サーフボードのサイズとボリュームは何を意味してる？｜サーフィンの基本

サーフボードを制作するシェイパーは、乗り手の体格や好みのタイプ、普段乗っている波のコンディション、レベルなど、さまざまなことを想定しながらサーフボードを設計しており、そのとき、サーフボードの主要なパーツを数値化して管理を行なっている。つまり、言い換えれば乗り手であるサーファーは、その数値を知ることができれば、サーフボードの特徴を捉えやすいということになる。

とはいえ、細かな数値をすべて把握することは、一般ユーザーにはなかなか難しい。そのため、最低でも知っておきたい数値をチェックしておくようにしよう。その最低限の数値化された情報は、ほとんどのサーフボードの場合、サーフボードのデッキ部分かボトム部分に記載されている。サーフボードの長さ、幅、厚みの3つだ。そして、近年はその3つに加え、ボード全体の容量を表すボリュームも記載されている。これはリットル数で記されていて、ボードの形が変わっても、ボリュームを見ればそのボードの浮力がだいたいわかるだろう。

大切なのはサーフボードの長さ、幅、そして厚み

サーフボードで最も重要な数値化された情報は長さ、幅、厚みだ。その3つを合わせてスペックやディメンション、サイズと呼ばれている。この数値を知ることが、そのボードの特徴を知るための第一歩。
サーフボードを仔細に見ていくと、デッキかボトムのどちらかに小さく数値が記載されているのがわかる。それこそシェイパーからのボード情報なのだ。主にディメンションやボリューム、シェイパー名などが書かれている。

フィート＆インチ対応表

下のフィート＆インチ対応表を参考にして、自分の相棒の基本情報を把握しておこう。

※1（’ 1フィート）＝30.48センチメートル　1（” 1インチ）＝2.54センチメートル　1’＝12”として計算

長さ

幅

厚み

シェイパーは各パーツを数値で測りながらサーフボードを制作している。乗り手であるサーファーがその中でも知るべきことは、ボード全体のサイズとボリュームなのだ。