フリック!8月号Vol.94『個人情報は誰のもの?』発売
- 2019年07月24日
フリック!8月号Vol.94『個人情報は誰のもの?』が、発売されています!
今月のフリック!も大増ページ継続中で、だいたい200円で、88ページの大ボリューム。
特集は、今気になる『個人情報は誰のもの?』
思い出してみれば、20〜30年前には個人情報に価値があるなんて考え方もなくて、雑誌の文通コーナーなどには、自宅の住所や電話番号がいっぱい載っていたものです。検索もGoogle Mapもなかったから、住所があっても行けなかったし。
つまり、それに価値を生じさせたのはGoogleなどのITメジャー。ITメジャーはそれに価値を生じさせることで世界的な大企業へど成長したというわけだ。
しかし、iPhone、スマホが誕生してからわずか10年で、その価値は現実社会を支配してしまうほどの力を持つに至った。なにしろ、もうGoogle、Facebookなどは国家を超えるほどの力を持つに至っている。
その巨万の富を生じさせているのは、我々の個人情報ではないのだろうか? 個人情報はITメジャーのものなのだろうか? それとも我々のものだろうか? そんなテーマで、Facebook、楽天などに取材させていただいた。
第2特集は、秋にローンチされるアップル製品の新OSのプレビュー。iPadOS 13、iOS 13、macOS 10.15 Catalinaなどのパブリックベータをインストールし(許可をもらって)レポートしている。
とりわけ、iPhoneのiOSから独立したiPadOSの変化が大きく、新しい使い方もたくさんあるので、ぜひ参考にして、使いこなしていただきたい。Slide OverやSplit Viewもとても便利になっている。
iPhoneはダークモードが素敵。小さな変化ではあるが、黒の濃淡に細かく気を遣ったデザインは、ファッショナブル。秋になって、iOS 13がローンチされたら、ダークモードが大流行しそうな気がする。
WWDCの前に比較的ひっそりと発売された新型MacBook Pro 13/15もレビュー。残念ながらお借りしたのがフラッグシップモデルではなかったので、ベンチマークはいまひとつパッとした結果はだせなかったが、おそらく現行ボディの最終モデルとなるであろうMacBook Proだ。熟成したモデルを好む人は買っておいた方がいいだろう。
ウェブでもレポートしたが、DJIのRoboMaster S1についてもあらためてとりまとめている。
そのほか、VAIO SX12、cheeroのUSB-C PD Charger 60W、Aftershokz・Aeropex、Celly Squiddy、AmazonのEcho Show 5、FileMaker Pro 18 Adovancedなど新商品も満載。
また、『ジャイアン鈴木のガジェット実戦投入!』『東京女的生活』『鞄の中身見せてください!』など、連載記事も好調。
こちらのリンクから、ぜひお求め下さい。
(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年8月号 Vol.94』)
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。