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Jプロツアー、JCL、学連3つの頂点を決める「富士山サイクルロードレース2023」予選

3月4日(土)、3月5日(日)の2日間、静岡県富士市の中心道路である青葉通りで富士山サイクルロードレース2023が開催。初日となる4日はU15のレース及びUCIコンチネンタルチーム、JBCF登録のクラブチーム、学連登録の大学チームによる富士クリテリウムチャンピオンシップの予選が開催された。
富士クリテリウムチャンピオンシップでは各予選上位25名までが明日の決勝へ進むことができるため、各組上位進出をかけて白熱したレースが展開された。

クリテリウム日本一を決める富士クリテリウムチャンピオンシップ

3月4日から5日にかけ、静岡県富士市で富士山サイクルロードレース2023が開催。

昨年第1回大会が開催され、今大会で2回目の開催となった富士山サイクルロードレース2023。メインレースとなる富士クリテリウムチャンピオンシップには、UCI登録のコンチネンタルチーム、JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)登録のクラブチーム、JICF(日本学生自転車競技連盟)登録の大学チームが参加する。

UCIコンチネンタルチームはJCL(ジャパンサイクルリーグ)やJPT(Jプロツアー・JBCF)に登録しているチームとなっており、JCL、JBCF、JICFと、国内でレースを開催している主要3団体のチームが団体の枠を越えてクリテリウムレースを走る形となっているため、富士クリテリウムチャンピオンシップはクリテリウム日本一を決めるレースと言えるレースとなっている。

レースが開催されるのは通称・青葉通りと呼ばれる富士市の中心道路で、富士市役所前から富士市の文化会館であるロゼシアター前までの往復1.8kmの特設コースが設定されている。
道路幅は片側2車線以上あり、両端の180度コーナー以外は直線のみと言っていいコースレイアウトとなっているため、コースの難易度としてはかなり易しい部類に入るだろう。

そのため、決勝では各チームがトレインを組む形での迫力あるスプリントが見られる可能性が高いコースとなっている。

大会初日となる3月4日はU15のレースおよび富士クリテリウムチャンピオンシップの予選3レースが開催された。
快晴の中での開催となった大会初日には富士山もしっかりと顔を出し、コース沿いの河川では桜が咲くなど、春の訪れを感じさせる天候の中でのレースとなった。

予選1組目
前回覇者の愛三工業の岡本 隼がまさかの予選敗退

富士クリテリウムチャンピオンシップの予選1組目では前回大会覇者の岡本 隼擁する愛三工業レーシングチーム等12チーム・52名の選手が出走。

上位25名が決勝進出となるため序盤から抜け出しを図ろうとする動きが続く中、4名の選手が飛び出す。この4名の逃げに対しては集団は容認の動きを見せると、集団からさらに数名の選手が飛び出していく。

最終的には以下の8名の選手が先頭集団を形成し、さらに渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)が単独で先頭集団を追走する形となり、予選上位で明日の決勝へと駒を進めた。
・草場啓吾/佐藤健(愛三工業レーシングチーム)
・山本元喜/宮崎泰史(キナンレーシングチーム)
・入部正太朗(シマノレーシング)
・横塚浩平(VC福岡)
・米谷隆史(ベルマーレレーシングチーム)
・加藤辰之介(イナーメ信濃山形)

メイン集団では決勝進出となる25位までを争うゴールスプリントが行われたが、前回大会覇者である岡本の姿は集団に前方には見られず、岡本は46位で予選敗退となってしまった。

岡本は「最後の180度コーナーで他の選手に接触され、集団との車間が空いてしまったことで焦ってしまいました。その結果、残り300mほどで出し切ってしまい、終わってしまいました。接触後も冷静に対処できていれば予選は通過できていたと思います。今回は悔しい結果になりましたが、切り替えて次の台湾で頑張ります」とレース後に予選敗退となってしまった原因を語った。

予選2組目
トラック・ネーションズカップを走ったブリヂストン今村駿介らが
序盤からの逃げ切りを決める

予選2組目にはトラックの国際大会であるネーションズカップ第1戦で金メダルを獲得した橋本英也らチームブリヂストンサイクリング等10チーム・53名の選手が出走。

レースは1周目に今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)ら以下の4名が抜け出す。
・今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)
・バトムンク・マラルエルデン(レバンテフジ静岡)
・細川健太(弱虫ペダルサイクリングチーム)
・小山貴大(群馬グリフィンレーシングチーム)

力のある4名、さらにはレースの主導権を握るチームブリヂストンサイクリングの選手が入ったこともあってか、集団とのタイム差がどんどん開いていく。
4名は協調して逃げたこともあってか最後まで集団に追い付かれることはなく、全周回で逃げ切ると形となった。

一方、決勝進出25位までのかけたメイン集団では最終周回に落車が発生し、優勝候補であった松田祥位(チームブリヂストンサイクリング)らがDNFとなってしまう波乱が、予選1組目に続いて起きてしまった。

予選3組目
単独で飛び出した日大の吉川が逃げ切りを決める

予選3組目にはJICF登録の18大学・54名の選手が出走。

序盤から逃げを決めたい選手たちがアタックをかけるものの、集団からも追走がかかってしまい、なかなか逃げが決まらない展開が続く。

終盤に吉川敬介(日本大学)が単独で抜け出すことに成功すると、吉川はそのまま逃げ切りを決める。
一方、集団では最後のゴールスプリントに向けて位置取り争いが激しくなったこともあってか、予選1、2組目同様に終盤で落車が発生してしまっていた。

3月5日(日)開催の決勝進出メンバー

明日は以下の75名による決勝レースや、予選で26位から45位に入った60名の選手たちによる交流戦、女子選手や各カテゴリー別のレースが開催予定で、注目の決勝は13時45分スタート予定となっている。

  • 日本大学6名(生野優翔/中野楚樂/岡本勝哉/吉川敬介/髙佐龍太郎/新井敬太)
  • 宇都宮ブリッツェン5名(小野寺玲/谷 順正/阿部嵩之/本多晴飛/中村魁人)
  • 弱虫ペダルサイクリングチーム5名(内田宇海/細川健太/五十嵐洸太/岩田聖矢/青島冬弥)
  • キナンレーシングチーム4名(畑中勇介/山本元喜/孫崎大樹/宮崎泰史)
  • 愛三工業レーシングチーム4名(渡邊翔太郎/草場啓吾/西尾憲人/佐藤 健)
  • さいたま那須サンブレイブ4名(吉岡直哉/湯浅博貴/篠原輝利/鈴木道也)
  • シマノレーシング4名(入部正太朗/中井唯晶/横山航太/風間翔眞)
  • スパークルおおいたレーシングチーム4名(黒枝士揮/黒枝咲哉/住吉宏太/半田子竜)
  • 慶應義塾大学4名(大前 翔/佐藤 岳/西村行生/山田壮太郎)
  • チームブリヂストンサイクリング3名(今村駿介/兒島直樹/河野翔輝)
  • ヴィクトワール広島3名(中田拓也/阿曽圭佑/久保田悠介)
  • VC福岡3名(向川尚樹/横塚浩平/宇佐美颯基)
  • レバンテフジ静岡3名(バトムンク・マラルエルデン/高梨万里王/エンクタイヴァン・ボローエルデン)
  • 明治大学3名(片岡遼真/小泉響貴/小久保瑠惟)
  • 日本体育大学3名(松岡優馬/高久胡太郎/泉 颯太)
  • シエルブルー鹿屋2名(伊藤舜紀/福迫倖輔)
  • イナーメ信濃山形2名(加藤辰之介/比護 任)
  • 順天堂大学2名(塩出皓成/菅原 聡)
  • 立命館大学2名(高本亮太/松井丈治)
  • マトリックスパワータグ1名(小森亮平)
  • 群馬グリフィンレーシングチーム1名(小山貴大)
  • ベルマーレレーシングチーム1名(米谷隆史)
  • バルバサイクルレーシングチーム1名(寺崎武郎)
  • 東京大学1名(篠﨑蒼平)
  • 法政大学1名(逸崎瑞喜)
  • 立教大学1名(中島 渉)
  • 関西大学1名(至田恵人)
  • 愛媛大学1名(武智 光)

大会公式WEBサイトはこちら
https://fcrr.fujicity.jp/2023/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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