スパイス&フルーツの自家製ソースで料理を格上げ!
buono 編集部
- 2020年08月19日
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ほんのわずかな量で、料理をドラマティックに変えてくれるスパイス。カレー作りの時だけでなく、もっと出番を増やしてあげたい。そこで提案したいのが、フルーツ+スパイスという上級テクニック。スパイス研究家の日沼紀子さんにオススメの組み合わせをアドバイスいただいた。甘みと爽やかさが料理を華やかに格上げしてくれる個性派レシピがずらり!さて、あなたの好みは?
オレンジ×ハラペーニョ×オールスパイス
「南米の肉料理からヒントを得ました。オールスパイスは、シナモン、グローブ、ナツメグをミックスしたような香りがあるので、柑橘と相性よし。オレンジの酸っぱさ、ハラペーニョの辛さ、オールスパイスのピリリとした香りが、ステーキ肉の旨味を引き立たせます」(日沼さん)
材料(3〜4人分)
オレンジ(皮をむき薄皮を取り除く)……2個
オレンジの皮のすりおろし……1個分
酢漬けハラペーニョ (種とヘタを取り除いてみじん切り)……2個
玉ねぎ(みじん切り)……1/8玉
レモン汁……1/2個分
塩……小さじ1
オールスパイス(すり鉢などで粗く潰す)……10粒
オリーブ油……大さじ1
パイナップル×パンチフォロン
インドのミックススパイス、パンチフォロンを弱火で加熱し、完熟したパイナップルと塩を加え中火で4〜5分炒めてでき上がり。グリルした鶏もも肉とサンドイッチに。パンチフォロンにはマスタードが含まれるため、パンに塗ったディジョンマスタードとも好相性。
材料(3〜4人分)
パイナップル(みじん切り)……1/2個
パンチフォロン……小さじ1
塩……小さじ1/2
サラダ油……大さじ3
マンゴー×パクチー×唐辛子
「タイやインドなど、アジアをイメージしたソースです。作ってから1時間ほど寝かせておけば、唐辛子の辛さがなじみます。マンゴーの甘さが豚肉と合わせると、不思議とさっぱり食べられちゃう」(日沼さん)
材料(3〜4人分)
レモン汁……1/2個分
甘口唐辛子フレーク……小さじ1
塩……小さじ1/2
マンゴー(1cm程度の角切り)……1個
玉ねぎ(みじん切り)……1/8玉
フレッシュパクチー……5本
りんご×ジュニパー×ローズマリー
ジュニパーは甘い香りが強い。すべての材料を鍋に入れ弱火にかけ、りんごがしんなりするまで煮込んでソースの完成。塩とローズマリーで下味をつけたサーモンに、ソースとオリーブオイルをかけて北欧風の前菜に仕立てた。
材料(3〜4人分)
りんご(1cm程度の角切り)……1個
ジュニパーベリー(叩き潰す)……5粒
フレッシュローズマリー……1/4枝
砂糖……大さじ3
塩……小さじ1/4
白ワイン……大さじ2
すいか×ヨーグルト×ミント
中東や南アジアで食べられる肉料理「キョフテ」をアレンジして、ハンバーグ仕立てに。肉料理と相性抜群のクミンと、みずみずしいすいかをヨーグルトで混ぜ合わせ、ソースに仕上げた。 季節感たっぷりのソースがあるだけで食卓が華やぐ。
材料(3〜4人分)
すいか(種を取り除き1cm程度の角切り)……1/16個
フレッシュスペアミント……ひとつかみ(葉40枚くらい)
ヨーグルト……大さじ4
クミンパウダー……小さじ1/2
ブラックソルト……ひとつまみ
塩……小さじ1/2
(レシピ監修=日沼紀子さん)
出典
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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