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背負心地はもちろんギミックも多数! ミステリーランチの バックカントリー向けバックパック

文◎編集部 Text by Field Life
写真◎熊原美惠 Photo by Yoshie Kumahara

 

米軍特殊部隊やハンターなど、プロフェッショナルからも定評のあるミステリーランチのオフィスがあるアメリカ・ボーズマンは、ブリッジャーボウルなど世界的に有名なスキーエリアも至近。それゆえか、彼らには「8インチルール」なるものがある。8インチ=約20㎝。それだけ雪が積もれば会社を休んでいいというルールだ。そんな滑り好きが世に出すバックカントリー(以下BC)向けバックパックが使いにくいわけがない。

生地は320Dと強固ながら、板と干渉する箇所は840Dとさらに高強度。BCに必須のスノーセーフティギアの収納はもちろん、ライディングを妨げないウエストハーネスのデザインにも注目だ。とくにBCで使いやすいサイズのサドルピークではフレームシート入り無段階背面調整機能に、ヘルメットホルダーやサイドのツールホルダーなど、ほしいギミックが備わっている。いずれのモデルもグローブ装着時に操作しやすいバックルを採用し、ハイドレーションにも対応。ストレスなく雪と戯れるには、道具を見分ける眼も重要だ。

サドルピーク

ワンデイツーリングに十分な容量。メイン素材は320Dリップストップナイロン、板が当たる箇所はカーボンコーティングを施した840Dと、タフなつくりだ。

  • ¥29,700
  • 容量:25ℓ カラー:ブラック、テクノ
  • 重量:1.3kg

グローブをしたまま操作しやすいバックルを採用。

装着が容易でノーズを前側に引き込めるダイアゴナルがおすすめ(Aフレームでも装着可)。板が足に干渉しにくくなり高さも抑制。

ギアスペースは大型のショベルも収納できるサイズ感。

Dルート

リフト回しでゲレンデサイドのパウダーを狙うならこちら。背負ってリフトに乗っても気にならないボリュームながら、ショベルやドリンクなどの収納に便利なサイズ感だ。

  • ¥15,400
  • 容量:17ℓ
  • カラー:リザード、ブラック、テクノ
  • 重量:0.7kg

フルレングスのサイドファスナーが備わる。生地はサドルピークと共通。サイドアクセスを活かすためダイアゴナルのみ対応(スノーボードは未対応)。

荒天時に安心な雨蓋付き。本体は素早くアクセス可能なコードシステム。

 

サドルピークとDルートで板を背負う際はダイアゴナルを推奨している。板が前傾し、プッシュのたびに足が板に当たるストレスもなくなり、ノーズが木々に引っかかることも避けられる。

 

企画協力◎エイアンドエフ
TEL.03-3209-7575

MYSTERY RANCH

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フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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