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寶「抹茶ハイ」を使った悪魔のペアリング、5つのレシピ

ブームもあり、お酒を飲む時は緑茶や烏龍茶などのお茶割りにしている人も多いのでは?
料理家のロー・タチバナさんもどうやらその一人のようで……。

リッチな風味が楽しめる、お茶割りの新たな選択肢

専門店が人気を博し、缶チューハイも続々登場しているお茶割りの世界。家でも外でも楽しめるこの流れに、宝酒造から新たな刺客、寶「抹茶ハイ」が送り込まれた。2019年9月に発売された加糖タイプの寶「極上抹茶ハイ」を、味わいもパッケージデザインも一新し、さらに待望の無糖タイプに変更。抹茶本来の豊かな風味を生かしたリッチな味わい感じさせつつも、スッキリとした後味がどんな料理にも寄り添ってくれる仕上がりとなり、いま、じわじわと人気を上げている。

寶「抹茶ハイ」350ml(178円税抜)。アルコール分は6%と比較的おだやかなので、どんな料理にも合わせやすい。

 

詳細はこちら

 

「悪魔のレシピ」シリーズが好調の料理研究家ロー・タチバナさんも寶「抹茶ハイ」の魅力にとらわれている一人だ。普段から、家でも外でもお酒を飲む時はほぼお茶割りだというローさんだが、家飲みではなぜこの抹茶ハイを選ぶのだろう?

「どうしても食べることが仕事になってしまう部分があるので、お酒はできるだけ無糖で太りづらいものを選んでいます。その中でもこの抹茶ハイは、茶葉の甘み、苦味などの風味をダイレクトに感じることができるので、その個性に合わせて料理のペアリングもしやすいですね。ウーロンハイや緑茶ハイなどはイチから自分で作ることも多いんですが、正直、抹茶ハイは自分で作るよりも寶「抹茶ハイ」のほうがよほど美味しいので、いつも買っちゃいます。宝酒造さんの缶チューハイは、焼酎の素性がしっかりしていることもあって、クセなくスッキリと飲めるのも嬉しいですね」

そんなローさんに、抹茶ハイと料理のペアリングレシピを教えてもらったので、今宵の晩酌にぜひお試しあれ!

寶「抹茶ハイ」×森のポテサラ

ポテトサラダに抹茶を練り込むことで、かすかに香る風味をオンし、大人の味わいを演出。土に見立てた香ばしいパン粉と半熟玉子のコクにお酒が止まらなくなる!

材料(4人分)

じゃがいも……400g

〈A〉
マヨネーズ……大さじ2
酢……小さじ1
アンチョビ(みじん切り)……10g
塩……小さじ1/4
黒コショウ……適量
抹茶……小さじ1/2

ブロッコリー……80g
卵……4個
パン粉……適量

作り方

1 じゃがいもを中に火が通り、箸を刺せるようになるまで茹でて皮をむく。
※ラップに包み電子レンジ(600W)で7〜8分程度の加熱でも可。

2 1をボウルに入れ、マッシャーなどで潰したらAを加えてしっかり混ぜ合わせる。

3 鍋に水を張り沸騰させたらブロッコリーを湯通しして火を通す。取り出して水気をきったら2に合わせておく。

4 半熟玉子を作る。3の鍋に卵を入れ、5分30秒茹でて冷水にさらして皮をむく。

5 フライパンでパン粉を乾煎りにして全体的に茶色くなったら器に敷く。3のポテトサラダを盛り付け、上に4の半熟玉子、コショウをあしらったら完成。

ペアリングのポイント

ペアリングとしては一番オーソドックスで、料理に抹茶を取り入れることで寶「抹茶ハイ」との香りの橋渡しをする方法。ポテトサラダの裏にほんのり感じる抹茶の風味が、抹茶ハイをマイルドにしてくれる。

寶「抹茶ハイ」×ラビゴットソースの冷奴

いつもの冷奴を洋風でオシャレな一品に。野菜をたっぷり使ったラビゴットソースは肉や魚とも抜群に合うので、アレンジの幅も広がる。

材料(4人分)

玉ネギ……80g
ズッキーニ……130g
ミニトマト……5個
黄パプリカ……100g
絹豆腐(小サイズ)……4パック

〈A〉
オリーブオイル……大さじ2
白ワインビネガー……大さじ1
塩……小さじ1
黒コショウ……適量

作り方

1 玉ネギ、ズッキーニ、パプリカは3mm角のさいの目に切る(面倒ならチョッパーでみじん切りにしてもOK)。ミニトマトは1/8のくし切りにする。

2 1とAをボウルに入れて和え、ラビゴットソースを作る。

3 豆腐を器に盛ったら2のソースをかけ、コショウ(分量外)をあしらう。

ペアリングのポイント

生のパプリカとズッキーニのほのかな苦味と、玉ネギのピリッとした辛味、ビネガーの酸味、オリーブオイルの香りが重層的に味わえるひと品を、寶「抹茶ハイ」がスッキリと流してくれるので、最後まで飽きずに食べられる。

寶「抹茶ハイ」×牛すじののり塩煮込み

軟らかく煮込んだ牛すじを柚子コショウで爽やかに。動物性の風味に磯の香りが意外にも好相性で、 身体もぽかぽか温まるおつまみに。

材料(4人分)

牛すじ……500g

〈A〉
水……1L
顆粒だし……小さじ2
塩……小さじ2
日本酒……大さじ3
黒コショウ(ホール)……10粒
梅干し……1個

大根……500g
生青海苔(アオサでも可)……100g (乾燥アオサの場合は戻した分量)
柚子コショウ……小さじ1
黒コショウ(パウダー)……適量

作り方

1 鍋に水(分量外)を張って沸騰させたら牛すじを入れ茹でこぼす。牛すじを鍋に戻したら、Aを加えて弱火で2時間ほど煮込む。時々見て、水分が減ったら適量を足す。

2 大根を4cmの厚さで輪切りにしたら、皮をむいて面取りをし、十字に隠し包丁を入れる。1に加えて30分ほど煮込む。

3 火を止めて青海苔と柚子コショウを加え混ぜたら器に盛り、コショウ(パウダー)をあしらう。

ペアリングのポイント

スープにカツオと牛肉のエキスが含まれた濃厚な仕上がりなので、スッキリした寶「抹茶ハイ」との相性は言わずもがな。さらに海苔から香る海藻特有の風味が、抹茶の香りと一致することで、酒と料理がスッと入ってくる。

寶「抹茶ハイ」×彩り魚介の薬味よごし

スーパーで刺身盛り合わせを買ったものの、少しずつ余ってしまった、なんて時にはこの料理の出番。薬味たっぷりで食欲を刺激する。

材料(2〜3人分)

好みの刺身(5〜6種)……150g分
いぶりがっこ(たくあんでも可)……25g
ショウガ……10g
ミョウガ……1個
大葉……10枚
めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ1
オリーブオイル……大さじ1
すだち……適量

作り方

1 刺身といぶりがっこを7mm程度のさいの目に切る。ショウガはみじん切りに、ミョウガと大葉は千切りにする。

2 1をボウルに入れ、めんつゆ、オリーブオイルと和える。

3 器に盛り付け、くし切りにしたすだちをあしらったら完成。

ペアリングのポイント

薬味で抑えられつつも、かすかに残る魚介の臭みを寶「抹茶ハイ」がキレイさっぱり消し去ってくれる。寶「抹茶ハイ」は、寿司店で供されることも多い粉茶のように強い風味があるので魚介とのペアリングは定番と言える。

寶「抹茶ハイ」×プリンみたいなフレンチトースト

バタールに液をしっかりとしみこませることが重要。少し時間はかかるけど、しみこませて焼くだけなので調理自体は簡単! 気軽に店の味を楽しめる。

材料(4人分)

卵……3個
牛乳……185ml
三温糖(砂糖でも可)……31g
バニラエッセンス……少々
バニラビーンズ……5cm分
バタール……20cm分
バター……15g
サラダ油……大さじ1
メープルシロップ……適量
シナモンパウダー……適量
あんこ……適量
抹茶アイス……適量

作り方

1 ボウルで卵をしっかり溶き、牛乳、三温糖、バニラエッセンス、さやから取り出したバニラビーンズの種を加える。混ぜたらバットに流す。

2 5cm厚に切ったバタールを1のバットに並べ、ラップをして冷蔵庫で半日置く。裏返したらさらに半日程度置く。

3 熱したフライパンにバターとサラダ油を引き、2のバタールをごく弱火で片面10分ずつ焼く。最後にバタールの側面も焼いてカリッとさせる。

4 3を器に盛ったらメープルシロップ、シナモンパウダーをかけ、あんこと抹茶アイスをあしらう。

ペアリングのポイント

デザートなどの甘いものと抹茶との相性は言わずもがな。ご存知、羊羹や落雁など強い甘さのものとはさらに相性が良いので、シロップだけでなく、アイスやあんこを添えて、とことん甘くするのがペアリングの重要課題。

教えてくれた人

ロー・タチバナさん
様々な食に関するメディアやイベントなどをプロデュースする傍ら、著書「悪魔のレシピ(エイ出版社)」発刊とともに料理研究家としての活動も開始。現在著書は5冊に上る。その他、地方食材を活用したブランディング提案や講演、レストランジャーナリストとしても活躍。

出典

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PROFILE

buono 編集部

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使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。

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