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グラベルキングが待望の大幅リニューアル。新トレッドの「X1」モデルや「R」スペックが登場!|Panaracer

グラベルタイヤのパイオニアと言えば、日本の自転車タイヤ専用のメーカーであるパナレーサーの「グラベルキング」シリーズを挙げる人が多い。グラベルキングは日本でももちろん使用する人も多いが、海外でも広く受け入れられていることが特徴だ。実際に昨年のアンバウンド・グラベルの会場でも多くのグラベルキングを筆者も目にしてきた。

そして、2014年のグラベルキング発売から10年が経過するタイミングで大幅にアップデートされた。グラベル専用タイヤが世の中にまだ一般的でなかった段階からこの分野に着手したパナレーサーが蓄積してきた技術が詰め込まれたフルリニューアルだ。実際に使用しての話などは後日になるが、公開情報をベースに新たな製品を紹介する。

新トレッドパターンの「GRAVELKING X1」モデルが登場

これまでのグラベルキングとそのSKとSSといった3種類に加え、新たによりレースシーンを意識してアグレッシブな走りを可能とする「X1」モデルが追加された。そのトレッドを見るにつけサイドノブが充分にありグリップを確保しつつも、中央部の密度が高いことでグラベルタイヤながら転がり抵抗の軽減も意識していることが垣間見える。昨今のグラベルレースシーンがより高速化していることに鑑みると、トレンドを捉えた仕様といえそうだ。

新たに「R」スペックが登場。既存スペックも大幅に性能が向上

これまでもグラベルキングは無印のいわゆる「std(スタンダード)」スペックと耐パンク性能に優れた「+(プラス)」スペックを用意していた。そこに新たに登場するのが「R(アール)」スペックで、軽さとしなやかさ、乗り心地を追求している。この「std」「+」「R」の3スペックが全てのグラベルキングのモデルにそれぞれ用意されているため、ライダーは4パターン×3スペックの合計12種類から自分に最適なグラベルキングを選びライドを楽しむことができる。

既存スペックのアップデートも抜かりなし

新たに「R」が登場したが、既存の「std」「+」についてももちろんリニューアルで見直しを行い性能が大幅にアップしている。3スペックの性能について、公開情報によると下記のとおりだ。

「R」スペック

(参考)グラベルキングX1 R

軽さとしなやかさ、乗り心地のよさにフォーカス。転がり抵抗の低減化も実現
※転がり抵抗:従来のstdスペックより約9%低減
※乗り心地:従来のstdスペックより約5%向上

「+」スペック

(参考)グラベルキングX1 +

サイドカットを含めた全方向耐パンク性能の向上
※転がり抵抗:従来の+スペックより約31%低減
※乗り心地:従来の+スペックより約6%向上

「std」スペック(製品名としては表記はされないため無印のモデルのこと)

(参考)グラベルキングX1

旧stdスペックよりもしなやかな走りと高い耐パンク性能の実現
※転がり抵抗:従来のstdスペックより約18%低減
※乗り心地:従来のstdスペックより約4%向上

大幅な性能向上を可能にした新開発の独自テクノロジー

誕生から10年を機に大幅に刷新したグラベルキング。この性能の向上を支えたのがパナレーサーの新たな3つのテクノロジーだ。

ZSG GRAVEL Compound

グラベル専用コンパウンドとして新設計。低い転がり抵抗と高いグリップ力を実現した。
※全ラインアップ700-26C・28Cは「ZSG ARコンパウンド」使用

TuffTex

新開発の素材を採用し開発したケーシング。これによりしなやかな乗り心地を可能にした。

BeadLock

最新のグラベルマーケットに合わせて「BeadLock」を開発。ビードまわりのアップデートを行い、TLR(チューブレスレディ)のセットアップを改善した。

商品ラインアップ

※価格について、特に記載がないものはTLRの価格を記載
※基本は黒とアンバーサイドの2色展開
※GRAVELKING SKの700×26Cは黒のみ展開
※GRAVELKING Rはアンバーサイドのみ展開

GRAVELKING X1

アグレッシブでレーシーなモデル。新設計のトレッドデザインは、あらゆる路面での直進性・トラクション性能の向上を図る。

GRAVELKING X1 R
価格:7480円
サイズ:700×35、40、45C
GRAVELKING X1 +
価格:7480円
サイズ:700×35、40、45C
GRAVELKING X1
価格:6600円
サイズ:700×35、40、45C

GRAVELKING

舗装路からライトな走りに適したスタンダードモデル

GRAVELKING R
価格:(CL)7150円、(TLR)7480円
サイズ:700C×28、30、35、40C
GRAVELKING +
価格:7480円
サイズ:700C×30、35、40C
GRAVELKING
価格:(CL)6270円、(TLR)6600円
サイズ:700C×26、28、30、35、40C/650B×38、42、48C

GRAVELKING SS

舗装路とグラベルライド、ON・OFFを実現させるハイブリッドパターン

GRAVELKING SS R
価格:(CL)7150円、(TLR)7480円
サイズ:700C×28、30、35、40、45C
GRAVELKING SS +
価格:(CL)7150円、(TLR)7480円
サイズ:700C×28、30、35、40、45C
GRAVELKING SS
価格:(CL)6270円、(TLR)6600円
サイズ:700C×28、30、35、40、45C/650B×38、43、48C

GRAVELKING SK

THIS IS グラベルタイヤと呼ぶべきトラディショナルなブロックパターン

GRAVELKING SK R
価格:7480円
サイズ:700C×30、35、40、45
GRAVELKING SK +
価格:7480円
サイズ:700C×30、35、40、45、50C/29”×2.1(54)/26”×2.1(54)
GRAVELKING SK
価格:(CL)6270円、(TLR)6600円
サイズ:700C×26、28、30、35、40、45、50C/29”×2.1(54)/26”×2.1(54)/650B×43、48、54C

問:パナレーサー https://panaracer.co.jp

 

 

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PROFILE

坂本 大希

坂本 大希

元海上自衛官の経験を持つライター。1年間のドイツ自転車旅行をきっかけに自転車が好きになる。2022年秋ごろよりグラベルイベントに多数参加。2023年のUnbound Gravelで100マイル完走。グラベルジャーナリストになるべく知見を深めるため取材に勤しんでいる。

坂本 大希の記事一覧

元海上自衛官の経験を持つライター。1年間のドイツ自転車旅行をきっかけに自転車が好きになる。2022年秋ごろよりグラベルイベントに多数参加。2023年のUnbound Gravelで100マイル完走。グラベルジャーナリストになるべく知見を深めるため取材に勤しんでいる。

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