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キャンプキッチンの作り方|アウトドア料理マスターに聞きました!

車に小さく収納して、キャンプサイトで大きく展開。しかも、調理もあと片付けも短時間に! そんなアウトドアキッチンの作り方を風森美絵さんに教えてもらいました。

文◉藤原祥弘 Text by Yoshihiro Fujiwara
写真◉矢島慎一 Photo by Shinichi Yajima
出典◉フィールドライフ 2020年春号 No.67

教えてくれた先生 フードディレクター 風森美絵

アウトドアに特化したフードディレクター。レシピ制作からシーン全体のスタイリングまでを手がける。画家・アートディレクターとしても活躍中。

食材は熱源から遠ざけ、
よく使うものを近くに!

「それでは、調理を始めます!」

車から荷物を出して瞬く間にキッチンを作り上げると、風森さんはさっそく調理にとりかかる。炭に火を起こし、スキレットを温め、傍らでささっと下ごしらえ……。

1時間もかけずに4品を作り上げたのに、作業テーブルの上は調理前と同じくきれいなまま。先生、どんな魔法を使ったんですか!?

「秘密は動線。動線が整理できれば移動時間が短くなります」

風森さんのキッチンはゆるいC型。Cの内側の離れた場所に焚き火台を設置するのがコツだとか。

「ナイフを使うのは作業しやすい高いテーブルです。この左隣にバーナー、右隣にクーラーから出した食材を下ごしらえするテーブルを置けば、一歩で次の作業に移れる。出番の少ない調理器具は遠くに置き、クーラーは焚き火の熱が届かない場所に置きます」

調理後の後片付けもみごと。パタン、パタンとテーブルをたたむと、あっという間に道具を軽自動車のラゲージに収めてしまった。

大きく使い、小さく収納!

「片付けのコツは、調理の空き時間にひとつひとつきれいにすること。道具はこまめに汚れを拭い、ゴミは種類ごとに分別しておけば、あとは積むだけ。鋳鉄類の整備も済ませておけば、帰宅後の作業も必要ありません!」

野外料理マスターのキッチンはこうなっている!

このキッチンなら1時間以内に4品作れます!

A ツーバーナー

メインの火器はバーナーヘッドが2口あるツーバーナーが便利。OD缶を使うものは低温下でも火力が安定し、CB缶を使うものはカートリッジを手軽に入手できる。

B スキレット

熱の散りやすい野外でも、分厚い鋳鉄製のスキレットなら鉄が蓄熱。肉や魚にしっかり熱を通せる。油をきちんと使えば焦げつくこともない。風森さんはロッジの10 1/4インチを愛用する。

C ランタン

メインの作業テーブルの前には、手元を照らすランタンを。目に直接光が飛び込まないよう、傘が光を切る高さに。手元とともにキッチン全体を照らせる光量があると夜間の調理も安心。

D ジャグ

調理と鍋類を手入れするための水を用意。「大型のジャグは便利だけど水汲みが大変です。キッチンペーパー&ウェットティッシュも併用すれば、少ない水でも清潔に調理できます」

E カトラリーセット&スパイスボックス

カトラリーのセットと調味料はそれぞれまとめてボックスに収納。「調理器具と調味料は、その日のレシピに合わせてチョイスします」風森さんは「アソビト」のツールボックスを使用。

F カッティングボード

薄手のものを複数枚併用し、これに加えて、取っ手のついた木製も愛用。「木製のボードはそのままサーブできるのでひとつあると便利!」ナイフはビクトリノックスの料理用を愛用する。

G 焚き火台&チャコールスターター

焚き火台はユニフレームのファイアグリルを愛用。「火床がフラットなので、火力調節が簡単で、鍋に均等に熱を回しやすい。炭の火起こしはスターターと着火剤があると便利です」

H ゴミ袋&洗いかご

青と赤の袋のなかにゴミ袋は複数展開し、分別しながら捨てていく。「ゴミはキャンプ場のルールに準じて仕分けしておくとあとがラク。使った食器は洗いかごに納めて最後に洗います」

I クーラー

イグルーのローラー付きモデルを愛用。「私は力がないので、ローラーとハンドルで牽引できるものを使っています。飲み物などは食材とは別にソフトクーラーに入れていくことも。

J ダッチオーブン

焚き火台と組み合わせるのはペトロマックスのダッチオーブン。底部に脚のないフラットタイプで安定感が高い。「蓋にも炭が載せられるダッチオーブンは野外料理の幅を広げてくれる」

K シングルバーナー

カートリッジにCB缶を使うものを愛用。「メインの料理はツーバーナーと焚き火台で作りますが、これらが調理でふさがると、お茶を沸かせない。ひとつバーナーをプラスすると便利」

【point】高・中・低のテーブルで快適クッキング

「調理を本気で楽しむなら、立って作業できる高めのテーブルは必須! まっすぐ立ったときにナイフが扱いやすいテーブルをセンターに据え、一段下がったテーブルにはツーバーナー、その反対側には食材を下ごしらえする低いテーブル、さらにクーラーと展開します。こうすればクーラーに収めた食材を下ごしらえして、高いテーブルで整え、ツーバーナーで調理する流れが生まれます」

【point】フラット焚き火台で火力自由自在!

「焚き火台はツーバーナーに連なるテーブルから少し離れた場所に設置します。食材を納めたクーラーやツーバーナーで作業する背中に熱が届かず、ツーバーナーでの調理中にも気軽にチェックできる距離感が良いですね。料理をメインに楽しむなら、火床がフラットな焚き火台が断然便利。炭の足し引きで手軽に火力調節ができ、スキレットやダッチオーブンの全面に均等に熱をまわせます」

【point】ウェットティッシュで除菌!

「野外料理ではだれもがキッチンペーパーを持っていくと思いますが、これにプラスすると便利なのがウェットティッシュ。乾いたペーパーでは拭えない汚れや肉汁などを拭き取りつつ除菌もできます。私は大きな水のタンクを持ち込まないので調理の必需品です」

【point】洗って帰れば楽チン! スキレットとオーブンは現地でお手入れ

「汚れたままでは持ち帰りづらいスキレットとダッチオーブンは、現地でお手入れまで済ませるのがおすすめです。まずは鍋肌に残った汚れをキッチンペーパーで拭う。それから少量の水を入れて火にかけ、汚れを浮かせる。汚れた湯をペーパーで拭い、乾かしてから表面に薄く油をひく。手入れが終わっていれば持ち帰りも収納も格段に楽になります」

1.まずキッチンペーパーを使って鍋の汚れを拭う。
2.少量の水を入れて火にかけ、汚れを浮かせる。
3.汚れた湯をペーパーで拭って、鍋肌を乾かす。
4.しっかり鍋肌が乾いたら表面に薄く油をひいて手入れは完了!

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PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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