サーファーズハウスの間取りって? 海を感じる快適な暮らし
FUNQ NALU 編集部
- 2021年07月26日
INDEX
サーファーであるということが、生活スタイルに滲み出ている人々の自由な暮らしをのぞいてみよう。
◎出典: サーファーになる本 改訂版
キーワードは「リラックス」や「心地よさ」
海に行けない時間も、海を感じて暮らしたい。サーファーならきっと、誰もがそう思っているはずだ。でも、具体的にどんな家に住めば「海を感じる」ことができるのだろう。
お手本にしたいのは、カリフォルニアやハワイの海辺に建つサーファーズハウス。潮風にさらされて、程よくエイジングした木造の平屋なんか最高だ。芝生の庭に面した屋外には屋根付きのポーチがあって、そこでボードの手入れをしたり、時には家族や仲間とバーベキューをしたり。家の中は決して広くはないけれど、天井が高く開放的で、リビングにはお気に入りのサーフボードが飾られていて……。
そんな「リラックス」や「心地よさ」をキーワードにした家こそ、理想のサーファーズハウスといえるだろう。日本人は家の大きさや部屋数の多さにこだわりがちだが、むしろ家はコンパクトにして庭を広げるとか、部屋数を減らしてリビングに開放感を持たせるとか、「余白」を大切にすることをお勧めしたい。
また、シンプル&ナチュラルであることもサーファーズハウスの鉄則。そこに自分なりのカスタマイズを加え、味付けしていくといいだろう。家は建てて終わりではなく、育てていくもの。いつかは自分らしくて居心地のいいサーファーズハウスを作り上げてみたい。
▲自分流のカスタムで使いやすい家に。ラックを駆使した“見せる収納”。これなら、思い立った時にサッとギアを用意して海へ向かうことができる
Check1:サーフボードを愛でるリビング
サーファーっぽさを求めるならリビングの天井は高く開放的に、そして、はりなどの骨組みをあえて見せる構造がお勧め。お気に入りのボードをディスプレイしてソファでくつろぎながら鑑賞したい。
Check2:風と一体になれるデッキ
サーファーは、自然との間に壁を作らない。家の中と外をつなぐ「カバードポーチ」やウッドデッキがあれば、より心地よい暮らしが楽しめそうだ。風を感じる空間で、海上がりの時間をゆったりと過ごしたい。
Check3:遊び道具を放り込むスペース
場所を取りがちなロングボード、シーズン外のウエットスーツなどを収納できる専用スペースやガレージがあると便利。波に合わせてチョイスできるよう、ボードはすぐ取り出せる場所に置いておきたい。
Check4:海上がりに快適な屋外シャワー
海まで自転車や徒歩でアクセスするサーファーにとって、屋外シャワーは必需品。ウエットについた砂や潮をここで落としておけば、バスルームの汚れを最小限に抑えられる。
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。