ジロ・デ・イタリア2024が5月4日開幕、J SPORTSで全21ステージを独占生中継

Bicycle Club編集部

2024年04月29日

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5月4～26日、イタリア一周レース、ジロ・デ・イタリアが開催される。国内ではJ SPORTSで全21ステージを独占生中継。PC、スマートフォン、タブレット向けにも配信され、J SPORTSオンデマンドを通じてリアルタイムで楽しめる。特に第1ステージは、J:COMおよび一部のケーブルテレビ局、スカパー！で無料放送される。

ジロ・デ・イタリアの魅力と今年の見所

グランツールとしての地位ジロ・デ・イタリアは、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャと並ぶグランツールの一つである。これらは世界最高峰の自転車ロードレースと位置づけられており、特にジロはその歴史的背景と独特の文化的要素で知られている。

ジロ・デ・イタリアの魅力は、その厳しい山岳ステージと美しいイタリアの景観にあり、多くのサイクリングファンにとっては一年で最も待ち遠しいイベントの一つである。

注目はダブルツールを狙うタデイ・ポガチャル

この大会には、18のワールドチームと4つのプロチームから22チームが参加する。中でもタデイ・ポガチャルやゲラント・トーマスなど、名だたる選手たちが総合優勝を狙って熱い戦いを繰り広げる。ポガチャルは特に、ジロとツールの両方への挑戦という重大な目標を掲げ、彼のパフォーマンスは多くの注目を集めている。

総合優勝を目指すチームの戦略は、特に山岳ステージでの攻防がカギとなる。各チームは、タイムトライアルや平坦ステージでの時間差をいかに少なく保ちつつ、山岳ステージでの優位を確立するかが重要である。また、レース終盤の山岳ステージでは、総合成績のトップ争いが激化するため、それに伴う戦略も非常に複雑で駆け引きが見ものである。

昨年のジロ・デ・イタリアで総合2位と衰えぬ力を示したゲラント・トーマス（イネオス・グレナディアーズ、イギリス）など複数のグランツール経験者をはじめ、オラフ・コーイ（ヴィスマ・リース・ア・バイク、オランダ）、ティム・メルリール（スーダル・クイックステップ、オランダ）など注目選手が多数参戦を予定している。

第1ステージは無料放送、全ステージLIVE放送

特に第1ステージは、J:COMおよび一部のケーブルテレビ局、スカパー！で無料放送されるため、多くのファンがアクセスしやすい。J SPORTSオンデマンドでは、全ステージのLIVE配信が行われるほか、英語の現地解説も提供される。これにより、国内外のファンが同じ興奮を共有できる環境が整っている。

Cycle*2024ジロ・デ・イタリア放送・配信スケジュール

放送/配信日	ステージ	コース	日本語実況・解説番組	現地実況・ステージ全編 J SPORTSオンデマンド限定
5月4日(土)	1ステージ	ヴェナリア・レアーレ～トリノ	午後8:40～	午後8:40～
5月5日(日)	2ステージ	サンフランチェスコ・アル・カンポ～サンチュアリオ・ディ・オロパ	午後7:45～	午後7:45～
5月6日(月)	3ステージ	ノヴァーラ～フォッサーノ	午後8:00～	午後8:00～
5月7日(火)	4ステージ	アックイ・テルメ～アンドーラ	午後9:00～	午後9:00～
5月8日(水)	5ステージ	ジェノヴァ～ルッカ	午後9:00～	午後9:00～
5月9日(木)	6ステージ	ヴィアレッジョ～ラポラーノ・テルメ	午後9:00～	午後7:35～
5月10日(金)	7ステージ	フォリンニョ～ペルージャ	午後7:50～	午後7:50～
5月11日(土)	8ステージ	スポレート～プラティ・ディ・ティーヴォ	午後7:20～	午後7:20～
5月12日(日)	9ステージ	アヴェッツァーノ～ナポリ	午後9:00～	午後6:50～
5月13日(月)	休息日	休息日TV　第1ステージ～第9ステージ	午後9:00～	ー
5月14日(火)	10ステージ	ポンペイ～クザーノ・ムトリ	午後9:00～	午後7:55～
5月15日(水)	11ステージ	フォイアーノ・ディ・ヴァル・フォルトレ～フランカヴィッラ・アル・マーレ	午後9:00～	午後7:20～
5月16日(木)	12ステージ	マルティンシクーロ～ファーノ	午後9:00～	午後7:20～
5月17日(金)	13ステージ	リッチョーネ～チェント	午後9:00～	午後7:50～
5月18日(土)	14ステージ個人TT	カスティリオーネ・デッレ・スティヴィエレ～デゼンツァーノ・デル・ガルダ	午後9:00～	午後9:00～
5月19日(日)	15ステージ	マネルバ・デル・ガルダ～リヴィンニョ	午後5:15～	午後5:15～
5月20日(月)	休息日	休息日TV　第10ステージ～第15ステージ	ー	ー
5月21日(火)	16ステージ	リヴィンニョ～サンタ・クリスティーナ・ヴァルガルデナ	午後6:15～	午後6:15～
5月22日(水)	17ステージ	セルヴァ・ディ・ヴァル・ガルデナ～パッソ・ブロコン	午後7:15～	午後7:15～
5月23日(木)	18ステージ	フィエラ・ディ・プリミエロ～パドヴァ	午後9:00～	午後7:55～
5月24日(金)	19ステージ	モルテリアーノ～サッパーダ	午後9:00～	午後7:55～
5月25日(土)	20ステージ	アルパゴ～バッサーノ・デル・グラッパ	午後6:30～	午後6:30～
5月26日(日)	21ステージ	ローマ～ローマ	午後10:10～	午後10:10～
5月27日(月)	ー	休息日TV 第16ステージ～第21ステージ	午後9:00～	ー

※放送・配信日時・形態は変更になる場合があります。

2024年のコース特徴

休息日明けの第15ステージ、今大会最高標高地点チーマコッピとなるステルヴィオ（標高2758m）を越える

ジロ・デ・イタリア2024では、総獲得標高は44650mと2023年大会より約6600mも少なくなっており、２つの個人タイムトライアル（TT）がある。まずは第7ステージのウンブリア州ペルージャでの40.6km上りを含む山岳TT、そして第14ステージのガルダ湖近くの平坦な31.2kmでのTTが予定されている。

重要な山岳ステージは前半では第2ステージのオロパで、他にも第8ステージのプラティ・ディ・ティーヴォや第10ステージのナポリからクザーノ・ムトリまでが挙げられる。さらに最終週には第15ステージのリヴィーニョやパッソ・デッロ・ステルヴィオ、第17ステージのパッソ・ブロコン、そして第20ステージのモンテ・グラッパが含まれ、ここで総合優勝がほぼ決定したあとローマでの最終ステージに挑む。

詳細はこちら
https://www.jsports.co.jp/news/2032/

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