ランダが総合首位と一騎打ち、緊張感高まるステージ｜ユキヤ通信

スペイン・バスク地方で開催中のワールドツアー「Itzulia Basque Country(イツリア・バスクカントリー)」に参戦している新城幸也。
第4ステージはビルバオの港町、サントゥルツィを発着とする175km。途中4つの山岳ポイントを越え、フィニッシュ手前、約25km地点から始まるアストゥリアーナへの上り坂でチームのエース、ミカエル・ランダ(スペイン)がアタック。頂上からゴールまでは15kmは総合1位との選手と一騎打ちの体制に持ち込むも、ゴールスプリントで惜しくも2位に。総合は12秒差の2位につけている。なお、新城は12分46秒遅れの124位でフィニッシュした。

新城のコメント

「今日も逃げたいチームが多くて、序盤はハイスピードだった。総合2位なので、総合上位チームが逃げに入らないよう、逃げのメンバー選別にも参加した。5人の逃げが決まって、今日は最後の2級だけの勝負になるかと思ったが、92km過ぎた辺りからステージ優勝を狙うチームが牽引を始めて、集団は一気に緊張感が高まり、位置取り争いで休む間もなく152km地点の2級のふもとまで爆走だった。ランダが今日も積極的に走ってくれてステージ2位。ステージ優勝までもう少しだったんだけどね……。強いリーダーに引っ張られて、チームの士気も上がって、充実した1日を過ごす事ができてる。あと2ステージ。自分にできる限りの事をしたい」

Race公式サイト
Itzulia 2023 — Itzulia Basque Country