだ。

また、モデルによってはホイールをよりハイトの高いものや重量の軽いものに変えたり、サドルを交換したり、クランクセットをパワーメーター付きにしたり、チェーンリングやスプロケットの歯数も選んだりできる。自分好みのパーツを組み合わせて完成車として購入できるので、購入後にカスタムする必要がなく、費用を抑えられてムダもない。

MyOの魅力2
1億通り以上の組み合わせがあるカラーカスタム!
(オルカエアロの場合)

そしてもうひとつの魅力はMyOではフレームセットのカラーオーダーもアップチャージなしでできることだ。通常、フレームカラーはひとつのモデルにつき1~数種類ということが多く、その中から好みのフレームカラーを選んで購入することになる。好みのカラーが選べたり、フレームカラーへのこだわりがない場合はいいが、そうでない場合は色をあきらめるしかなかった。

しかし、MyOではフレームを用意された色の中から自由に選ぶことが可能だ。色を選べるポイントもメインフレームカラーや差し色、フォークブレードの外側や内側、さまざまな場所に配置されたロゴなど、かなり細かい場所まで色指定ができる。カラーやロゴの選べるパターンはシリーズによって異なるが、オルカエアロの場合、フレームの仕上げ、フレームカラー、ロゴの色の組み合わせは1億通り以上ある。これだけ細かく色指定ができれば、好みのカラーのバイクを作れるし、チームジャージの色に合わせたフレームカラーにすることも可能だ。もちろん他の人ともかぶりにくくなるはずだ。

MyOでバイクを購入する際の流れを追体験してみよう

MyOの概要が分かったところで、実際にMyOを購入する際の流れを紹介しよう。といっても特別難しいことはない。大まかな流れとしては下記のとおりだ。

オルベアオフィシャルサイトでバイクを選ぶ

WEB上でカスタマイズし、データを保存

オルベア取扱店にデータを持ち込み、オーダー

納車

MyOでカスタムバイク

ここではオルベアのオフィシャルサイトでMyOでカスタムバイクを作る流れを紹介する。

1.オフィシャルサイトにアクセス

オルベアのオフィシャルWEBサイト( https://www.orbea.com/jp-ja/ )にアクセス。ページ上部の「自転車」から好みのカテゴリーを選び、「モデル」の中から好みのシリーズを選ぶ。
※カスタムの方からシリーズ選ぶと、次の段階でカスタマイズの詳細モデルを選ぶところまで進める。

2.モデルを選ぶ

選んだシリーズ(写真はオルカエアロ)のページに移動するので、ページ上部の「モデル選択」をクリック。

3.カスタマイズしてみよう

モデル一覧の画面に移動するので、好みのモデルを選んで「カスタマイズ」をクリック。フレームカラーをカスタムできるMyO対応車種は、バイクの写真の右側にあるカラーチャートの一番上に虹色の印が付いている。

4.サイズを指定

選んだモデルのカスタマイズ画面に移動するので、まずはサイズを指定する。各サイズの下に書かれているのは納期の目安。オルカエアロM21eLTDの場合、画面キャプチャー時点では2023年5月29日~6月1日が納期目安となっている。正確な納期は選択するパーツによって変わりうるので、オーダー時にお店に確認しよう。

5.塗装の仕上げ、グロスかマットがを選ぶ

続いてフレームの仕上げを「グロス」「マット」のいずれかから選ぶ。選び終わったらページ右側にある「次のステップへ」をクリックする。以下、次のステップに進むときは同様にする。

6.フレームやフォークのカラーを選ぶ

フレームやフォークのカラーを選ぶ。フレームのメインカラーは26色+レインボーローの計27色から選べる。レインボーロー以外の色を選ぶと、セカンダリーフレームカラー(ヘッドチューブ~トップチューブの上部)やディテールオブフレームカラー(シートチューブ下部~シートステー内側)、フォークブレードの内側の色もレインボーロー以外の26色から選べる。

7.ロゴの色を選ぶ

フレームの各部に入るロゴの色を選ぶ。これらも一つ一つ違う色に変えられる。オルカエアロの場合、フレームの仕上げ、フレームカラーの組み合わせ、ロゴの色の組み合わせは1億通り以上ある。

8.あらゆる角度からチェック

バイクの写真下にある8本の横罫線付近にカーソルを合わせると、バイクをさまざまなアングルに切り替えて見ることができる。ロゴの色をチェックする際は、バイクのアングルを変えると分かりやすい。

9.パーツをアッセンブル

フレームやロゴのカラーを選び終わったら、ホイールやコンポーネントなどのアッセンブルするパーツを選ぶ。選択できるパーツはモデルによるが、オルカエアロM21eLTDの場合、ホイールのリムハイト(40mmか50mmか)、タイヤの種類(2種類)、クランクセットのパワーメーターの有無、カセットスプロケットの歯数(10-28Tの10-33Tいずれか)、サドルの種類(5種類)、クランク長(170mm、172.5mm、175mmのいずれか)、ハンドルバーの幅(360mm~420mmで20mm刻み)、ステムの長さ(80mm~120mmまで10mm刻み)となる。

10.ネームも入れられる

トップチューブのダウンチューブ側にネームを入れたい場合はここに入れる。半角英数字で10文字×2、または10文字のいずれかで入力する。テキストの色は4種類から選べる。

11.できあがったPDFをダウンロード

ページ下部のダウンロードをクリックし、現れた白枠内の「PDFのダウンロード」をクリックするとPDFファイルがダウンロードされる。

12.PDFファイルからショップでオーダー

ダウンロードされたPDFファイルには、自分がカスタムしたバイクがカタログのようにレイアウトされ、スペックなども反映されている。確認して間違いなければ全国のオルベア取扱店にPDFファイルを送り、正式にオーダーする。

実際に試してみたが、バイクの角度が変えられるので、他社のカスタムプログラムでは分かりにくい「どのロゴの色が変わっているのか」や「フレームやフォークの塗り分け部分のディテール」も分かりやすいのがすばらしい。かなり細かい部分の色も指定できるので、色にこだわりのある人も満足できるはずだ。

この記事を見て少しでも興味を持ったら、ぜひオルベアのオフィシャルサイトにアクセスしてまずはカスタムを楽しんでほしい。さまざまなアングルからバイクをイメージできるので、きっと自分がそのバイクに乗る姿もありありと思い描けるはず。そうなると欲しくなるのも時間の問題!?

 

Myoオーダーはこちら

問:サイクルクリエーション
https://www.orbea.com/

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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