ポケモンGOのNianticが、世界をゲーム盤にする『CATAN(カタン)』の事前受付開始!
- 2020年07月02日
CATANってボードゲーム、ご存じ?
NIanticが、Ingress、ポケモンGO、ハリーポッターWizards Uniteに続く位置情報ゲームとして、『CATAN(カタン)』の準備をしていることを発表した。
もちろん、Nianticのリアルワールド・プラットフォームを利用したものとなる。
CATANは1995年にドイツで生まれたボードゲーム。無人島に入った入植者として自分の土地を繁栄させる。
(写真はAmazonより)
筆者も一度ボードゲームの会にお邪魔した時にプレイしたことがあるが、初めてやってもけっこう白熱した。面白いボードゲームだった。
近々ベータ版の提供がスタートするとのことで、興味がある人はPRE REGISTRATIONしておいた方がいいだろう。
CATAN — WORLD EXPLORERS
https://catanworldexplorers.com/
どんなルールになるのか?
Ingressの面白かった部分のひとつに、現実世界の一部(ポータル)を使ったパズルゲーム的存在であるということがあった。広域CFもそうだし、いかに効率良く歩きながらCFを作るかという部分もそうだし、サーキュラー型多重CFを作るなど、その最たるものだった。対して、ポケモンGOや、ハリー・ポッター:魔法同盟、(他社だが)ドラクエウォークにはそういう要素はない。
カタンのようなボードゲームの面白さを位置情報ゲームと組み合わせると、そういうパズル性が生じるのではないかと思うと楽しみだ。
一方、CATANの土地の争奪戦であるという面はどう反映されるのかも気になる。Ingressの時の経験からすると、『土地』というものがからむと、人は異常なほどの執着や、敵対意識を見せたりするし、自宅の土地が他人によって争奪されることを不快に思う人も多い。そのあたり、一番よく知っているのはNianticだから、上手く処理されているとは思うが、気になるところ。
ローンチが楽しみだ。
(ちなみにタイトルカットにはSan FranciscoのSalesforce TowerとTransAmerica Pyramidが見えるのだが、フライオーバーで見てもこの位置にそれっぽい公園は見当たらない。架空の公園だろうか?)
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。