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料理紳士のための釣りデビュー指南

新鮮な魚介類に舌鼓を打つ。
日本は四方を豊かな海で囲まれた島国だからこそ刺身や鮨など、生食文化が発達してきた。
そう、「釣って食べる」は日本人の特権なのだ!
美味い魚を求めて、いざ釣りに向かおうじゃないか!

乗合船は初心者にこそオススメ

当然ながら釣りをするには道具が必要だ。釣り竿、リール、糸、 針などの仕掛けに餌……。これまでに釣りの経験が無い人にとって、釣具店に行ったところで、 なにがなんだかさっぱりなのは当たりまえのこと。さらに釣りたい魚種によっても道具や仕掛け、餌は全く異なってくるとなれば、初めは経験者に付いていくことが一番の近道となる。

というのも、海にはあらゆる危険が潜んでいる。一歩間違えると命を危険に晒すことにもなりかねない。さらに釣り人としてのマナーや安全対策なども、初心者が知る術は少ないからだ。また、フグを筆頭に食べるだけでなく、触れても危険な毒魚だって海には多い。ある程度、基本的な知識を持ち合わせていないことには安全で楽しい釣りをすることはできない。

さて、目的はもちろんキャッチ&イート。自分で釣った魚を新鮮なうちに口にすることほど、贅沢な時間はない。しかし経験や知識もなく、ゼロから始めるのであれば、乗合船が手っ取り早い。岸から糸を垂らす釣りよりも、釣ることができる魚種も豊富になり、沖へ出て水深20メートルから30メートルほどの釣り場で釣るため、釣れる確率も高くなる。加えて、釣り竿やリール、餌まですべてが揃っているため、あらかじめ用意する道具は釣れた魚を持ち帰るためのクーラーボックスのみ。とはいえ、他の釣り客も同船するため迷惑をかけることはNG。あらかじめマナー程度は予習をしておこう。

乗合船釣りの流れとは?

乗合船釣りは何時ごろ港に行けばいいのか?何時間ぐらい船の上にいるものなのか?料理紳士たるbuono読者諸氏なら、そのあとの調理のためにも、スケジュールが気になるところだろう。

そこで海と釣りを愛する食のプロお二人の乗合船釣りに同行させてもらった。川崎の中華料理店『海王』西沢利一さんと、築地市場内で鮨屋を任された経験をもつ『つかさ丸』店主の石垣悟さんのお二人だ。

『海王』仕入部長 西沢利一さん。川崎の中華店海王で料理長兼仕入部長を担当。幼少期から釣りを楽しみ、いまでも趣味のひとつとする。
『つかさ丸』店主 石垣悟さん。築地市場内で鮨屋を任された経験を持ち、現在は川崎、蒲田などに自身の飲食店を数店舗経営。海で過ごすこと多々。

今回利用した船

神奈川県平塚市にある乗合船『庄三郎丸』。アジ、マダイ、マグロなど、ライトな五目釣りから本格的な釣りまで、様々な釣りを楽しむことができる。料金はおよそ1人1万円前後。貸し竿の用意もあり、初心者から玄人まで、そして子どもから女性までが楽しめる大型の乗合船だ。 貸し切り予約も可能なので、イベントとして団体で予約するのも楽しい。ウェブでは、最近の釣果もアップされているため要チェックだ。

向かった海はこちら

神奈川県に面した相模湾。マグロ、カツオ、シイラなど、季節によっては大型の回遊魚だけでなく、マダイ、アマダイなど高級魚の釣果も見込める魚種豊富なエリアだ。

さっそく流れを追ってみよう。

06:30 出船は夏期、冬期で異なるため要確認を。

他の釣り客もいるため、30分前には到着しておき迷惑とならないように。船に乗り込む際は、足場が狭いため極力荷物をコンパクトに。

07:00 最初の釣りポイントに到着したら実釣開始。

港から約30分ほどで最初の釣りポイントに到着。船長は魚群探知機で反応の高いところへ案内するため、釣り糸を垂らせば高確率で釣れる。

08:00 釣れた魚は活かさず、すぐに氷締めが基本。

夏場は特に船上の気温も高くなるため魚が傷みやすい。そのため、釣れた魚は活かすことなくすぐに氷締めすることをオススメする。

09:00 釣果具合によってポイント移動。

回遊する魚は一点に留まっているわけではない。ある程度、釣れたら次のポイントへ移動する。船長の「仕掛けを上げて下さい」が合図。

10:30 ポイント到着後、すかさず実釣開始。

船釣りではポイントを移動しながら釣るのが基本。船長が船を停めたら、水深、だいたいの釣れる深さを親切にアナウンスしてくれる。

11:30 持ち帰る魚の量にもちろん制限はない。

簡易釣り場や海上釣り堀では、いくら自分で釣った魚とはいえ持ち帰る数には制限が設けてある場合がほとんどだが乗合船は無制限。

12:00 釣りポイントを数カ所周る。

船長の経験と勘、そして魚群探知機を頼りに実釣、移動の繰り返し。仕掛けの変更などはポイント移動の際に済ませておくとスムーズだ。

13:00 太陽が高くなった頃に港へ帰船。

実釣時間はおよそ5〜6時間程度。早朝に出船し、昼頃には帰船するのが通常。自身の釣り座はキレイに清掃し、ゴミは極力持ち帰ろう。

 

取材に協力してくれた船はコチラ
庄三郎丸
住所/神奈川県平塚市千石河岸57-17
TEL/0463-21-1012
http://www.gyo.ne.jp/shou3
※ 出船時刻、休業日は変動するため随時ホームページを参照のこと。

初心者はどうやって釣ればいい?

初心者におすすめの釣り方は「ウイリー五目」と呼ばれる仕掛けだ。 ここでは仕掛けから餌の付け方までを細かく解説する。

効率重視のウイリー仕掛けとは?

簡潔に説明するとウイリー仕掛けとは、疑似針仕掛けのこと。ナイロンウーリーという手芸糸が語源で、釣り針にウールのような素材感のナイロンの糸を巻き付けることで水に浸った瞬間にふわっと膨れ、魚が餌と勘違いし食いつくというもの。

定番仕掛けは疑似針が1本、間隔をおいて、その下に空バリを付けた2本針での構成がほとんどで、下段の空バリに本物の餌を付けるのがセオリー。あとは餌カゴにコマセを入れて海中に落とし、ロッドをしゃくりながらカゴのなかのコマセを出しつつ魚をおびき寄せるだけ。カゴに入れたコマセにおびき寄せられた魚たちはウイリー針に反応し、一気に飲み込む。その下には本物の餌を付けることで疑似針がより本物に見えるのだろう。船釣りではベーシックな釣法だ。

おさえておきたい基本の釣り具

五目釣りとは、釣れる魚であればなんでも狙ってしまおうというレンジ幅の広い釣りのこと。魚種やサイズによっては強烈な引きを味わせてくれる魚もいるため、軟弱なタックルでは太刀打ちできないことも。そのため、オールマイティーに使える道具を選んでおくことも重要。また、ロッドに合わせるリールも同様、ひょんな大物にも対応できるほどのパワーと適度な糸巻き量のタイプを選んでおきたいもの。

長過ぎず短過ぎない2メートル前後がベスト。

釣りに慣れてくれば、今度は道具にもこだわりだすのがオトコの性。ロッドの柔軟性やリールの巻き味など細かなディテールにこだわりだすとキリがない。はじめは、自身のスキルに似合ったものをチョイスしておけば良いだろう。

覚えておきたい釣具のパーツ

ロッド(竿)

ロッドは2メートル前後の長さのものが扱いやすい。基本は五目釣りであるため、オールマイティーに活躍するタイプが良い。

リール

水深30メートル〜40メートルほどの沖合いで釣る場合、電動リールでなくても十分に対応できる。両軸タイプが扱いやすいだろう。

テンビン

ステンレス製の針金で作られたテンビン。カゴが水中に落ちていく際、仕掛けが カゴや錘と絡まらないように距離を保つための道具。

カゴ

コマセを入れるために必要なカゴ。水中に沈んだ際に小さな小窓から漏れるような設計になっている。詰め過ぎ禁物。

錘(おもり)

ウイリー仕掛けではビシと呼ばれるカゴと錘が一体化したタイプを使うことが多い。重さはおおよそ30から40号を使用。

ウイリー針

餌に見せかけた疑似餌針。ナイロン製の糸が針のちもとに巻き付けてあり、水中では糸が膨張し餌に見えるというからくり。

ナイロン糸で疑似餌が付けられたウイリー針の下に間隔をおいて付けられた針。この空針に本物の餌を付けることで疑似針が活きる。

アミコマセとオキアミで釣る

ウイリー五目釣りに使用する釣り餌は大きく分けて2種。ひとつは魚をおびき寄せるためのアミコマセと実際に魚に食いつかせるためのオキアミ。いずれも外見は馴染みのあるエビのようなカタチをしているが、実はアミと呼ばれるプランクトン。彼らが発する臭いが魚をおびき寄せる。水中では臭いだけでなく、身体の部位が光ることで魚にとっては、視認性が高い餌となる。

魚の大好物であるプランクトン。

出典

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buono 編集部

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使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。

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