名店「龍圓」に聞く。餃子は“酢”と“○○”で味わい尽くせ!
buono 編集部
- 2020年06月16日
餃子には欠かせない“酢”。しかし、その酢の使い方次第で餃子のウマさが何倍にも増すということ、ご存じだろうか!? 真の餃子ラバーなら身につけておきたい “お酢使いのテクニック”を、中華の名店「龍圓」店主・栖原一之さんに教わった。
酢だけ、さらには粒マスタード!?……目からウロコのお酢使い
ズバリ、栖原さんの考える餃子の一番おいしい食べ方は、「まずは何もつけずに食べて、次は酢だけをつけていただく。その後に粒マスタードをつけ、最後に酢と醤油の分量が1:1のタレで食べる」というもの。酢だけの食べ方はもちろん、粒マスタードをあわせるというのは、これいかに!?
その理由は「酢(酸味)が食材の“軽さ”と“甘み”を引き出してくれる」からだと栖原さん。酢は餃子の餡に含まれる豚肉やラード、焼くときの油(龍圓では米油)の脂分を “軽く”感じさせてくれるだけでなく、塩分の角を取り“甘さ”をも感じさせてくれるのだという。それゆえ、酸味の効いた粒マスタードも「餡の豚肉と相性抜群」なのだとか。なるほど……お酢使いは奥が深い!
おさらい!【龍圓・栖原さんオススメ】餃子を食す3ステップ
1.“酢”だけで食べる
まずは一口、何もつけずに食べてから、酢を少しつけて味わってみよう。そのステップを踏むことで“軽さ”や“甘さ”が感じられるはず。
2.“粒マスタード”をつけて食べる
次には粒マスタードを。餡の豚肉や野菜との相性は最高で、ポトフのような感覚でさっぱりいただける。なければマスタードで代用しても。
3.“醤油”をプラスするなら1:1で
定番の食べ方でも楽しみたいなら、酢と醤油の分量は1:1の割合が理想。ラー油は油っぽくなるので栖原さん的にはNGなのだそう。
栖原さん流・餃子の食べ方は、まさに驚きの連続。中でも粒マスタードには興味津々! 次の餃子タイムに早速、試してみたい。
DATA
龍圓
住所:東京都台東区西浅草3-1-9
電話:03-3844-2581
営業時間:12:00~14:00、17:30~20:30
定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌日休み)
(エイパブ編集部・ヨシダ)
出典
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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