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TOJ2023コースプレビュー! 後半4ステージ( 南信州、富士山、相模原、東京)編

5月21日から開催中のツアー・オブ・ジャパン2023。2023年のツアー・オブ・ジャパンは2019年以来4年ぶりに全8ステージで、さらに国外チームを招待する形でのUCI2.1クラスでの開催となる。
今回は全8ステージのうち、後半4ステージのコースをご紹介する。

▼前半4ステージのコース紹介はこちら。

ツアー・オブ・ジャパン事前情報、4年ぶりに8ステージ「堺・京都・いなべ・美濃」が復活

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2023年05月17日

総合争いの幕開けとなる信州飯田ステージ

大会5日目となる5月25日開催される信州飯田ステージ。
昨年3年ぶりの開催となった信州飯田ステージだが、昨年はベンジャミン・ダイボール(当時チーム右京、現ヴィクトワール広島)が後半に抜け出し、単独で追いついたネイサン・アール(当時チーム右京、現JCL TEAM UKYO)が総合順位を争うライバル勢に対して30秒以上のタイム差をつけることに成功している。

©2022 TOJ

今大会では12.2kmのコースを9周する109.8kmと、リアルスタート地点から周回コース起点までの10.8km、さらにパレードスタート時と最終周回のみ通過する周回コース起点からフィニッシュ地点へ0.3kmを合わせた合計120.9kmでの開催となる。
昨年同様、今年も飯田駅からのパレードではなく、スタート/フィニッシュ地点である下久堅小学校からのスタートとなる。
京都ステージの紹介でも触れたが、全8ステージ中最も獲得標高が高いのが信州飯田ステージとなっており、KOMに向けた上り区間は10%を超える坂が続く。例年、信州飯田ステージから総合争いが始まると言われており、翌日の富士山ステージを前に総合順位を争う選手たちが本格的にレースを開始するのが第5ステージとなる信州飯田ステージだ。

会場へのアクセスだが、近隣の駅からの公共交通機関はないため、主催者側が用意しているコース周辺の駐車場を利用しての観戦となる。駐車場によっては交通規制の範囲内にある場所もあるため、事前に駐車場の場所・交通規制の範囲をご確認いただきたい。
また、周回コースへのシャトルバスを用意している駐車場もあるため、こちらも合わせてステージ公式サイトでご確認をお願いしたい。
さらに信州飯田ステージといえばKOM地点でのチョークペイントもおなじみだ。交通規制が始まる9時20分ごろからレーススタート前までチョークイベントを予定しており、コースへのチョークイベントを行いたい方はその時間までにKOM地点である柿野沢区民センター付近へお集まりいただければと思う。

信州飯田ステージ公式サイト:https://www.city.iida.lg.jp/toj/

日本一の山を舞台とする富士山ステージ

大会6日目となる5月26日に開催される富士山ステージ。
昨年は富士山の5合目まで駆け上るふじあざみラインにおいて、残り5~6kmを残したタイミングでベンジャミン・ダイボール(当時チーム右京、現ヴィクトワール広島)とネイサン・アール(当時チーム右京、現JCL TEAM UKYO)が抜け出す形となり、そのまま独走での優勝、そして総合優勝をほぼ確定させる形となった。

©2022 TOJ

今大会では昨年まで使用された富士スピードウェイ周辺での周回コースはなくなり、ふじあざみラインを使用した11.4kmだけでの開催となる。
ふじあざみラインといえば平均勾配10%、最大勾配22%と、国内ヒルクライムコースの中でも屈指の厳しいコースとなっている。特にコース中盤にある馬返と呼ばれる区間は選手たちが蛇行して登るほどで、ステージレースにおける最も厳しいステージを表すクイーンステージとなっているのが第6ステージである富士山ステージだ。
翌日には相模原ステージがあるものの、総合順位の大勢はこのステージで決まる可能性が高い。

会場へのアクセスだが、駿河小山駅から須走多用途広場での乗り換えによる富士山五合目へのシャトルバス、もしくはスタート地点付近(スタート地点から300m)から富士山五合目へのシャトルバスがそれぞれ主催者側で準備されている。ぜひシャトルバスを利用し、富士山での応援をお願いしたい。
また、富士山五合目はスタート地点と比べてもかなり気温が低く、周りを遮るものがないため、強風が吹く可能性も十分にある。寒さ対策も十分にして観戦を。

富士山ステージ紹介ページ:https://www.toj.co.jp/?tid=100080
シャトルバス案内ページ:https://oyama2020.jp/news/detail/index.html?CN=365216

総合争いが決着する相模原ステージ

大会7日目となる5月27日に開催される相模原ステージ。
2021年大会から新しく追加されたステージで、昨年は総合争いに大きく影響しない20名ほどの逃げ集団から少人数のスプリントとなり、岡 篤志(当時EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメント、現JCL TEAM UKYO)がUCIレースでのロードレース初優勝を手にする形となった。

©2022 TOJ

今大会では13.8kmのコースを7周する96.6kmと、リアルスタート地点から周回コースのフィニッシュ地点までの10.9kmを合わせた合計107.5kmでの開催となる。
東京2020オリンピックでも通過した旧小倉橋付近がリアルスタート地点となっており、富士山ステージでは富士スピードウェイ周辺の周回コースが無くなったため、相模原ステージが今大会では東京2020オリンピックのレガシーを感じられる唯一のステージとなっている。
信州飯田ステージや富士山ステージのような厳しい上り区間はないものの、ゴール前残り500m地点あたりから上り区間となっており、パンチャータイプの選手もしくはある程度上りがこなせるスプリンタータイプの選手が得意とするステージとなっているのが第7ステージである相模原ステージだ。
また、富士山ステージまでであまりタイム差がつかなかった場合は総合上位勢による最後の争いが起こるステージでもある。

会場へのアクセスだが、スタート地点である橋本公園へはJR「橋本駅」および京王線「京王橋本駅」から徒歩約9分。周辺に主催者側で用意した駐車場はないため、近隣のコインパーキングを利用するか、公共交通機関での来場をお願いしたい。
フィニッシュ地点である鳥居原ふれあいの館へは主催者側が用意しているコース周辺の駐車場が利用可能だ。主催者側が用意しているスタート地点からフィニッシュ地点へのシャトルバスはすでに予約を締め切っており、フィニッシュ地点への公共交通機関も交通規制前のみの運行が予想されるため、フィニッシュ地点へ向かわれる方は事前に公式サイトで駐車場案内や交通規制情報をご確認いただきたい。

相模原ステージ公式サイト:https://www.toj-sagamihara.com/

山岳コースを耐え抜いたスプリンターが活躍する東京ステージ

大会最終日となる5月28日に開催される東京ステージ。
昨年はスプリンターたちによる迫力のある大集団スプリントをレイモンド・クレダー(当時チーム右京、現JCL TEAM UKYO)が制す形となった。

©2022 TOJ

今大会では7kmのコースを16周する112kmでの開催となる。
今大会も日比谷公園からのパレードはなく、一昨年、昨年同様大井埠頭での周回コース内でパレード含めての開催となる。
コースは完全に平坦となっており、信州飯田ステージ、富士山ステージ、相模原ステージと、厳しいステージを生き残ったスプリンターたちによる美濃ステージ以来となる、大迫力の集団スプリントが見られる可能性が高いステージとなっているのが最終第8ステージである東京ステージだ。
また、近年では恒例となっているが、TOJのレース前には日本学生自転車競技連盟に所属する選手たちにより全日本学生選手権クリテリウム大会も開催される。TOJの観戦と合わせ、少し早めに来場して若きスプリンターたちによるレースを観戦してみてはいかがだろうか。

会場へのアクセスだが、スタート/フィニッシュ地点である大井埠頭へは東京モノレール「大井競馬場前駅」から徒歩約25分。周辺に主催者側で用意した駐車場はないため、公共交通機関での来場をお願いしたい。
また、5/16時点では調整中となっているが、主催者側で品川駅と大井ふ頭を往復するシャトルバスも利用できる可能性がある。
詳細は大会公式サイトをご確認いただきたい。

東京ステージ紹介ページ:https://www.toj.co.jp/?tid=100082
東京ステージアクセス紹介ページ:https://www.toj.co.jp/?tid=100130

TOJ公式サイト

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