アップルM1 Macその異次元の速度を体感! 様々な速度テストと注意点
- 2020年11月18日
旧システムに対して、絶対的に欠けている部分もある
そういう意味では、今新たにMacを使い始める人にとってはほとんど問題はないし、Windowsから移行する人も問題はないと思うが、昔からMacを使っていて、たくさんのファイルやアプリを日々使っている人は、旧環境を保持しつつ、慎重に移行することをお勧めする。
また、M1の性質上、メモリーは16GBまでだし、eGPU(外付けGPU)は使えないし、ディスプレイも外部接続できるのは1枚だけという制限がある。ポートも2ポートまでしかサポートされない。
次のクラスは、MacBook Proの上位モデルやiMacに対応する、M1チップの上位版(M2? M1X?)となることだろう。チップの中のコアの数を増やしていくのか、それともM1を多数積むことで対応するのか(その場合メモリーはどこに積むのか?)わからないが、またこのM1の性能をはるかに越えるマシンが登場することは間違いないだろう。
登場は、エンジニアの集まる来年6月のWWDCか、それとも来年のこの時期か。
これからMacが楽しみで仕方ない
実際にテストしてみても実に素晴らしいパフォーマンスだった。しばらく、このM1 Macが圧倒する状況は変わらないだろう。
しかも、まだローエンドモデル。
本格的なプロユーザーは、ローエンドマシンでは移行できないという人も多いだろう。そのあたりの方は様子するしかないだろう。現状ではアプリの対応など若干不足している部分もある。
とはいえ、素晴らしい性能に酔いしれてしまう。Macの明るい未来がとても楽しみだ。
現状のマシンの処理速度に、不満を持っている方、『試しに買ってみる』ことのできるベテランユーザーの方は、ぜひこのM1 Macを購入して体験してみたていただきたい。新しい世界へのトビラが開く音が聞こえるはずだ。
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。